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障害を抱え生きる悩み

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#統合失調症改善

精神障害ピアサポーターによる心と体の無料電話窓口を始めました!

精神障害ピアサポーターによる心と体の無料電話窓口を始めました!

こんにちは、あまたつことおおさわです!
僕は愛知県公認のピアサポーターです!ピアサポーターってなんだよ!と思われたのかもしれません。

ピアとは仲間や支え合うという意味があります。
障害を抱えた経験から寄り添うことを目指します

僕自身、アスペルガー症候群(自閉スペクトラム症、ASD)やADHD気質(診断はなし)、躁うつ病(双極性障害)、統合失調症、不安障害を抱えており、希死念慮に悩まされた経験が

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うつ病、統合失調症の体験談を話すと誰かの学びに繋がっていく

うつ病、統合失調症の体験談を話すと誰かの学びに繋がっていく

こんにちは、あまたつです!
病気の話なんて学びに繋がらないと思われるかも知れません。しかし僕の経験として闘病の話は医療従事者や看護学生、障害を持つと関わる人にとっては学びになりうることがあります。

僕は講演家として看護学生や医療従事者の方に向けて闘病の話をパワーポイントを使ってすることがあります。
うつ病や統合失調症で苦しんで、病院のサポートなどでリハビリして回復した過程を話しています。

看護

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悩みがちな僕は悩みと付き合うことに決めた。

悩みがちな僕は悩みと付き合うことに決めた。

こんにちは、あまたつです。
僕は悩み症(自称)でいつも人生を悩んでしまいます。次の仕事を何にしようかとかずっと考えてしまいます。

学生時代は悩みも少なく直感でこれ!と決めたら行動するタイプで今とは違っていました。

双極性障害(躁鬱病)や統合失調症、アスペルガー症候群という人生の重りを抱えてから、人生の舵取りを迷うようになりました。

この会社だと電車通勤で体力に心配だとか、障がい者が多いけど業

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窓ガラス越しに吠えてくる犬を見るたび、統合失調症のトラウマがふと頭をよぎる。

窓ガラス越しに吠えてくる犬を見るたび、統合失調症のトラウマがふと頭をよぎる。

こんにちは、あまたつです。
トラウマって予期しないところから出てきますよね。僕の場合はかなり特殊なところからふとよぎることがあります。

僕の通勤路に一軒変わった家があります。チワワが窓ガラスから覗いていて人が通る度に吠えてきます。当然、僕もその家を通ると吠えられます。

なんでそんなに吠えるんだろ、何かストレスが溜まっているのか、散歩はちゃんと行っているのか、ただ単に構ってほしいだけなのか。

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障害を抱えながらも「稼がなくちゃ」と焦る僕を救ったのは。

障害を抱えながらも「稼がなくちゃ」と焦る僕を救ったのは。

こんにちは、あまたつです。
僕は統合失調症と躁鬱病を抱えて、障がい者が働くB型作業所で働いています。B型作業所は工賃が最低賃金以下の200円弱だったりします。

人間関係も良好だし、ずっと働けたらなと思っていましたが母から「30歳くらいになったらちゃんと働かないとね。私介護職できついんだからね」と言われました。

稼がなくては。その気持ちは段々強くなっていきました。

映画を観てセラピストになりた

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健常者に統合失調症は偏見を持たれてると思うことも逆差別に繋がる

健常者に統合失調症は偏見を持たれてると思うことも逆差別に繋がる

こんにちは、あまたつです。
日頃、統合失調症に対する偏見をどうすればいいか悩んでいました。

統合失調症が告白しやすい社会にするにはどうすればいいのかを考えていました。もちろん統合失調症の理解は薄いのが現状ですが、偏見を持たれてると思い込むことも危険かなと思いました。

『実は僕、統合失調症なんです!』の連載で統合失調症で実例を出し多くの人に届きました。「統合失調症ってこんな病気なんだ」と知っても

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病気も怖いが社会から必要とされなくなるのも怖い

病気も怖いが社会から必要とされなくなるのも怖い

こんにちは、あまたつです
僕は統合失調症や躁鬱病などを抱えています。体調が悪くなった時は死と向き合うことになります。

もちろん病気で苦しむのはつらいですが、「あなたはもう働かなくてもいいです」と言われたら嬉しい半分怖さを含んでいます

僕は現在、障がい者が働くB型作業所で週3、4日働いています。障害があっても働ける、自分を必要としてくれる居場所があるんだなと思っています。

しかし統合失調症が再

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障がい者だって働く中で強みがあります!

障がい者だって働く中で強みがあります!

こんにちは、あまたつです
障害を抱える人は「仕事ができない」「能力が低い」と思われがちです。

確かにそんな側面はありますが、日々障がい者に囲まれながら働くうえで「これって働く強みなんじゃないの」と感じたことがあったので書いていきます

僕は今B型作業所と呼ばれる施設で働いています。躁鬱病や統合失調症といった精神障害や知的障害、身体障害を抱える人達と日頃過ごしています。

作業内容でブドウ糖の飴を

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『実は僕、統合失調症なんです!』あとがき

『実は僕、統合失調症なんです!』あとがき

こんにちは、あまたつです。
『実は僕、統合失調症なんです!』の連載は今回で終わりです。あとがきで締めたいと思います。

僕が『実は僕、統合失調症なんです!』を始めたきっかけは『ツレがうつになりまして』のコミック版を読んだことです。うつ病は知られ始めたのに統合失調症はまだ知られてないと感じたからです。

統合失調症になって苦しんでいても、「統合失調症と告白したら変な目で見られるんじゃないか」と思い悩

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『実は僕、統合失調症なんです!』障がい者意識が芽生えた僕は偏見に葛藤する。

『実は僕、統合失調症なんです!』障がい者意識が芽生えた僕は偏見に葛藤する。

こんにちは、あまたつです。
今回は障がい者と偏見というテーマでやっていきます。僕は統合失調症の他に躁鬱病やアスペルガー症候群などを抱えています。それらを自覚した時はまだ障がい者意識を持っていませんでした。

統合失調症を発症し生活してから「自分は障がい者なんだ」と自覚するようになってきました。

障がい者枠で一般企業で働いていた時はうつに悩まされながらも、健常者と変わらずに働けていたので障害はある

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『実は僕、統合失調症なんです!』時給200円弱の障がい者の僕がお金か健康かの選択を考えていきます。

『実は僕、統合失調症なんです!』時給200円弱の障がい者の僕がお金か健康かの選択を考えていきます。

こんにちは、あまたつです。
『実は僕、統合失調症なんです!』シリーズやっていきます。時給が200円弱と聞いたらどんなブラック企業だよ!と思う方もいると思います。しかし一般企業で働けない障がい者のためにB型作業所という福祉施設があります。

今回は統合失調症を背負いながら働く葛藤など僕の体験を書いていきます。こういう風に働いてるんだなと知ってもらえると嬉しいです。

僕は閉鎖病棟に三ヶ月入院し、退院

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『実は僕、統合失調症なんです!』障がい者がリハビリする作業療法って何?

『実は僕、統合失調症なんです!』障がい者がリハビリする作業療法って何?

こんにちは、あまたつです
今回も『実は僕、統合失調症なんです!』シリーズやっていきます。今回は作業療法についてです。作業療法って何?と思う方がほとんどではないでしょうか。

なぜ作業療法について語るかというと、統合失調症は幻覚や誇大妄想だけではなく集中力や記憶力など脳の機能が落ちたりします。作業療法は入院中や退院後、心身をリハビリするために大切なことです。

僕自身、精神科の閉鎖病棟に入院中は作業

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『実は僕、統合失調症なんです!』居場所がない障がい者の憩いの場はどんなとこ?

『実は僕、統合失調症なんです!』居場所がない障がい者の憩いの場はどんなとこ?

こんにちは、あまたつです。
『実は僕、統合失調症なんです!』は統合失調症に詳しくない人向けに作ってます。統合失調症の方には共感できる内容になってます。今回は障がい者の憩いの場を語っていきます。

障がい者の方の生活ってあまり知る機会がないですよね。障がい者の方の憩いの場は主にデイケアや地域生活支援センターです。その二つの施設を中心にどんな生活か語ります。

デイケアや地域生活支援センターは施設によ

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『実は僕、統合失調症なんです!』閉鎖病棟退院後の生活はきついけど、楽しいこともあるさ。

『実は僕、統合失調症なんです!』閉鎖病棟退院後の生活はきついけど、楽しいこともあるさ。

こんにちは、あまたつです
『実は僕、統合失調症なんです!』シリーズ連載していきます。この企画は統合失調症を知らない人向けに書いています。もちろん統合失調症を抱える人は共感できる内容となっています。

今回は閉鎖病棟退院後の生活を語ります。統合失調症は退院したからといって寛解(症状が出ていない状態)しない場合が多いです。統合失調症の症状にはいくつかの段階があるで接し方を知ってもらいたいです。

僕は

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