窓ガラス越しに吠えてくる犬を見るたび、統合失調症のトラウマがふと頭をよぎる。
こんにちは、あまたつです。
トラウマって予期しないところから出てきますよね。僕の場合はかなり特殊なところからふとよぎることがあります。
僕の通勤路に一軒変わった家があります。チワワが窓ガラスから覗いていて人が通る度に吠えてきます。当然、僕もその家を通ると吠えられます。
なんでそんなに吠えるんだろ、何かストレスが溜まっているのか、散歩はちゃんと行っているのか、ただ単に構ってほしいだけなのか。
そんなことを思っている間、ふと思っているとチワワと自分と重ねてしまうことがあります。
僕のブログをよく読む人なら知っていると思いますが精神科の閉鎖病棟にうつ病と統合失調症で入院していました。保護室と呼ばれる独房のようなところに入ってました。
孤独でした。
唯一のコミュニケーションは食事や薬、水を運ぶ看護士さんとの軽い話だけでした。
保護室から顔が見えたら看護士にとにかく声をかけていました。叫んでました。暇すぎて辛かったんです。
孤独な日々に生きていくのが耐え難かったトラウマは今も残ってます。
そんな経験を持つ僕は人を見ると吠えて続けるチワワに自分と重ねてしまったのかもしれません。
時間も経っていきトラウマが薄まってきたのか勤労意欲が増していきました。
チワワを見てもどこか俯瞰した目で見れるようにもなりました。
窓ガラスから吠え続けるチワワを見ても「あのときは辛かったね」と自分で向き合えるようになってきました。
トラウマは完全には消えてないけど少しは楽に生きられるようになりました。
トラウマを乗り越えて生きやすくなれればなと思います。
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