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#小説
旅行記 | 東京から和歌山。小説の舞台を巡る女のひとり旅①
旅の始まり、早速新幹線の揺れに酔っている。4月某日、新大阪へ向かう新幹線のぞみの指定席は満席だった。
私は窓側に座り、隣には男の人が座った。音を一切立てない、黒縁メガネにマスクでゲーマーな彼は、右手の親指以外、ほとんど動きがない。静かだという点で、なんとも私好みだ。
有り難い人の隣になったわ、と幸運を噛みしめるついでに豆腐ドーナツを食らい、プラックの缶コーヒーを飲む。時々、窓
【書評】三島由紀夫『豊饒の海』を読み、やっぱり天才なんだとさらに実感した。
ロッシーです。
三島由紀夫『豊饒の海』全4巻(新潮文庫)を完読しました。
「いや~読んだ~!」という感じです。精神が満腹状態です。
この記事を書く前から、「これは書評にならないな~」と自分で予想がついています(笑)。この大作をまだ消化しきれていませんし、そもそも私の拙い文学解釈力で消化できるとも思えません。
でも何か書きたい!書かずにはいられない!だからとにかく書きたいように書きます(笑)
嫁がパンケーキにいちごのポッキーを挿した。現代詩。
さりげなく
なんか
さりげなく
パンケーキに
いちごのポッキーを
さす。
一本
2本
3本。
さす。
さす。
さす。
なんか
ラップを剥がします。
嫁はラップを剥がします
ぼくは
笑います。
なんとく
笑います。
嫁のために。
笑います。
ろく
ふだん
わらわないのに
よめのために。
笑います。
ほんとうに
なんで
わらってるのかな。
スティー
【小説】 蒼(あお)〜彼女と描いた世界〜 第15話
第15話
それから四、五時間ほど歩き続けると、ウィリアムが言った。
「なんか、この地面グニャグニャしてないか?」
話しかけられたので、オリバーは答えた。
「地面? 何もさっきと変わらないけれど」
「ふふふ……」
ウィリアムが笑い出した。
「何だ、ここ。ぶふっっっ。くっくっくっっ」
笑っているのを見て、オリバーはすぐに幻覚を見ているのだと気がついた。
「おいおい、勘弁してくれ。二人も見きれない。僕
『新しい扉』/オラオラするTシャツ手触り【#毎週ショートショートnote】
※『軽いジャブ』/お題「イライラする挨拶代わり」で創作した
ショートショートの【続編】としてもお楽しみいただけます
(もちろん、単体のショートショートとしてお読みいただいても可)
◆お題「イライラする挨拶代わり」で創作した410字のショートショート
の記事はこちらです。↓ お時間があったら、ぜひ先にご一読ください。
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