一人称単数

「あなたはハルキストですか?」という問いがあったとして、

1.そうだ
2.どちらかといえばそうだ
3.どちらかといえば違う
4.違う

の選択肢があるなら私は多分2だと思う。全部ではないけど、半分くらいは読んだんじゃないかな。
個人的に、村上春樹の作品は小説よりもエッセイが面白いと思う。『小澤征爾さんと、音楽について話をする』とか『国境の南、太陽の西』とか。

先に言っておくと小説ももちろん好き

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本: 『一人称単数』 村上春樹著 文藝春秋刊

長きにわたり習慣にしていることがある。村上春樹の本が出たら、初版を買うという行為だ。

土曜日、ジムの帰りに新宿の紀伊國屋へ寄った。仕事の本を探そうかなと思ったから。店内を入ってすぐのところで平積みの村上春樹の新刊が目に飛び込んだ。新しいのが出ているなんて、知らなかった。新型コロナの騒動が始まってからというもの、毎日、その関連の論文とニュースと野球くらいしか見ていなかったので、世間のことがよくわか

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ありがとうございます!

一人称単数/村上春樹 読書感想文

村上春樹/一人称単数 読了しました。
感想を書いていきたいと思います。

1人称単数は、
以下の8作からなる短編集です。

石のまくらに
クリーム
チャーリー・パーカー・プレイズ・ボサノヴァ
ウィズ・ザ・ビートルズ With the Beatles
「ヤクルト・スワローズ詩集」
謝肉祭(Carnaval)
品川猿の告白
一人称単数

8つ集まることで、1枚のレコードのように1つの世界を作っています

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朝、家の本棚を眺めていて。

家の本棚。引っ越ししてから痴人の愛を読みたいと思って早2ヶ月。谷崎潤一郎は陰翳礼讃しか読んだことがないからこれは読んでおきたい。夏目漱石もこの年になってやっとまともに読めるようになった。(坊っちゃんでさえ読めなかったんだから呆れる)
純文学って芸術作品なんだもんね。絵をみて音楽を聴くように、純文学に触れるのは今とくに自分に必要なことのように強く感じます。映画やお芝居はまとまった時間がないからまだ難

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「日本一心」を思い出した

書評行きます!

「一人称単数」 文藝春秋 2020年出版 240P 村上春樹著

(以下、読書メーターに書いたレビュー)

「文學界」の表紙で見た「ヤクルト・スワローズ詩集」がずっと気になっていた。関西出身の著者はヤクルトファンで東京生まれの私は阪神ファン。巨人だけはどうしても、ですよね。バードを聴きながら読書すると時間が飛ぶ。クリームが「至高」の意味だと知ったのは昨年。クラプトン以外のふたりの

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感謝!!!
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2020年夏版アビーロードみたい。

“一人称”という切り口の虚構が、記憶、死、性と愛の意識が非現実と現実の狭間で揺れ、呼応し発熱する。
通り過ぎる日常の景色と実感がリンクし不確かさを整え、私という「単眼」が退く。
後半の謝肉祭→品川猿→一人称単数のフローがヤバい。ライブなら飛ぶセトリ。
其々の物語が堂々と感性を迸らせて、この人の書く「僕」の音に鈴が鳴る。人生の甘いクリームを舐め水辺で震えた、いつか家にもI 🖤NY 猿は来るかな

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٩(ˊᗜˋ*)وイェ-イ!。:°ஐ..♡*
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村上春樹的近況

村上春樹は、ファンがハルキストと呼ばれているとちょっと違和感を感じ、村上主義者というのはどうだろう、と、『村上さんのところ』(新潮社)の中で提唱していた。
じゃあ37年来の村上主義者だよ、と思ってるわたしは、勿論、これまで村上春樹の新刊同様、『一人称単数』(文藝春秋)も、発売日に買った。買わなくたって、所収の短編8篇のうち7篇は、既に「文學界」に掲載されていた時に買って読んでいたので、再読だ。表題

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是非他の投稿も読んで下さいね!
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#12 20.08.03.

56.少し前、Twitterで変な女オタクと知り合った。情緒は不安定だし言動は不審だしと、まず間違いなく変人だった。しかし彼女の悩み、とりわけコミュニケーション面での悩みは、その点においてはきっと同程度に頭のおかしいのだろう僕のそれとも一致していたので、時折いらつくことはあったものの今の今まで交遊を続けている。人間とはコミュニケーションを通じてでしか接することができない。その人間に対してコミュニケ

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このコメントって全10種類のランダムらしいです
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読書日記42

アフターダーク

 村上春樹の長編で1Q84のちょっと前の刊行になっている。今までより第三者的に書かれているがちょっと直喩の表現が多すぎてちょっと苦手な小説だったけど、読書日記を書いていて読んでみると読みやすくなっていた。そこら辺は不思議なんだけど、前より雑味がなくなったというかそこら辺は本当に不思議な感じがある。

 主人公というか話の中での主人公らしき女性というのはマリという女性で姉のエリと物

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ありがとうございます
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気まぐれ小説紹介NO.1『海辺のカフカ』

こんばんは。まりるです。

今回は、タイトル通り本の紹介をしたいと思います。
小学生時代担任の先生が教えてくれた『きよしこ』という本を読んでから、多い時は月に3~4冊読むほど本が好きです。
(いずれ「きよしこ」も紹介できたらと思っています。)

全くもってビジネス観点の記事ではない上にまとまりのない感想文ですが、
日頃の投稿の息抜き程度に見ていただけると嬉しいです。
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