Katoshotaro

好きな小説はニューロマンサーです

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最近の記事

歩行派だってがんばってるんだよォ

私は暇人なので、どこかに出かけるときは、片道5kmぐらいまでは徒歩で行く。 興に乗っているときなら、片道20kmまではOKだ。 だから私は自分のことを「歩行派」と呼んでいる。 * 片道20kmになると、行くのに4時間以上かかる。 歩行派のくせに、私は歩くのが遅いのだ。 よって、昼飯を食う約束のために朝の8時前に家を出ることになる。 で、昼飯を食って、家に帰ったら夜になっている。 一日が歩行で始まり、歩行で終わっている。 そう聞くとつまらなそうだが、歩行自体レジャーの感が

    • 自己開示

      名前:加藤正太郎 生年:1984年 職業:ぞうりとり 身長:172cm 体重:95kg 趣味:細長い公園を散歩 特技:人のしゃっくりをとめる いい感じの本:トーマス・ローウェル「海の鷲 ゼーアドラー号の冒険」 このノート:随筆、日記 ブルースカイでフォローしているういろうさんが、「何か書いてみたら?」とおすすめしてくれたので、がんばろうという気持ちになりました。 この場を借りてお礼したい。 目標:渡辺くんが河童にさらわれた小説を完成させる 占い: 昔、某山を観光してい

      • 野球部は怒鳴られたり脅されたりしながら熱心に練習していてものすごく偉い

        私は三週間に一度、髪を切りに行くのだけど、そのとき床屋さんでテレビが見れるのをちょっと楽しみにしている。 我が家にはテレビがないので、テレビチャンスは銭湯か床屋に行ったときだけである。 * そのテレビで、スポーツをすると長生きできるかという話があった。 対戦相手がいるスポーツが良いということらしい。 たぶん、運動不足よりも孤独が健康に悪いのだろう。 * 自分は父のすすめで小学校と中学校で野球をやっていたのだけど、おそろしくつまらないし、コーチは怖いし、全然うまくならな

        • この世には小さいサラダ油を必要とする人だっているんです!

          いつも1L入りのサラダ油を買っていたのだが、ふと 「サラダ油って、どれぐらい保管できるのだろう」 という疑問が湧いた。 サラダ油のラベルを確認すると、 「開封後1~2ヶ月で使い切ってください」 と書いてある。 * 困ったことになった。 私は1Lの油を消費するのに半年か、少なくとも3ヶ月はかかる。 これでは酸化しまくりではないか、油。 そもそも、1Lの油を買っているのが原因である。 一人暮らしにやさしいサイズの油を買おうと決心したのだった。 * それで分かったのが、

        歩行派だってがんばってるんだよォ

          コーヒー事件について思った(安楽死が合法の国で起こっていることの話)

          児玉真美の「安楽死が合法の国で起こっていること」を読んでいたら、コーヒー事件なる記述があった。 * オランダの女性が「もし自分が介護施設に入らないといけなくなったら、安楽死させてほしい」という書類を作成していた。 実際、認知症が進行して介護施設に入ったので、安楽死させることにした。 前処理として鎮静剤入りのコーヒーを飲ませ、死に薬を注射をしようとした。 すると鎮静剤の効きが悪かったのか、老婦人が抵抗する様子(腕を引っ込めた)だったので、まわりで抑え込んで、そのまま注射した

          コーヒー事件について思った(安楽死が合法の国で起こっていることの話)

          夢に閉じ込められたときも大丈夫、この判定方法があればね。

          これは大変役立つ知識だと思うのだが、私は「夢に閉じ込められていることに気づく方法」というのを知っている。 夢に閉じ込められるというのはどういうことかというと、それは目が覚める夢を見ることから始まる。 当人は起きたつもりなので、そのまま夢の中で生活を始めるのだが、しばらくするとなにかしら違和感があり、まだ自分が夢の中にいることに気づく。 それでもう一度覚醒を試みるのだが、その覚醒も夢であることが多く、また夢の中で生活するはめになる。 私は中学に入った頃からこの現象に悩まさ

          夢に閉じ込められたときも大丈夫、この判定方法があればね。

          個性的な犬、ダンゴムシと女子高生に執着する

          私が子どものころ、我が家には一頭の犬がいて、名前をミームといった。 オスのシーズーで、目玉が出目金みたいに出っ張っていた。 * これが個性的な犬で、散歩中、路傍の石をずらして、下の湿った土を念入りに検分する。 これはダンゴムシを探しているので、見つけると何匹も口に含む。 口の中でダンゴムシがうごめくのがおもしろいらしい。 虫を監禁した口を固くとざし、上機嫌で家に持って帰ろうとする。 残念な趣味といわざるをえない。 * またメスの犬よりも、猫とか、人間の女性の方が好き

          個性的な犬、ダンゴムシと女子高生に執着する

          文章化された夢を見るようになった

          よく「昭和の人は白黒の夢を見た。テレビが白黒だったからだ」みたいな言説を耳にする。 そんなまさかと思う。 人はテレビばかり見ているわけではない。 いくらテレビが白黒だからって、それ以外の世界はカラーなわけで、とすればずっとテレビにかじりついている奇特な人以外は普通にカラーの夢を見ていたのではないか。 そう思っていたのだが、最近考えをあらためた。 というのも、自分が文章でできた夢を見ていることに気づいたのだ。 * 夢の中では、眼の前が紙の色で覆われていて、その上を文字が

          文章化された夢を見るようになった

          葛飾ダービー顛末と国民民主党

          昨日、自分が住んでいる葛飾区は小選挙区でいうと東京17区といい、国民民主党の円さんが3位になれるといいなと書いた。 ふたをあけてみたら円さん大勝利で、1位の平沢勝栄と10000票差の2位になった上に、惜敗率80%超えで比例復活当選してしまった。 * 平沢さんについていえば、仮に自民党の公認が得られなかったとはいえ、天下の平沢勝栄、90年代のTVタックルを見て育った葛飾区民はきっと彼に投票するだろう、私はそう思っていたが、前回の半分しか得票できなかった。 いや、逆風拭き

          葛飾ダービー顛末と国民民主党

          期日前投票と小選挙区葛飾ダービー(ビリと3位争い)

          自分はよく期日前投票を利用する。 期日前投票というのは、日曜が仕事だとか、日曜にどこかに出かける用事があるとかで、投票に行けない人のために作られたものだと思うが、自分としては特に理由なく期日前投票したらいいと思っている。 期日前投票の申請用紙というのがあって、やむを得ない事情を申告する欄があるが、なんだって構わないのだ。 * 自分は昔、インフルエンザのせいで投票に行けなかったことがある。 あるいは、急遽、日曜に仕事が入ったこともあった。 生きていれば突発的なイベントに見

          期日前投票と小選挙区葛飾ダービー(ビリと3位争い)

          いかにして私はラーメンのことをフランス料理と呼ぶようになったか

          紳士をひきつけてやまない食べ物としてラーメンが挙げられる。 もちろん私も大好きだ。 どれくらいかというと、健康診断の「お医者さんに健康について相談できるコーナー」で、開口一番「あんた、ラーメンやめなさい。早死したくなければね。」と言われたことがあるくらいにはラーメン好きである。 まだ何も言ってなかったのに。 当然ながら、紳士の嗜みとしてSUSURU TV.のYouTubeをフォローしている。 * 生きるのが辛いときや、自主的な褒美が必要なときは、1人で、またはラー友と

          いかにして私はラーメンのことをフランス料理と呼ぶようになったか

          総理大臣を国民投票にしろという意見について

          先日、自民党の総裁選があった。 自民党が与党であるうちは、事実上の総理大臣選挙である。 そんな重要な選挙なんだから、国民投票にしたほうがいいという意見をちらほら見かけた。 総理大臣を国民投票で選ぶことを首相公選制というそうだ。 * なんで総理大臣を国民投票で選ばないかというと、それは日本の内閣制度に由来するらしい。 三権分立という、三すくみではないのだけれど、ファイナルファンタジー6の三闘神みたいな関係の中で、 「内閣は衆議院解散できたり、国会を招集できたりするよ。 で

          総理大臣を国民投票にしろという意見について

          ズボン界のスーパーサイヤ人「お父さんのらくらくパンツ」

          私は太っていて、ウエストが100cm以上あるため、尋常の服屋には穿けるズボンがない。 いや、あるのかもしれないが、何回か巷の服屋で、あなたが穿けるのはないですよと言われた経験があるので、諦めたのだ。 それでアマゾンにてズボンを買うのだけど、一昨年ぐらいに最高のズボンを見つけた。 クリセン株式会社の「お父さんのらくらくパンツ」という。 ネーミングは正直ダサい。 * これはおそらくかなり高齢の男性をターゲットにした商品で、 腰にゴムが入っている ベルトループがついている

          ズボン界のスーパーサイヤ人「お父さんのらくらくパンツ」

          若いイケメンは女に騙されて動物にされてしまうがいいさ(高野聖の話)

          天下の大ベストセラー、泉鏡花の「高野聖」は魔性の女の話である。 山奥に住む妙齢の美女で、魔法の手をもっており、それで撫でられるとなんともいい感じなのだ。 山で疲れた旅の男が茶を一杯とばかり女の家に立ち寄ったら最後、ついでに行水してくださいな、そら背中流して差し上げましょう、などと魔法の手の上でころがされ、すっかり虜にされてしまうのだった。 彼女に魅入られた男は楽しく暮らすのもつかの間、すぐに飽きられて女に息を吹きかけられる。 すると男から尻尾が生え、耳が動き出し、あれよとい

          若いイケメンは女に騙されて動物にされてしまうがいいさ(高野聖の話)

          鉛筆派疾風録

          最近好んで鉛筆を使っている。 そもそも学生の頃のわたしは鉛筆派だったのだ。 大学の前の文具屋で買った鉛筆を、これまた同じ文具屋で買ったボンナイフというのか、50円のずんぐりしたナイフで削って使っていた。 私は筆圧が強いので、シャーペンだと芯が折れてしまう。 だから鉛筆のほうが都合がよい。 * その大学生の時分、いつもの文具屋で鉛筆を買ったところ、それまでレジ横で文具屋のおばさんと喋っていたおじさんから声をかけられた。 グレーでいい感じのダブルのスーツを着ている。 「お

          鉛筆派疾風録

          デカい手帳のほうが仕事ができるという風潮

          私のまわりだけかもしれないが「デキるビジネスパーソンはデカい手帳を使う」という風潮がある。 のこり少なくなった紙手帳派は、今もパソコンのよこにダイヤリー的な黒光りするやつをドンと置いて仕事している。 立派である。 * 過去に私を教育しようとした上司の方々もデカ手帳派に属していたものだから、私もデカい手帳を使わざるをえなかった。 ところが私は三河屋のサブちゃんが注文取るときに使うような豆手帳に、短い鉛筆でみみっちく予定を書くのが好きだったのだ。 それで隙を見て小さい手帳を

          デカい手帳のほうが仕事ができるという風潮