mini theater revisited 前回は、大規模映画館(シネコン系)を踏まえた記事でしたが、今回はミニシアターに関する映画記事です。 自分は80年代後半のミニシアターブームに乗って、20代前半ぐらいまではミニシアターによく通っていたのです。(その後は私生活が忙しくなって、いつの間にか通わなくなっちゃってましたが…) 最後に、ミニシアターで観た映画は何だったか? タルコフスキーかデレク・ジャーマンあたりだったような… でも、実際は、流行っていたウ
配信ストリーミングが普及した現在においては、新作の公開を映画館でなく配信で行うこともあって、映画館で映画を観るというのは、より能動的な趣味になった感じですね。 私自身も、Amazon-Prime-Video や Netflix をよく使ってる人ではあるんですが、やっぱり映画館で観たいと思うことがあります。 もちろん、話題作を ”今、観たい!” っていう適時性もあるんですが、映画館の魅力はそれだけじゃないんです。 (其の一) 「大画面での映像に溺れたい!」 皆、まず
ちょっと変わった読み味の本に出会いました。 それが、今作でデビューとなる間宮改衣さんの「ここはすべての夜明けまえ」という本で、第11 回ハヤカワSFコンテストの特別賞を受賞した作品です。 二一二三年十月一日ここは九州地方の山おくもうだれもいない場所、いまからわたしがはなすのは、わたしのかぞくの話です。 身体が老化しなくなる手術を受けた「わたし」が、今から100年ほど経った世界で、いなくなった家族について手記(家族史)を書き始めることからこの本は始まります。
今週になってから、以前の記事のビュー数がすごいことになってるのに気が付いたんです。麗美さんの「青春のリグレット」<https://note.com/smallworld/n/na0c571331098?sub_rt=share_pw>をテーマにした記事だったのですが、その理由を探したら、答はNHKの夜ドラ「ユーミンストーリーズ」のせいでした 😏 早速、観ることにします! ”https://www.nhk.jp/p/ts/GJMV8PWM6R/episode/te/G79981WM81/”
easy listening イージーリスニングって、ご存知ですか? 最近、K-POP界隈でも、”イージーリスニング” という言葉を聞くことがあります。 「聴きやすさ」や「心地よさ」を表した言葉なんでしょうが、なんか懐かしい響きなんですよね、とっても! 実際、私が子どもだった70年代の頃は ”イージーリスニング” って音楽ジャンルが普通だった時代で、いろんなとこで流れてたんですよね。 オーケストラによる演奏も多かったと思うのですが、クラシックとは違って、その名
昨年、デビュー20周年を迎えたというスキマスイッチ… ドラマ『おっさんずラブ-リターンズ-』で、再び主題歌を担当してたりして、まだまだ元気ですよね〜 「Lovin’ Song」 この新曲には、途中、前主題歌の「Revival」のフレーズも挟み込まれたりして、そういう遊び心もスキマスイッチらしい一曲だと思います。 そもそもグループ名からして、”スキマ”+”スイッチ” だし、「ボクノート」(僕の音)や「回想目盛」など響きが面白いタイトルも多いし、歌詞の方でも韻を踏ん
今回はご当地グルメの話です! とある調査によると、私の住んでる大分県は ”年間とり肉消費量” の割合が全国的に高い県という事らしいです… この話は県民的にも定説で、実際、とり肉料理も多いんで、やっぱ、とり肉好き県民だよなと、自分たちにも自覚があるんです。 そしてうちの県のとり肉料理と言えば、 代表的なのは ”とり肉の唐揚げ” これが、まず基本です。 日本唐揚協会では、唐揚げの聖地は「大分県中津市」、また、唐揚げ専門店発祥の地は「大分県宇佐市」と認知してる
SF界の "鬼才" と呼ばれる作家、フィリップ・K・ディックに関する記事を書いています。 前回は、自分の好きな "長篇作品" に関する投稿だったんですが、今回は、主に "短篇集" についての記事になります。 ただし、内容としては備忘録的でマニアックなものとなっていて、ディックに興味のない方には苦痛を伴うかもしれません! でも愛を込めて書いているのでご了承ください。 (前回の記事はこちら) この記事は各短篇集の収録作品データが中心で、文字数が8500字超になって
絵本って、見てるだけで楽しいんですよね~ もちろん「お話」の方も大事なんですが、”絵” 本ですから、やっぱり「絵」ですよね。 独特の色彩やタッチで描かれた絵や とってもメルヘンな感じだったり ちょっとマンガちっくだったり 時には、すごくクセが強いものや 異国を感じさせるものなど ほんと個性的で、魅力的なんです! そんなこんなで、意外と絵本好きな私だったりするんですが、子どものためと言いつつ、自分が欲しいから買った絵本もあったりするんですよね。
She's The Boss 前クールのドラマ『うちの弁護士は手がかかる』で、主題歌にローリング・ストーンズの新曲「アングリー」が使われたことに驚いた人は多いんじゃないでしょうか。 「アングリー」 久しぶりに現在の(三人体制となった)ストーンズを聴いたんですよね。 また、18年ぶりのアルバムが10月に発売されて、さらに驚いたりもしました。 音を聴いてみると、ローリング・ストーンズはやっぱりローリング・ストーンズだし、80歳を越えたミック・ジャガーのボーカルも
80年代アイドルに関する記事です。 1989年に『ザ・ベストテン』、1990年には『夜のヒットスタジオ』が終了するなど、平成になるとテレビの音楽番組が激減し、アイドルをめぐる環境は大きく変わっていきます。 いわゆる「アイドル冬の時代」と呼ばれる時期なんですが、テレビで歌う機会が激減した80年代アイドルの中には、女優やバラエティなどのフィールドに進み、歌わなくなった人も多いのです。 また、歌い続けたアイドルたちも、歌番組が少ないもんだから、有効なタイアップ、例えば
映画「ブレードランナー」や「トータルリコール」などの原作者として知られるフィリップ・K・ディックは、60年代を中心に多くの作品を残したSF作家です。 近年でも新訳や新装版がリリースされたり、フェアが組まれたりと、今でも人気の高い作家さんなのです。 代表作となると、やっぱ 「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」 ですね。 映画「ブレードランナー」の原作として有名ですが、その印象的なタイトルとともに、ディックの傑作と呼ばれていています。 …ただですね、 私に
be one's self 最近は、投稿数減少傾向が顕著なんですが、まあ、細々と記事を積み重ねながら、ようやく 600記事目となりました! 節目となった記事では、自分自身のことを書くようにしているので、今回は、自分の記事の中で、最も投稿数の多い「音楽」関係で、特に "自分らしい" と思う記事について "note" していきたいと思います。 + + + + + + 「音楽マガジン」の登録は246記事 全599記事の約4割を占めているので、私の "n
新年最初の記事はK-POPアイドルに関する記事です。 正直、K-POPアイドルって、オジサンが聴くにはハードルの高いジャンルだと思っています。 もちろん、"BoA" や "東方神起" をはじめ、"少女時代" や "KARA" など '00年代に活躍した人たちは知ってるし、比較的最近の "BTS" や "TWICE" 、 "BLACKPINK" の世界的な活躍も知ってます。 ただ、オジサンが好んで聴くかというと、ちょっと…. ですよね。 今回は、そんなオジサンとK
ちょっと早いですが、年の瀬です。 今年も、仲良くしてくれた皆さん、記事にスキやコメントをくれた皆さん、本当にありがとうございました。 今年最後の投稿なんで、noteから届けられた記録で、1年を振り返っていこうと思います。 + + + + + + では、まず、今年のよく読まれた記事について… 【2023年のよく読まれた記事】 な、なんと! ”よく読まれた記事” 第1位は、昨年度も第3位だった作曲家マーク・デイビスを追いかけた記事でした。 多分、
いつもながら、一年が経つのは早いです。 大好きなミステリー小説の年間ブックランキング発表の時期がやって来ました。 近年、新作ミステリーを読むことが増えた自分なんで、その総括として、各ブックランキングの影響を受ける前に、今年読んだ "新作ミステリー" の振り返りをしていこうと思います。 ※ 各種ランキングに倣って、2022年10月~2023年9月の間にリリースされたものを新作としていますが、基本、私にとっての "今年の読書" に関する記事です。 + + +