あなたとの距離

さよならを 言わずに去ったら 罪になる?
両手いっぱい抱え込んだ夢が
貴女との距離を遠ざける

甘い誘いに 両手を広げたら
集めた 夢のpiceが
バラバラとくずれていった

キラリと 胸元で光ったものが
宝石じゃなくナイフでも
倒れた僕を支えてくれるなら
貴女を選ぼう
すべてを捨てて・・・

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画像提供元:
https://pi

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ありがとう

大樹の葉

いずれ訪れる別れと出会い
そこで起こるさまざまな想い
私は翻弄され
排水溝の渦に吸い込まれていきそうになる
わかってはいた
しかしその渦は予想以上に大きく
泳げない私は魚にでもなりたいと願うのだった

枯葉のような私
排水溝の蓋にひっかかり辛うじて流れていかないものの
あぁ、この蓋がなければいとも簡単に消えてなくなるだろう
枯葉のような私
地面に落ちたらどれが私かなどどうでもよくなるのだ
あぁ、

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史後

石臼が厳かに回ってゆき
涼やかな森の中
竹尺の中心星に止まった
一匹の天道虫よ

2011年3月24日に死んだ男の話

その人は 静かで穏やかな人だった
その人は 黒縁の眼鏡をかけていた
その人は まあそこそこ整った顔をしていた
その人は 聡明で物知りだった
その人は 日本や海外の文庫本を沢山持っていた
その人は いろんなジャンルのレコードやCDも沢山持っていた
その人は 一本のアコスティックギターを持っていた でも弾けなかったらしい
その人は 自分の姉の娘を可愛がりいつも優しかった
その人は 車を走らせ一度だけそ

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ありがとうございます💖
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アイのウタ

貴方の亡骸抱き叫ぶ私は
まるで夜明けを知らせる白き鳥の様
貴方の死を告げ知らせる、そんな叫びなの

嗚呼、貴方は今日も美しい
私だけを見て、物言わぬ口で私の名を呼ぶの

そうして私はまた叫ぶ
貴方の死を、私の夜明けを知らせる為に

〜この詩の解説〜

実はこれ、LINEのタイムラインの方にさっき投稿したアレ(アレ)を語りたくてコピペして投稿したんですがね。
そのコメント欄であれこれ語りながら、「こ

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おいで、

彼女はすべてを持つ。
まるで母のようだった。この優しさは母だ。
おおらかで包み込むようなやわらかい優しさ。
光。それはいつか見た母。あたたかい。

素敵な日々を、お過ごし下さい。
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詩「グミのうた」

こんな自分はいやだって

大人になっても泣くなんて

悲しかった思い出が眠りに立ちふさがる

落ちては夢をみて

覚めては忘却し

浅瀬でアラームが鳴る

3年前探し回って取り置いてもらった本

図書館へさようなら

6年も働いてガラガラの空気清浄機

粗大ごみへさようなら

15年の夜が体に心に馴染みすぎたパジャマ

捨てた 捨てた さようなら

香水を買ったのはいつ以来? 3年 6年

マンガ

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読んでもらえてうれしい
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* 今日が一番素敵な日 *

再び、詩を書く時間を持てているということが、
とても嬉しくて、写真の向こうの景色の中に入りこむような気持で
書きました。色鮮やかなピンクのブーゲンビリアが、あちこちに咲いている街の様子は素敵でしょうね。

何も変わらず、今日も、海が花が綺麗と思えることは、何て素敵なことなのだろうと思いました。

ところで、話は変わるのですが、近頃、今年の花粉症が気になっています。

予防として、1月くらいからサプ

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ありがとうございます❣ 励みになります。
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天使のリングへの憧憬

小さい頃から癖毛だった。

茶色でクリクリの天然パーマだった。両親は小学校に上がったらいじめられるのではないか心配したという。

しかし小学校に上がる頃には、髪は黒くなり、天然パーマというより、癖毛になった。そのせいで髪はずっと長めにして、母親に毎朝結んでもらっていた。

自分で髪が結べるようになると、髪の毛の汚さにげんなりした。周りの子は何もせずとも、ストレートヘアで、天使の輪が見えて艶々だった

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ありがとうございます!嬉しいです!!
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