題名 「立秋の峠」
夏を極めて
頂点に達した猛暑の時へ
季節が移る処暑に向かい
早涼の風にはまだ遠く
体感とは異なる
秋の兆しを求めて
ゆるりと変わりゆく。
高い空を見上げ
流れる雲を見つめ
虫の音に耳を澄ませたら
立秋の気配が漂い
晩夏の盛りは静かに蠢く。
時の流れは真っ直ぐに
移ろう景色が交差しながら
小さな秋の境目へ
ここから峠を越えて
月日は加速していく。
紗羅
今日は「立秋」
暦の上では秋だと思いながら
体感的には
朝から夜まで安定した夏です。
気温→まだ秋は感じない✖️
空→日中に広がる低い夏雲
朝と夕になると高い所に雲があり
秋を感じる●▲
日照時間が短くなってきた●▲
自然→夏場は川に鴨が居なくなるけど
最近は良く見かける●
トンボをいろんな場所で
見るようになった●
日中は蝉が元気に鳴く中
早朝と夜はコオロギの鳴き声が
聴こえてくる●
小さな秋は
やって来ているのだと感じます。
昔と比べて
秋時間はとても短く
気温が高い日は長く続き
紅葉時期は晩秋に近い頃
木枯らしと共に気温が下がり
すぐ冬へ向かう。
季節を追っていくと
四季の乱れを切に思う中
今年の秋は
どんな変化を繰り返し
どう流れていくのか…
じっくり見つめていきたいと思います。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?