紗羅

事務のお仕事をしながら コツコツと働いています。 ここ数年になりますが  詩を書く事が…

紗羅

事務のお仕事をしながら コツコツと働いています。 ここ数年になりますが  詩を書く事が好きになり いろんな自分や心について書いています。 見かけたら読んで頂けると幸いです。

マガジン

  • 大好きな絵・写真・音楽

    楽しくなったり、癒されたり、感動したり 良いなぁ〜と思った作品を マガジンへ収納しています。

  • 心に響いた投稿作品

    思わず「うん」と頷いてしまう 心に留まる文章や 笑ったり、泣いたりと 感慨深く思う作品を収納しています。

  • 学びの投稿作品

    学びとなった記事を収納しています。

最近の記事

題名 「二つの夏時間」

あの日は 時の流れが目まぐるしく 止まったように感じた。 暑き真夏の太陽と 眩い光が照りつける中 それすら忘れてしまう 忘れられない1日。 何もかもが 遠くへ離れていくように 取り残された気がして すべての動きが静止した瞬間 心の音だけが聴こえていき それは激しく変速で 煽るように乱れていく。 目を閉じるとその日は近くにあり 目を開けるとその日が重なる。 今へ繋がるために 時の波を越えて 辿り着く1年の月日。 今は穏やかに遠くが見え あの日に微笑みが向かう。        

    • 静かな朝焼けと 穏やかな時 真っ直ぐに歩き 自分を空っぽにしていく。 束の間にある大切な空間 緩やかに吹く風は 愛おしさに包まれ 儚さを届ける。 踏み締めた足跡が 今日へ向かうように 始まりを告げたら ただ前を向き進むだけ。        紗羅 早起きしたのでつぶやきます😬

      • 題名 「今日の日記」

        目覚めは軽やかに いつもの朝が始まる。 休息の切り替えに深呼吸 身体がリセットを告げていき 遠くを見つめ 今日を見据えたら 一歩を踏み出し このまま駆け出していく。 日常が隣にあり 自分は近くに居て 常に向き合い時が刻まれる。 夢に浸たるひと時 ため息が漏れ止まる時 現実が動きスピードを上げた時 すべてを心の空間へ詰め込み 大切な思いは生かされ 白紙の日記へ 文字が並び綴られていく。           紗羅 日記を書いていた過去 書く内容と 書きたい心が一致して 初め

        • 題名 「時代の流れ」

          人は時の群れと共に生き 流れゆく時には逆らえず 降り立った地の元 変わり変わらぬままで 今の自分を生き抜く。 存在する僅かな人の姿 温もりと冷たさを胸に ただ懸命で必死な眼差しと 人である心と向き合い 激動の渦へ身を置き 波に揺られている。 崩れゆく時代 堰き止める時代 この狭間は切迫する息遣い 皆の願いが込められ さまざまな思いが飛び交う。 知らぬ過去と まだ見ぬ未来や 巡ってきた今も 解放と安らぎに満ちた安堵を求め こころひとつに夢伝い 儚き道を切に思う。       

        題名 「二つの夏時間」

        • 静かな朝焼けと 穏やかな時 真っ直ぐに歩き 自分を空っぽにしていく。 束の間にある大切な空間 緩やかに吹く風は 愛おしさに包まれ 儚さを届ける。 踏み締めた足跡が 今日へ向かうように 始まりを告げたら ただ前を向き進むだけ。        紗羅 早起きしたのでつぶやきます😬

        • 題名 「今日の日記」

        • 題名 「時代の流れ」

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        記事

          期間限定ゆる募「届かない手紙」〜松下さん企画〜

          松下さんの企画へ 応募させて頂きます。 どうぞ宜しくお願い致します。 「空まで届け」 月日が経つのは早く 自分の時だけが進み 出会った思い人達は あの日で秒針を止めて 旅路を終えていく。 思う言葉を口には出来ず 浮かんだ言葉は伝えられず 分からぬ定めは突然やって来る。 書き留めた手紙は 行方知らずのまま 封が切られることなく いつか自分の元へ返り もう届かない今を告げていく。 分かっていても一粒の涙を落とし 分かっているから微笑みを返す。 この手にした便箋と 伝えたい心

          期間限定ゆる募「届かない手紙」〜松下さん企画〜

          題名 「友人への言葉」

          若きあの頃の馴れ初めが 遠く感じてゆく中 鮮明に思い出され 懐かしさを辿るように 今は近くに感じる。 二人で歩き出す道 背を押し声をかけたあの日 笑顔を見せ淡々と 時より影のある横顔を見せ 自分が知らぬ深き思いが そこには存在していた。 二人しか分からぬことに 絆と溝が深まり これからの道を決めていく。 長い月日を連れ添い さまざまな思いを抱え 導いた答えは互いの別離 ただ無言で彼女を見送った。 短い時を経て届いた便りは 連れ添った人との 永遠の別れを告げる風 手を合わせ そ

          題名 「友人への言葉」

          題名 「夏散歩」

          今は夏のレールが行き来する 暑き物語を刻む道。 どこまでも広がる開放感 しばしの時が停滞し 真っ盛りな光の下を歩む。 ジリジリと焼き付く日差しは この肌に触れながら 火照る身体に日焼けの跡 少しの目眩と虚う視線 揺らめく陽炎を追いながら それが訪れたひと夏を生きる証。 ゆっくりと踏みしめる足 そのまま立ち止まり 真っ直ぐ見上げた青空へ 手をかざした昼下がり この時は穏やかに流れていき このまま続きを夢見る心の空。            紗羅 日々は目まぐるしい。 時代の

          題名 「夏散歩」

          題名 「ふたつの顔」

          人生は控える裏舞台。 そこに広がる感情の渦は ばら撒いたように散乱し いくつもの答えが宙を浮く。 迷い道へ紛れ込み 右や左を選択しながら 掴んで掴み損ねて 這い上がり落とされて 自分は何度も入れ替わる。 それが繰り返される度 行ったり来たりする 揺れた心の行方は 生きる表舞台へ立つ 自身の背を押し 足を運ばせていく。 時に軽やかに 時に鈍らせ 静止する表裏一体の世界へ この存在を映したら 目の前を過るように ふたつの顔が結びつき その表情は同じ姿を見せていく。       

          題名 「ふたつの顔」

          題名 「立秋の峠」

          夏を極めて 頂点に達した猛暑の時へ 季節が移る処暑に向かい 早涼の風にはまだ遠く 体感とは異なる 秋の兆しを求めて ゆるりと変わりゆく。 高い空を見上げ 流れる雲を見つめ 虫の音に耳を澄ませたら 立秋の気配が漂い 晩夏の盛りは静かに蠢く。 時の流れは真っ直ぐに 移ろう景色が交差しながら 小さな秋の境目へ ここから峠を越えて 月日は加速していく。          紗羅 今日は「立秋」 暦の上では秋だと思いながら 体感的には 朝から夜まで安定した夏です。 気温→まだ秋は

          題名 「立秋の峠」

          題名 「忘れないで」

          この地を踏み締めたら 歩いていく我が道へ 偶然を辿りながら 必然を追いかけ 一度きりの夢を生きていく。 いつかは自分を忘れ 記憶の中から 消え去る時が訪れる。 躊躇いの怖さに 心を突く淋しさと 安堵を抱く胸の奥。 さまざまな思いを抱きながら その日がやってくるまでは 自分と束の間を過ごし 限りある思いを張り巡らす。 最期に辿り着く場所で 心から望むものは これまでを積み重ねた 今に繋がるすべての記憶。 人としての善悪を身に纏い どちらへも揺れる感情の証。 それを映しながら 

          題名 「忘れないで」

          題名 「夏の呼吸」

          朝焼けがやってくる空へ 夏の便りも共に届く。 暑さが漲る序章は ここから始まり 穏やかな呼吸の静音は 今は緩やかに波を打つ。 遠く山向こうは 日差しは近づき 天を目指して 突き差すように昇りゆく。 眩い光を放ち 衰えることなく 夏時間がこの地へ降り注ぐ。 見上げた頭上に ギラつく太陽の光は 強く反射しながら 時の彼方へ落ちていく。 木陰に身を潜め 見つめた視線の先は 煌めく木々が熱風に揺れ 今を生き抜くように 激しい夏を彩る。 少し荒めの呼吸をつき 全身で浴びる夏空が さらに

          題名 「夏の呼吸」

          題名 「言葉を紡いで」

          更地へ立つ 何も持たない自分。 言葉を探しに そして見つけに 当てもなく彷徨いながら 人の群れを歩き 境界線に出くわし 足音を止める。 行き交う感情の渦 言葉は飛び交い さまざまに揺れる道の数。 溢れる思いが散乱し 煌めいては影を落として 絶えることなく どこまでも広がりを見せる。 波打つ心から生まれた 無限の言葉たち それは皆の心に触れ 人それぞれの思いを抱く。 夢を見て現実を知る中 言葉の意志を表す文章に 虚偽と真実が入り混じり さらにその奥へ心は潜む。 人と言葉を繋ぐ日

          題名 「言葉を紡いで」

          題名 「夏のひと時」

          真夏の日差しを終え 今日の終わりを 告げるように 夕刻を迎えたら 熱き余韻が辺りへ広がる。 身体に残る夏の証は 肌に触れながら 夕風がそっと冷ましていく。 束の間にある 短い時を見つめ ひと息ついたら 穏やかな空間が流れゆき 夢と現実を行き来する。 今を忘れて この時を止めるように 夏空へ身を寄せたら 夕陽に照らされた頬が 少しずつ赤らむ。          紗羅 今日梅雨明けしました。 昨日と一昨日は 梅雨の終わりを告げる雨が降り 本格的に夏へバトンタッチ。 これ

          題名 「夏のひと時」

          題名 「懐かしきもの」

          手に取るものに 思い出が広がり あの日に時は戻され 見つめた先へ心が宿る。 視線は離れず 瞬きすら忘れてしまう 映し出す記憶。 そこには暖かく穏やかで 優しさが溢れた 笑顔の空間が待つ。 時には心が震え 悲しみと切なさの渦に 涙を落とす跡がある。 どちらにも光があり 懐かしきものは この手を離れず これからもこの心へ残す。 遠く離れていくあの時を 側に抱き寄せ 自分を原点へ戻し 視線の先に思いを通わせる。           紗羅 捨てられないものがある。 それは自分の

          題名 「懐かしきもの」

          題名 「今日の道」

          始まりは今日とは限らず 昨日から辿り着き 一昨日からの連続でもある。 ひと息つく爽やかな音と ため息混じりの音は交互に 揺れる感情を背にしながら 息づかいを積み重ねていく。 見えぬ道に日付が記され 限りある時間の中へ 始まりと終わりの間を歩き 立ち止まる場所がある。 形のないものを見つめ 抱いた心を埋めるように 何かを求めて 何故かを繰り返す。 問いの答えは存在せず 個の心に委ねられ 自身の映る姿がここにある限り 今日の道へと繋がっていく。          紗羅 毎日が

          題名 「今日の道」

          題名 「夏の記憶」

          遠い視線が 夏を示していく。 どこまでも広がる空へ 熱き光は地上に突き刺し この身体は熱を帯びる。 攻めるような日差しに 季節の光が眩く降り注ぎ 見渡す限り 遥か彼方まで続いていく。 染まりゆく真夏の心は 火照りの中を 惹かれるように思いを貫き 熱風の渦へ飛び込んで ひと夏の時を自身に刻む。 記憶へ残した今日と言う日は 夏の日記を物語る ほんの僅かな1ページ。          紗羅 梅雨は明けてしまったのだろうか… 昨日も、今日も良き天気で 35℃越えの真夏日 雨予

          題名 「夏の記憶」