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題名 「懐かしきもの」

手に取るものに
思い出が広がり
あの日に時は戻され
見つめた先へ心が宿る。
視線は離れず
瞬きすら忘れてしまう
映し出す記憶。
そこには暖かく穏やかで
優しさが溢れた
笑顔の空間が待つ。
時には心が震え
悲しみと切なさの渦に
涙を落とす跡がある。
どちらにも光があり
懐かしきものは
この手を離れず
これからもこの心へ残す。
遠く離れていくあの時を
側に抱き寄せ
自分を原点へ戻し
視線の先に思いを通わせる。

          紗羅

捨てられないものがある。

それは自分のものもあるし
人として道を終えた
家族のものもあります。

時々手に取り
見つめることで
あの日やあの時が
近くへ引き寄せられ

懐かしい空間に心は浸る。

思い出はずっと残していき
このまま最期まで…

そんな事を思い
見つめる中で

振り返る気持ちに
リセットがかかり
心は初心へ戻るように

活力や元気まで与えてくれる。

懐かしきものは
とても大切なもの

今日の詩を書いてみました。

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