題名 「夏の呼吸」
朝焼けがやってくる空へ
夏の便りも共に届く。
暑さが漲る序章は
ここから始まり
穏やかな呼吸の静音は
今は緩やかに波を打つ。
遠く山向こうは
日差しは近づき
天を目指して
突き差すように昇りゆく。
眩い光を放ち
衰えることなく
夏時間がこの地へ降り注ぐ。
見上げた頭上に
ギラつく太陽の光は
強く反射しながら
時の彼方へ落ちていく。
木陰に身を潜め
見つめた視線の先は
煌めく木々が熱風に揺れ
今を生き抜くように
激しい夏を彩る。
少し荒めの呼吸をつき
全身で浴びる夏空が
さらに鼓動を速くさせ
もう一つ深く息を繋ぐ。
紗羅
暑い日が続いています。
気温は35℃平均
数日前39℃まで気温が上がった日は
暑さを越えて
火傷しそうな体感でした。
今は早朝でも
30℃くらいの気温から始まるので
梅雨明けしてからは
ずーっと夏時間です。
それでも早朝散歩は
とても気持ちが良く
呼吸を整えて歩きながら
トンボを見たり
スズメを眺めたり
歩いている猫たちも見かけ
癒されながら
夏の1日が始まります。
仕事、休みの日も
昼夕と外へ出ますが
特に昼間の時間帯は
何も見かけることはなく
この暑さだから
涼しい場所を求めて
避難しているんだろうな…
そんなことを思いながら
夏空の下を歩いていると
猛暑のためか
深く息をつきたくなります。
しっかり呼吸をしないと
クラクラしそうなので
ゆっくり息を吸って
長く吐き出して
真夏の時を感じています。