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題名 「秋の小道」

秋の空を彩り
季節の地へと立つ。
後ろを振り向くと
夏の香りがゆっくりと消え
秋を迎える小道へ迷い込む。
涼しい風が横切り
淋しげな思いを背にして
鼻唄を歌いながら
まだ小さな秋を一つずつ見つめ
浅い夢の中へ足を進める。
今と繋がり心を整え
浅い呼吸はゆっくりと
緩やかな波を打ち
寄せては返しながら
これから迎える
秋の深みへ静かに溶け込む。
この身を置いて側に寄り添い
終わりを告げた夏の響きと
始まりを匂わす秋の香りに
しばし続くこの道へ
秋の気配を追いながら
この旅路に色を染めていく。

         紗羅

早朝外を歩いていると
気温と湿度の差を
感じるようになってきました。

9月に入り季節は秋へ移り
朝一の空気感に
夏の気配は消えかけていて

秋一色に染まりつつある。

毎朝外を歩き
何かを思う時は
詩を書いて投稿していますが

自然詩を書くのが好きだと感じる。

感情や感性
思考や哲学
そう言ったものを必要とせずに

無のままで
言葉を生み出せるからです。 

ストレスなく
清々しい気持ちで詩を書きたいと
いつも念頭に置き

今の自分は「詩を書く人」
いつかは「詩人」になりたいと思いながら

秋を迎えた自然の中で
自由に綴る詩を残します。

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