文子

あやこといいます。 詩が好きです。おもしろいのも好きです。こころの振れ幅大き目。 どう…

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あやこといいます。 詩が好きです。おもしろいのも好きです。こころの振れ幅大き目。 どうぞよろしくお願いいたします。

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    noteで感動した作品の中でも、大好きな作品群です。ぜひお読みください😊

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【詩】うみ

誰も近づけない薔薇 とうめいな水に ふるえながら 絶望して落ちこんだのに いつのまにか息ができる 揺れるそらのしたで 薔薇はこちらをみてる 死者がよみがえる ときどき音を立てる 薔薇を手折りたいようだ かつては希望であった そらが揺れてる 猫の耳に みえない海が鳴っている

    • DAY1

      君は太陽が似合う。朝日が似合う。でも臍曲がりの私は陽が落ちて間もない夕暮れの空をかき混ぜて君への想いを吹かれる風に託す。届け届け。太陽は眩しすぎるし夜は月や星が綺麗すぎて泣きたくなるから少しだけ暗くなった夕方が良いんだ。夕方に一番君が好き。 「夕涼み」 詩を書いてないで、今何をやってるかというと、Twitterのイベント?に参加してます。 7月の間、1日1日それぞれのお題に基づいて小説を書くというものです。 長い小説は書けないので、私は140字小説を。といっても、なんだ?

      • なんでもやるたんか

        白日に晒されていた淋しさよふとした時に手が軽すぎて わたしには貴方の羽がよく見える風を感じて愛して飛ぶの 泣いたのは古い私の断末魔ガラスの雨を端から飲みこむ 約束も全て忘れてしまいましょう私たちには今があるだけ もう全部許しているよ何もかもあいつはどうも死にそうにないし ガラス玉光に翳し見るように捨てないで見るこんな今日こそ すずしげに搖れるかげすらさびしくてでも影はきっとさびしくはない キミのこと封印してた12年やっぱりキミが色褪せなくて 汗をかく安心するん

        • 【詩】煙草

          薄い汚れを肺にはりつけて 不良品のふりをしていた くらくらすると安心した 陽の光が 眩しすぎて辛かったし 何かが崩れていくなか いつも手探りしていた この毎日が 幸福なんだと言い聞かせて さまよい歩く ゆらゆらと行き しくしくと泣き とぼとぼと行く 空洞を埋める憧れだけは 大切にして

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        【詩】うみ

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          【詩】わたしにできること

          曇りの日でも、ほのかな光をちぎって君に投げるんだ、世界中どこに行っても、空が晴れて大気が澄み渡って、十字架のない世界で、君が笑えるように

          【詩】わたしにできること

          【詩】ギフト

          あなたが蝶を写したから これは何の符牒だろうって 思わず時が止まったの 偶然? わたしはあなたを想い続けたいかしら そうして後悔はしないかしら

          【詩】ギフト

          パピプペポ川柳

          蜜を吸う 蝶のうしろに パピプペポ やりきれぬ 愛しさ噛んで パピプペポ 風にのる 誰かの痛み パピプペポ パピプペポ 彷徨ったって それも道 朝はまだ 僕には早い パピプペポ 夕焼けに 痛みが走った パピプペポ 君よ行け おそれずに行け パピプペポ 泣けなくて 陽が落ちていく パピプペポ この道の かなたに君が パピプペポ 夢をみて 夢に散りたい パピプペポ お久しぶりのパピプペポ川柳(*´꒳`*)

          パピプペポ川柳

          聞いてーー!て言いたいけどまとまらなくて言えない。とにかく好きなnoterさんの名前を片端から呼びたくなる。 李朱ちゃーん!! (李朱ちゃん、びっくりさせてごめんね。) 坂本さーん!! (坂本さん、びっくりさせてごめんちょ。) 皆さーーーん!!! (まとめた) 続く、、、

          聞いてーー!て言いたいけどまとまらなくて言えない。とにかく好きなnoterさんの名前を片端から呼びたくなる。 李朱ちゃーん!! (李朱ちゃん、びっくりさせてごめんね。) 坂本さーん!! (坂本さん、びっくりさせてごめんちょ。) 皆さーーーん!!! (まとめた) 続く、、、

          なんかね、ジェットコースターだよ、、、気持ちが、、、寝れない。。。なんかね、、、。

          なんかね、ジェットコースターだよ、、、気持ちが、、、寝れない。。。なんかね、、、。

          【詩】雨

          心のどこかで 心待ちに待った 雨の雫に肩を濡らして 行くあてのない火照りを冷ましている 本当は 叶わないと 本当は知っていたのに 夢のなかに過ごしていた 眼先に浮かび上がる情景を 抱きしめる 貴方とわたし 映ってくるのは 幻影 貴方もわたしも 伝えられない 忘れられないということを もう一つ 好きだということを

          【詩】雨

          【詩】夏

          食べすぎるなんていう 馬鹿で不潔な習慣を 捨てれないくせに 君を好きだなんて 虚飾とわかっていて アイラインをひく 他の人には通じない 雑音から 君の声を聞いてしまう 恐ろしいほど大きな満月と 花火が 胸のなかに 君を知らなかった夏

          【詩】夏

          【詩】疲れちゃった

          絶望的な いかにも絶望的な好きの想いは 微かな希望が遠すぎて 悲しみの音をたてる 繋がる術が無いのだもの 二人だけにわかる 二人だけの気持ちすら もう掴めずに わたしを認知してくれてるかということすらも 蝶の影にかくされてわからない 気まぐれの蝶は 目の後ろに跡をつけていく じゃあ「好き」やめる?

          【詩】疲れちゃった

          【詩】壊れる

          薬指が壊れていく 痛くて痒くて皮膚が剥がれて 一本だけ 真っ赤な肉の棒になっていく 縮んでいって 薬指の約束嵌めたかったのは 儚い夏の日 真夏の夜の夢 この月を忘れないようにと 目に刻みつけた 落ち葉の音 君の音を知りたかった 隣を歩いて聞きたかった

          【詩】壊れる

          【詩】詩人について

          生きては死に 死んでは再び死に 生きる  言の葉よ 死に替わり 生き変わり 生から死 死から生への往還を 一瞬にして飛び超え 飛躍して 自由に旅する者こそ 詩人というのでは ないでしょうか 死に死に死んで 蘇る者こそ 詩人では ないでしょうか

          【詩】詩人について

          【詩】太陽と月

          太陽が 季節を 燃やしている わたしを焦がし 月が 静かに 満ちては欠けて 夜空にかかる十字架を 煌めかせている わたしの 罪を喰んで 恋人たちの口づけを 照らして 夏がきます

          【詩】太陽と月

          【詩】あじさい

          きれいな気持ちのひと たくさん 世の中の穢れも みてきたのに 君を汚せるものはない やわらかい笑顔を 辿っていけば こわいものなんてない 雨は沁みとおって おだやかな気持ちが ひろがってゆく あじさいが光ってる 夜中降った雨のなごり 君も知ってる情景が わたしの中に 今日も

          【詩】あじさい