ロッシー

とらわれないこと、自然であること、自由であること

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  • 本の要約、感想、書評

    読んだ本の要約、感想、書評です。

  • ロッシーのつぶやき

    「つぶやき」をまとめました。 記事に書こうとした内容をそぎ落としていくと、「つぶやき」になってしまうことがよくあります。ちなみに、画像は釧路名物の「つぶ焼」です(笑)。

  • お金・株式投資・不動産関係の記事

    お金、株式投資、不動産などについての記事をまとめたものです

  • 或る男の話

    或る男の話シリーズをまとめたものです。 普通の記事にするよりも、物語形式にしたほうが伝えやすい場合に書いています。

  • 【書評まとめ】コンラッド『闇の奥』

    全部で10記事あるので、ひとつのマガジンにまとめました。

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自分のための言葉集 as of 2024/04/17

ロッシーです。 これまでの人生で、自分が「いいな」と思った様々な言葉をまとめました。 備忘録のようなものですね。 事あるたびに読み返すためnoteに残すことにしました。 自分自身も変化していきますので、それに伴い内容は改定していきます。 継続は力なり 感謝する 良い気分でいる(自分の機嫌は自分でとる) 怒りも喜びも自分の心のあり様次第(反応は自分で選択できる) 自分の感情を観察し見守る。感情は飛んできては去っていく鳥のようなもの。 現状をまず受け「とめる」

    • 『百年の孤独』と本のインフレと文字サイズと

      ロッシーです。 『百年の孤独』を買いました。 って、酒じゃなくて本のほうです(笑)。 先週本屋に行ったら、『百年の孤独』の文庫が発売されており、平積みされていました。 「あ、百年の孤独の文庫版が出たんだ!」 と思ったのですが、そのときには買わなかったのです。 そしたら、その後ヤフーでこんなニュースが・・・。 「ええ!売り切れ続出?そんなに人気があるのか!」 ということで、焦りました(笑)。 そして次の日に同じ本屋に行ったら、最後の一冊が孤独に残されていたので

      • 【書評】歎異抄はパンク

        ロッシーです。 『歎異抄』を読みました。 『歎異抄』とは、これら知の巨人達にそこまで言わしめるほどの本なのです。 最近『ダンマパダ』を読んで仏教に関心が出てきたこともあり、早速読んでみることにしました。 とはいいつつも、挫折する可能性が濃厚だったので、光文社古典新訳文庫でトライすることにしました。 この光文社古典新訳文庫では、なんと関西弁で現代語訳をしているのです! なかなか攻めてますね~。さすが光文社古典新訳文庫! 文庫も全部で160ページほどだったので、思っ

        • 【書評】ブッダ『ダンマパダ』は読む精神安定剤

          ロッシーです。 『ダンマパダ』を読みました。 パンダの本ではありませんし、「パンダマダ」でもありません。『ダンマパダ』です。ブッダの言葉をまとめた本です。 あの「ブッダ」のお言葉ですので、ありがたく拝読いたしました。 2500年前の言葉が、時空を超えて私に届いているんだなぁ、と思うと感慨深いものがあります。 文庫は解説も入れて140ページほどなので手軽に読めますし、内容も平易な言葉で書かれていて非常に読みやすいです。 値段も光文社古典新訳文庫版は800円ちょいです

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        自分のための言葉集 as of 2024/04/17

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          ニーチェ『ツァラトゥストラ』は言う。「君たちの勤勉は逃避だ」

          ロッシーです。 前回の記事で、『ツァラトゥストラ』の書評を書きました。 普通、次は別の本を読むのですが、『Think Clearly』のアドヴァイスを参考にして、早速『ツァラトゥストラ』を再読しています。 なぜか? 『Think Clearly』では、「色々な本をバラバラと読むのではなく、良い本を厳選し、何度も読み返すこと」を推奨しているからです。 「これが『ツァラトゥストラ』か、ならばもう一度!」 というわけです(笑)。 さて、そんな風に再読中なのですが、ふと

          ニーチェ『ツァラトゥストラ』は言う。「君たちの勤勉は逃避だ」

          【書評】ニーチェ『ツァラトゥストラ』を読む。私は「超人」ではない。人である。

          ロッシーです。 ニーチェの『ツァラトゥストラ』を読みました。 なぜ読もうと思ったのか? それは… 「タイトルがカッコいいから」(マジです)。 『ツァラトゥストラ』というタイトルカッコいいと思いませんか? 「カッコいい本のタイトルランキング」ベスト3に間違いなく入ると思います。 しかも、本書を読めば「俺、『ツァラトゥストラ』読んだぜっ。」と読書マウンティングできること間違い無しのブランド本。 そりゃ読むしかないでしょ!ということでトライしました(嘘)。 なかな

          【書評】ニーチェ『ツァラトゥストラ』を読む。私は「超人」ではない。人である。

          定額減税分を給与明細に記載する義務があるとのこと。 なぜ増税分は記載義務がないのか?と突っ込みたくなる。 減税という「恩恵」だけ国民に分からせたいのだろうけれど、品がないなぁと思う。

          定額減税分を給与明細に記載する義務があるとのこと。 なぜ増税分は記載義務がないのか?と突っ込みたくなる。 減税という「恩恵」だけ国民に分からせたいのだろうけれど、品がないなぁと思う。

          【100年後の君へ】インデックス積立投資に改めて腹落ちした理由

          ロッシーです。 私の現在の投資スタイルはインデックスファンドへの積み立て投資です。投資対象は、いわゆる「オルカン」です。 この投資手法は非常に退屈で静かです。指数ですから、個別株のように倒産して無くなることはありません。淡々と毎月積み立てをするだけです。 さて、この前『Think Clearly』についての書評を書きましたが、本書17章「静かな生活を大事にしよう」は、投資をする人にとって非常に示唆的な内容となっています。ぜひ一読してほしいと思います。 そこに書かれてい

          【100年後の君へ】インデックス積立投資に改めて腹落ちした理由

          FIREした男の話

          今日、男はFIREすることにした。 男の銀行口座には、500万円ほどの残高があり、証券口座には評価額1億5000万円ほどの投資信託があった。 男は一人暮らしの42歳。 残りの寿命を仮に多めに50年間と考えると、家賃や生活費で必要なのは多めに見積もって月額30万円で、年間360万円が必要になる。これにさらに余裕を見て400万円と仮定する。 400万円×50年間だと2億円が必要になるので、あと5000万円ほどあれば望ましい。本来は現在価値に割り引くのでそこまでなくても良い

          FIREした男の話

          【書評】ロルフ・ドベリ『Think Clearly』で思考の道具箱を手に入れる

          ロッシーです。 『Think Clearly』を読みました。 この本は評判どおり素晴らしい内容でした! こういった類の本はこれまでに色々と読んできましたが「もうこの本で充分だな」と私は思いました。 それくらい私にとっては良書でしたので、一冊買って家に置いています。 本書は様々な『思考の道具箱』を記載したものです。つまり、あくまでも道具を記載したものだということです。 そして、それらの道具は最新の心理学研究、ストア主義、バリュー投資家の思考という素材から成り立ってい

          【書評】ロルフ・ドベリ『Think Clearly』で思考の道具箱を手に入れる

          【為替介入裏物語】 「神田財務官、ちょっといいかね?」 「はっ!」 「ワシはGWに海外旅行でハワイに行くんだが、こう円安だとなぁ…そこんとこよろしく頼む。」 「承知いたしました!」 ➜円相場、1時間で4円急騰

          【為替介入裏物語】 「神田財務官、ちょっといいかね?」 「はっ!」 「ワシはGWに海外旅行でハワイに行くんだが、こう円安だとなぁ…そこんとこよろしく頼む。」 「承知いたしました!」 ➜円相場、1時間で4円急騰

          見つめる男の話

          「おい!なんだこの資料は!」 静かなオフィスに不機嫌な声がこだまする。 課長は眉間に皺を寄せながら男に言った。 「この資料、ページ番号が抜けているだろ!中途入社だろうがなんだろうが、きちんと仕事してくれよ!」 「承知いたしました。」と静かに男は言った。 数分後、課長は男からのメールを受信した。 「課長、さきほどの資料の修正版をお送りいたしましたのでご確認をお願いいたします。」 課長は添付ファイルをチェックすると、再び男のほうを向いて言った。 「おい!数字は千円

          見つめる男の話

          【書評】スタインベックの短編『朝めし』に人生で大事なことが書かれている

          ロッシーです。 スタインベック短編集の中の『朝めし』という短編を読みました。 この『朝めし』は、文庫でたった5ページの短編です。 ですので、読むのは本当に朝飯前です(笑)。 『朝めし』はスタインベックの短編の中でも非常に評価が高いようで、アマゾンレビューでも「朝めし」に好意的なコメントが多かったです。 そんなに評価が高いのなら・・・ということで早速読みましたが・・・ いや~いい話でした! 読むと朝めしが食べたくなる、そんなお話でした。原題はBreakfastです

          【書評】スタインベックの短編『朝めし』に人生で大事なことが書かれている

          基本たいていのことはどうでもいい

          ロッシーです。 たいていのことはどうでもいいことです。 「どうでもいい」という投げやりな表現が嫌な方は、「取るに足らない」と読み替えてください。 この前知人から聞いた話ですが、同僚が仕事のことで悩んで出社できなくなってしまったとのこと。メンタルをやられてしまったようです。 私はそういう話を聞いても、気の毒だ、可哀そう、という感情をあまり抱くことはないんですよね。 「なんでそこまで仕事のことで悩めるんだろう?」と逆に興味が湧いてきてしまうのです。 そりゃ、私だって仕

          基本たいていのことはどうでもいい

          【厳選】何度もスロー・リーディングしたい10冊 as of 2024.04.16

          ロッシーです。 平野啓一郎『本の読み方』では、速読ではなく遅読、つまり「スロー・リーディング」の大切さを述べています。 私も本は沢山読みますが、じっくり読むことは大事だと思います。ただし全ての本がスロー・リーディングの対象になるのか?というとそうではないと思います。 その作品自体に深みがあり、再読すると違った面白さがある!と思えるものでないとスロー・リーディングに値しないと思うからです。 というわけで、個人的にスロー・リーディングしたい本を10冊ピックアップしてみまし

          【厳選】何度もスロー・リーディングしたい10冊 as of 2024.04.16

          汝決して言い返すことなかれ

          ロッシーです。 仕事をしていると、色々と不愉快なことを言われることがありますよね。 そういうときに私自身が心がけていることは、 「絶対に言い返さないこと!」です。 もちろん私も人間ですから瞬間的に「ムカっ!」となりますよ。 でも、言い返すことだけはしないようにしています。 仮にこちらの言い分が100%正しかったとしても、相手は決してそれを認めませんからね。 人間というものはそういう生き物なのだ、というのがこれまで生きてきた私の認識です(間違ってたらすみません)。

          汝決して言い返すことなかれ