Mukuro63

ライトノベルが大好き。 Keyの超ファン。CLANNAD愛してる。 橘公司、理不尽な孫…

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ライトノベルが大好き。 Keyの超ファン。CLANNAD愛してる。 橘公司、理不尽な孫の手、柳野かなた、北山結莉、月夜涙、さがら総、鴨志田先生を尊敬しています。 小説家に憧れる学生。

最近の記事

【小説】終焉。僕は君らとこの物語を変えられるの、かな?6

第六章:一歩を。 「ここは…」意識が回復し始める。 見たことのある天井だ。 僕は状況確認しようと体を起こそうとするが、 視界がグワンと揺らいだ。 「うっ…、、、干渉の…反動…か…」眩暈がした。 そして僕は、酷い車酔いの様な状態になり。その場に崩れ、戻してしまった。 立ち上がれない…!命の危機を感じた。 すると、後ろから扉が開く音が聞こえた。 「きゃッ!?」扉の向こうから来た人物は短く叫んだ。 「だだだだ、大丈夫?!の訳無いよね!!犀兎!?しかっかりして!」彼女は凄い勢いで近

    • 【小説】終焉。僕は君らとこの物語を変えられるの、かな?5

      第四章:星のシナリオ 大地はえぐれていた。周りは業火が炎々とこの地を侵食している。 意識が朦朧とする。上手く体に力が入らない。それに右目が開かない。 能力の使い過ぎで潰れたのだろう。 頑張って立ち上がってみる…そこには。 「よぉ…犀兎。気が付いたか、なにそんな驚いた顔をしているんだ?」 「いや、だって怪我が…」桑棘の姿は悲惨だった。頭から血を流し、服は擦れ、利き手の右手は力を無くしダラりとしていた。 桑棘が近づいてきた。左足が不自然だ。足が逝ったのだろうか。 「なに、これく

      • 【小説】終焉。僕は君らとこの物語を変えられるの、かな?4

        第三章:豊穣の女神。そしてこの世界のお伽話。其の二 この星には大きく分け二つの力がある。 一つは、科学だ。この世界の科学は「相手を蹴落とし、蹴り落され」を繰り返し進化していった。 そして、二つ目は「星脈」から力を得て戦う者たちだ。 「星脈」それはかつてこの世界に生れし神が、己の力をこの星に注ぎこんだことにより生まれたものだ。その「星脈」は一部の人間にも影響を与えた。 そして、その影響を受けた者たちを「星生を受けし者」と呼ぶ。だが、この何千以上という歴史の中で「星生を受けし者

        • 【小説】終焉。僕は君らとこの物語を変えられるの、かな?3

          第二章:豊穣の女神。そしてこの世界のお伽話。其の一 「ねぇ***今夜の寝る前のお話はなにがいい?」 「うーん…お母さんが何か決めてよ!お母さんが好きな話を聞きたいよ僕は」少年は布団に入りながら母に言った。 「わかったわ、んー。じゃぁ、豊穣の神様のお話なんてどうかしら?」銀に輝く綺麗な髪を降ろしている、母親らしき人物が優しい声で言った。 「なにそれ!ほしようのカミサマ?面白そう!聞きたい!」少年はバッと手を挙げ声を出した。 蝋燭が微かに揺れる。 「こーら、***夜なんだから大

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          【小説】終焉。僕は君らとこの物語を変えられるの、かな?2

          第一章:銀木犀の夢 「あぁあッ…!」僕は布団から飛び起きた。 全身の毛穴から汗が出る。体は震え。視界は涙で滲む。 「はあはぁ…あぁあ…」呼吸が荒い。 僕は頭を抱える。 「僕は死ん…ああぁぁぁああぁ」 後ろから足音が聞こえてきた。 足音の主は、僕の後ろにしゃがんだ。 そして、僕の震える体に手をまわし軽く抱きしめた。 「大丈夫。犀兎は生きてるよ。」優しい声だ。その手はとても温かい。 「ここは…?」 「犀兎の部屋だよ。だから安心して。」 「あぁ…そっか…」 「今回は…何を見たの?

          【小説】終焉。僕は君らとこの物語を変えられるの、かな?2

          【小説】終焉。僕は君らとこの物語を変えられるの、かな?

          開幕章:夜に輝き空亡の悪夢 光が瞼の裏まで届く。僕はその光で目を覚ます。 だが、今は朝ではない。夜だ。 誰しもこの光を目にした瞬間冷や汗が出るだろう。 いや、それ以上か? 何故かって? 僕が目にした光は太陽でも月でもない絶望が放つ輝きだからだ。 遠方には街が見える。 その絶望は紅くゆらゆらと煌めきながら、街全体を照らし堕ちていく。 人々が逃げ出す。 その街の人々を百鬼夜行の妖怪としたら…百鬼夜行の最後。 太陽から逃げる妖怪のようだ。 太陽。それは陽光の元生きる。生きとし生け

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