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北米・南米映画

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アメリカ、カナダ、メキシコ、キューバ、ブラジル、アルゼンチン、チリなど南北アメリカ大陸の映画のまとめ
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#洋画鑑賞

シン映画日記『リトル・マーメイド』

シン映画日記『リトル・マーメイド』

MOVIXさいたまにてディズニー実写映画『リトル・マーメイド』を見てきた。

元はハンス・クリスチャン・アンデルセンの1837年のおとぎ話「人魚姫」で、1989年にディズニーがアニメ映画化した『リトル・マーメイド』の実写化作品で、主演は映画初出演・初主演の歌手ハリー・ベイリー、監督・製作は『シカゴ』や『NINE』のロブ・マーシャル。
生物的多様性というだけでなく、海上ラブロマンスと海洋特撮バトル、

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シン映画日記『テリファー 終わらない惨劇』

シン映画日記『テリファー 終わらない惨劇』

TOHOシネマズ錦糸町にて、ホラー/スプラッター映画『テリファー』の続編『テリファー 終わらない惨劇』を見てきた。

『THE MUMMY VS FRANKENSTEIN マミー VS フランケンシュタイン』のデイミアン・レオーネ監督・脚本作品で、2016年製作の『テリファー』の完全続編に当たる作品で、前作の生還者であるヴィクトリアも作中で出てくるが、主人公を女子高生と中学生の弟に変え、ハロウィン

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シン映画日記『クリード 過去の逆襲』

シン映画日記『クリード 過去の逆襲』

ユナイテッドシネマ浦和にてマイケル・B・ジョーダン主演兼監督映画『クリード 過去の逆襲』を見てきた。

『ロッキー』シリーズのロッキー・バルボアの宿敵アポロ・クリードの息子アドニスを主演にした『クリード』シリーズ第三弾。1作目にシルベスタ・スタローン、2作目にドルフ・ラングレンをゲストに迎えて、『ロッキー』シリーズのオマージュをたっぷり入れながらの作品だったが、本作は『ロッキー』シリーズの威光から

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シン映画日記『ソフト/クワイエット』

シン映画日記『ソフト/クワイエット』

ヒューマントラストシネマ渋谷でブラムハウス・プロダクションズ製作作品『ソフト/クワイエット』を見てきた。

『ゲット・アウト』や『ハッピー・デス・デイ』など異色のホラー、スリラーを世に送り出すブラムハウス・プロダクションズ製作の新たなるスリラー映画。これが見事に『ゲット・アウト』や『ブラック・クランズマン』等の人種差別絡みのスリラーをヒッチコック的なクライム・サスペンスに落とし込んだ泥沼クライム・

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シン映画日記『TAR/ター』

シン映画日記『TAR/ター』

イオンシネマ板橋にてケイト・ブランシェット主演、トッド・フィールド監督・脚本作品『TAR/ター』を見てきた。

『リトル・チルドレン』などを手掛けたトッド・フィールド監督の『リトル・チルドレン』以来の17年ぶりの新作で、個人的にはクラシック音楽の指揮者という縁遠い世界ではあるが、『エリザベス』シリーズや『ブルージャスミン』のケイト・ブランシェット主演ということで見てみた『TAR/ター』。これが見事

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シン映画日記『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』

シン映画日記『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』

TOHOシネマズ渋谷にてMCU映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』を見てきた。

ジェームズ・ガン監督作品でクリス・プラット主演、ゾーイ・サルダナ、デイヴ・バウティスタ、カレン・ギラン、ポム・クレメンティエフ出演、声の出演でヴィン・ディーゼルとブラッドリー・クーパーと豪華キャストで送るSFアクションの第三弾。

ある日、ノーウェアで本拠地を建設していたガーディアンズ・オブ・

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シン映画日記『聖闘士星矢 The Beginning』

シン映画日記『聖闘士星矢 The Beginning』

ユナイテッド・シネマ浦和にて漫画「聖闘士星矢」が原作の実写映画『聖闘士星矢 The Beginning』を見てきた。

いやー、酷い、酷い(笑)。
これ、「聖闘士星矢」のタイトルをつける意味が不明。

スラム街の地下闘技場で闘っていた星矢はアルマン・キドに「小宇宙(コスモ)がある」ということで女神アテナの生まれ変わりであり、グラード財団に命を狙われるシエナを守る戦士としてスカウトされる。その際、星

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シン映画日記『レッド・ロケット』

シン映画日記『レッド・ロケット』

シネマート新宿にてショーン・ベイカー監督・脚本・製作・編集の最新作『レッド・ロケット』を見てきた。

『タンジェリン』、『フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法』を手掛けたショーン・ベイカー監督の新作は文無しの元ポルノスターが元妻の元に転がり込み、大麻やセックスや不倫三昧の究極のクズ男映画!

落ちぶれた元ポルノスターのマイキー・セイバーがテキサスに住む元妻のレクシーの実家に転がり込み、隣人のロニーと

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シン映画日記『search #サーチ2』

シン映画日記『search #サーチ2』

TOHOシネマズ日比谷にて『search #サーチ2 』を見てきた。

電話も監視モニターも含めてほぼパソコンの画面上で展開させて世界中をあっと言わせた異色のソリッド・シチュエーション・スリラー『search/サーチ』の続編というか新作、第2弾で、今回もパソコンの画面上オンリーで、電話、モニター、スカイプ、チャットなどフル稼働させてサスペンス映画を作り上げた。

前作『search/サーチ』は女子高

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シン映画日記『ザ・ホエール』

シン映画日記『ザ・ホエール』

ユナイテッドシネマ浦和にてダーレン・アロノフスキー監督・製作、ブレンダン・フレイザー主演映画『ザ・ホエール』を見てきた。

何と言っても272キロの超巨漢デブ玉男になったブレンダン・フレイザーのアカデミー主演男優賞の演技と特殊メイクに見る前から注目が集まったが、
272キロのデブ玉ネタはそのまんまに、
LGBT、宗教、多民族、ルッキズム、独身中年など、現代のアメリカの取り巻く環境がデブ玉男の家に集

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シン映画日記『エスター ファースト・キル』

シン映画日記『エスター ファースト・キル』

ユナイテッドシネマ浦和にてスリラー映画『エスター』の前日譚『エスター ファースト・キル』を見てきた。

本作は『エスター』の時11、2歳だったイザベル・ファーマンがそのまんま25歳ぐらいでまたエスター役をやって主人公に。

エストニアの精神病院にいたリーナ(=エスター)は高い知能から病院を脱走し、ネットで自分にそっくりな行方不明になっている少女エスター(オリジナルエスター)を見て、エスターになりす

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シン映画日記『シングフォーミー、ライル』

シン映画日記『シングフォーミー、ライル』

ユナイテッドシネマ浦和にてハビエル・バルデム主演のファミリー・ミュージカル映画『シングフォーミー、ライル』を見てきた。

児童文学作家バーナード・ウェーバーの児童文学「ワニのライル」を映画化したファミリーミュージカル&コメディ映画。

マジシャンのヘクターはある日ペットショップで綺麗な声で歌うワニを見つけ、早速買い取る。ヘクターはワニをライルと名付け、自宅で歌と踊りのレッスンをするが、舞台の本番で

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