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固有名詞の恋/花束みたいな恋をした
初めて恋愛映画で号泣した
公開当初(高校生だったのにも関わらず)、「あーはいはいエモいエモい」と半ばというか完全に穿った目で予告PVを見ていた映画「花束みたいな恋をした」を今更ながら見た。
そもそも「忘勿」がTikTokで流行りすぎて、何度も聴いたせいで「本当にこのハモリ合ってんのやろか」みたいな感じになってきちゃって、余計に遠ざけていたまである。ボーカルの女性、髪色維持するの大変だろうなとか
復讐まであと1か月。泣けてくるよな/あいつら全員同窓会
成人式まであと1か月。
LINEグループに、懐かしい名前が続々と追加されていく。
170人を超えるアカウントのプロフィールを、私は一人一人丁寧にチェックしていく。ご丁寧に貼ってあるインスタのリンクももちろんタップする。
うわ。うわわわ。
記憶の奥底、こじ開けられることのなかった脳の一部がミシミシと開いていく。5年間、一度も思い出さなかった記憶は、まるで昔読んだ小説のような、今とは全く違う物語を
相棒ができた。/買ってよかったもの
なんか、カッコいい。かも。
ちょうど一年くらい前に、頑張って貯めたバイト代でApple watchを購入した。
実は腕時計嫌いの私。なんか蒸れるし邪魔だし、あっても忘れるし。ていうか、スマホあるから時計いらんやん。と思っていたのだが。
何を思い立ったか、はたまたカッコいい先輩が使っていたのに憧れてか、自分へのご褒美として腕時計デビューしてしまったのだ。
つるっとしたフォルムが近未来的で可愛
風呂に入らないかんのですよ(プチ鬱の話)
インターネットを長くやっていると、(私はTwitter歴かれこれ7年)なにかと精神病だったり、発達障害についてやたらと詳しくなる。
Twitterみたいな匿名のコミュニティは日常生活では言えないことを言いやすくするし、共感する似た者同士が集まって大きな渦になったりする。事情を全く知らない外野として「へぇ、」と思ったり、「あ、これ私(あの子)かもしれんな」と思ったり。
ここ数年本当に増えてきたの
「イッタラ展」透き通る美学と哲学
渋谷「Bunkamura ザ・ミュージアム」にて開催中の「イッタラ展 フィンランドグラスのきらめき」に行ってきました!
洗練されたデザインと使い勝手の良さが特徴の人気ブランド「iittala」の、企業の歴史や支えてきたデザイナー、美学など様々な視点からイッタラを捉えた今回の展示。ガラスや食器にはあまり詳しくない私ですが、フィンランド特有の文化やガラス細工を通じた哲学はとても興味深く、とても見ごた
人の孤独を埋めるのは、愛されることじゃなくて愛することだよ
思い返せば、上手に他人を愛せたためしがない。
というより、わかりやすい愛情表現が不得意だ。
例えば、何でもないときに恋人に「好きだよ」と囁いてみたり、愛らしくだだをこねて甘えてみたりが、できない。
正直に言えば、恥ずかしいのだ。世間の目は大して問題ではない。相手の中の真面目な自分像を崩すのが恥ずかしい。その甘い態度を本性と受け取られたくない。相手に普段とは違う愛らしい姿を見せ、愛の前にへりくだ