#蒸気機関車
ACT.104『夕景』
韮崎の兄弟
韮崎中央公園に保存されている蒸気機関車、C12-5。
ちなみにこの公園には、貨物用の電気機関車
であるEF15-198も保存されているのだがEF15形電気機関車に関しては整備中だったので観察できずだった。その為、スルーして蒸気機関車の観察に向かっている。
この蒸気機関車は、後々に誕生する万能の中型機…小型テンダー蒸気機関車であるC56形の製造に繋がっていく大きな蒸気機関車であっ
ACT.103『兄弟を探して』
戻り道
再び、小淵沢小学校から小淵沢駅への道を戻っていく。
山々と高原の清涼感を感じてやってきたあの険しい坂を、次は再び上りになるヶ所もあれば下りになるヶ所もある…と、山々の高低差。そしてうねりの激しい道を移動していく。
折角「蒸気機関車を探しに」と頂いたマップであったが、強く吹き付ける風の中で壊れてしまっては使い物にならない。
残念ではあるが、ここは端末の地図アプリの表示に従って移動し
ACT.102『山々の清涼』
少しだけの身延線
列車の時間に間に合わせた身延線の乗車は、無事に間に合いそうだ。
南甲府駅まで走り気味に向かって列車を繋ぎ止め、そのまま再び甲府に戻る。昨日と今日だけで、どれだけ甲府と山梨の地点を往復しているのだろうか。数えたらキリがない気持ちにさせられる。
少し早めに戻ってきた矢先に、313系電車が留置線に待機しているのを発見した。
中間車両を挟んでいるこの編成は、夕方・朝ラッシュの一
ACT.97『光彩享受』
憩いの客車と公園と
子連れの男性訪問客が公園に来ただけで、入山瀬の駅付近公園は静かである。
自分はそうした場所で余生を暮らす保存車たちが大好きだから、むしろこの環境の方が良いし車両が地域に深く根ざしている感触を大きく得られて楽しい。
マンガを客車内で読んでいる男子以外は客車の外に出て、公園に設置された遊具で遊んでいる。蒸気機関車の存在、客車の佇まいには目も暮れんというのか。持ち込んだボール
ACT.96『雨中進軍?』
現状を踏まえて〜気楽な幕鑑賞〜
雨の影響は、相当大きいのだという事は富士に近づく中でなんとなく予想がついてきた。
しかし、そうした中で富士方面を富士宮までの交通は確保されているらしい。取り敢えず、身延線に乗車していこう。
到着した時、富士で折り返して甲府に向かう予定であった列車は『富士宮行き』となり、とにかくまずは『進める段階』まで列車を走らせようといった感覚を受けた。
こちらもそこに倣
ACT.90『追いかけの人』
小さな鉄道
苫小牧駅に向かって駅に向かう中心、大通りを歩いていると何やら公園に蒸気機関車が居るのを発見した。近くには看板も設置されている。
『王子製紙 軽便鉄道』
と記されていた。そういえば近くに工場があったっけか。昨夜深夜に運転所付近を歩いていた際にも、製紙工場らしき建築物や煙突の立ち並ぶ姿を見たような記憶が残っている。
最初、この機関車と客車に関しては何気なくの撮影で記録に打ち込んだが、
ACT.85『膝下解明』
キハの裏で
当日の天気は、曇天の中に陽射しが時折差し込むといった状態であった。そうした中で、屋外に保存されているこの場所のメイン的な存在であるキハ183-214を撮影する。夕日を受けて輝く国鉄色は、日本人のDNAを刺激する格別の情景である。
さて。こうして炭鉱鉄道の開発歴史や石勝線の開通と安平町を形成した歴史を2つ眺め、保存車も共に観察した。
しかし、この場所には隠れてまだ保存車がいるので
ACT.84『非業乗り越えて』
もう1つの看板
道の駅あびらD51ステーションで昼下がりの時間を過ごしている。
札幌から石勝線へ直通する特急/おおぞら…にて再び旅の序盤に訪問した安平町は追分に戻った。
先ほど、この場所では自分が見ておきたかった保存車であるキハ183系、キハ183-214を観察し撮影に没頭した。だが、この場所にはもう1つの保存車が居るのである。その保存車は、かつての安平町の主役であり、この追分の大地を鉄道
ACT.72『北見の出会いより〜残り香に思う〜』
北見市到着
石北本線の特急列車、オホーツク号に乗車して北見に到着したのは昼にも近い11時を過ぎた段階であった。札幌を6時50分に出発し、旭川から長い道のりを経て、遠軽でスイッチバック。そしてその先、生田原での常紋越えに挑み、列車は北見に出てきた。
自分が下車した時、北見は凛々とした夏晴れの空の下、快晴の天気であった。旅は既に後半に入っているのだが、その中でもこの北見で迎えた天気はここ1番の状
ACT.71『更なる長い道』
旭川へ
朝の普通列車に乗車し、のんびりと旭川駅に向かって進んでいく。既にH100形にも旅の案内人のような気持ちというか落ち着いた感覚が芽生え、安心感のようなものさえ同時に感じてくる。
このまま麗かな日差しに身を委ね、30分程度で列車は旭川に到着する。今回は再び旭川に戻って…からの更に長い道を歩んで道東、北見市に向かい歩みを進めていく。何となしに、稚内まで既に行ったからなのか肩の荷が既に砂にな
ACT.63『宗谷滞在〜名寄編〜』
電化の象徴を手にして
旭川を発って、現在の自分は名寄へと向かっている。ここからは宗谷本線をひたすら北へ向かい、最後には稚内に到達する事を。そしてそこから宗谷岬に達する事を目標に動き始めた。
現在、乗車中なのは快速なよろ号。車両は気動車でH100形車両によって運転されている。快速なよろ号は時間帯を分散させて運転されており、乗車した15時台の他には18時台。20時台に旭川から名寄に向かう快速なよ
ACT.60『その果てに』
しばらく置いて、旭川
朝を迎えた。雑魚寝ばかりの人々が集うライダーハウスのような場所…だったが、目覚めは何となく家庭的というか。人の家で朝を迎えた感覚にさせられる。少し寂れた雰囲気が体を包んだ。
「そういえば、寝る前に話し込んだ韓国人家族はどうなったんだろう?」
と押し入れ付近に寝転がっている親子を見つけた。
昨日話し込んだ。駅弁を食事しながら様々な話を交わし合った韓国人家族だった。今日は富
ACT.57『苗穂まわり』
尽きない魅力と
再び、苗穂工場の話から再開だ。
前回は苗穂工場の開発した強烈なマシンの数々の紹介として、青函トンネル新幹線転換を目前に開発された『トレイン・オン・トレイン』と鉄道道路両用のバススタイルの乗り物・DMVについて紹介した。
そして今回は少し、苗穂工場の保存車(少し見える範囲)と苗穂運転所付近を歩いて見かけた車両の撮影をしていこうと思う。
苗穂工場に関して再紹介すると、苗穂工場
ACT.54『さよならを仰いで』
雨天進軍
岩見沢のファミリーマートで500円近いビニール傘を購入し、少し大きな出費と被弾を経験し後悔と雨に打たれつつも駅に向かって歩く。
「靴下は脱ぐしかないな…」
雨の中、濡れた靴下の感覚が気持ち悪くてスグに脱いだ。雨に濡れる事。そして自分は外出時に本を必ず携帯しているほどの本好きで『本が濡れるのも嫌』なのだが、この『靴下が濡れている感触で靴を履いている』のが何よりも嫌なのである。速攻で脱い