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人と組織をつくる哲学 ―マネジメントと教育の「共通解」―

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マネジメント=管理とは「兵站(生産・物流・調達部門)を通じて限りある資源(ヒト・モノ・カネ・トキ)を把握・分配し、適時適切に適所で活かす」ことである。古来より兵站を軽んじ、人材や…
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2019年5月の記事一覧

【仕事術】マネジメントとは

【仕事術】マネジメントとは

物事を深く理解するために、昔から採っている方法があります。
それは「対象をシンプルに捉え直す」こと。
シンプルに捉え直すことで、間違えようのない本質に近づくことを狙っています。

「捉える」ではなく「捉え直す」としているのは、一般的な意味や解釈に囚われないようにする為です。学問的な知識よりも、自分の経験に照らし合わせて適切か否かを検証・判断するようにしています。

そんなやり方で、今回捉え直してみ

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異議あり!?「経営のやりがい搾取」に強制ストップをかけられる健康裁判長(CHO)制度を紹介 #ミラティブ社

異議あり!?「経営のやりがい搾取」に強制ストップをかけられる健康裁判長(CHO)制度を紹介 #ミラティブ社

昨日、世界初のバーチャルカラオケ空間「エモカラ」をリリースしました。ミラティブはプロダクトがすべての組織なので、世界初のものを出す時には社内に高揚感があふれる感じがあります。昨日はささやかにケーキでお祝いをしました。(むちゃくちゃ熱い機能だと思っているのでぜひ触ってみてください!とりあえず↓の動画見てください!)

各所から嬉しい反響も!

ミラティブは、40人で10億超のユーザーに価値提供する米

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【マネジメントってなんだよ!】25歳の事業責任者がぶち当たる壁

【マネジメントってなんだよ!】25歳の事業責任者がぶち当たる壁

テテマーチのみしまるがついに初noteです。(自分で言うなよ)
そして記念すべき一発目は若干重めな内容なのが自分らしい。

今年入ってから(正確には去年末から)本当に弊社テテマーチがInstagramのマーケットの拡大に伴い、忙しくて、様々な悩み、課題にモヤモヤしてました!まぁこんな性格なんでいつも基本ポジティブなんですけどね。。。(笑)

さて、最近湯船に浸かってkindleで書籍を読むこと

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チームで使うAsana:生産性と信頼を築く7つのTips

チームで使うAsana:生産性と信頼を築く7つのTips

10連休明けのスタートダッシュのために、プロジェクト管理ツール「Asana」の使い方について、少し踏み込んだ知見をまとめたい。

自分が所属するロフトワーク京都では、社内プロジェクトメンバー間の共有基盤として、Asanaが浸透してきている。(クライアントやパートナーとのやりとりは、Backlogを使うことが多い)

個人で使うだけでも十分便利だけれど、チームで使ってこそ真価を発揮するAsana。そ

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人を指導する時に使ってはいけない言葉。新人教育は新人の為だけではない。

新人を指導する時にどうもスムーズにいかない、理解力が乏しいなと感じた事はありませんか?

部下の能力が低いからだと決めつけるのは早計だと思います。

コミニュケーションには阿吽の呼吸があると会話がスムーズになり円滑に物事が進みます。

しかし、新人と教育係のような新しい人間関係の時は阿吽の呼吸は難しいものであり、ついつい慣れ親しんだ人間関係の阿吽の呼吸の言葉を使用してしまいがちです。

人に何かを

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共感とは「me too」でなく「I see」

共感とは「me too」でなく「I see」

販売も指導も「聴く」の基本は共感。
共感の意味、正しく理解できていますか?

コミュニケーションの基本といえば、アイコンタクト、頷き、復唱、共感、質問…
などと研修などではよく言われると思うのだけど、「共感」って難しいはず。

~共感とは「私も一緒です」ではなく「その気持ち分かりました」〜

例えば、新人(Aさん)さん
お客様「二の腕がちょっと気になるから、この服無理だわ。。。」
販売員「分かり

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1億円プレイヤーが続々と生まれるホストクラブには「儲けの秘密」がある

ぼくは、歌舞伎町でホストクラブの経営をしています。

経営を任されるようになってから8年。いま、ぼくのグループには「1億円プレイヤー」が6名います。1億円というのは、1年の売上の総額です。なかには6年連続で1億円を達成したホストもいます。

ホストの世界でも、年間1億円というのはなかなか達成できる数字ではありません。達成できたとしても、それを長続きさせることは難しい。そもそも、月の売上0円〜数万円

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宗教から逆算するオンラインサロンのコミュニティ設計と運営戦略(おまけのみ有料)

宗教から逆算するオンラインサロンのコミュニティ設計と運営戦略(おまけのみ有料)

オンラインサロンに入ってみて半年たったのでコミュニティ設計を考える、というnoteの続きです。

前回のnoteでは参加者目線でコミュニティを類型化してみたのですが、今回は主催者目線でコミュニティをどう設計するのがいいのか?というのを探ってみます。

コミュニティ=中小規模の連帯のある集団とした場合、これってビジネスの顧客集団やお店のファンや常連さんとの小さな輪っかでも同じですよね。

つまり、い

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オンラインサロンに入って半年以上たったので、コミュニティ設計を考えてみた

オンラインサロンに入って半年以上たったので、コミュニティ設計を考えてみた

僕は現在いくつかのオンラインサロンやコミュニティに所属しています。もともと所属意識や帰属意識も低いし、誰かに傾倒して心酔したりもせず、基本的にうまい話は疑ってかかるクチなのですが、職務上で役立ちそうなところに勉強の意味で入っています。

で、ちょっとそろそろ入って1年近くたつところもあるので、ここで一回整理をすることに。いくつかのコミュニティは退会し、数個だけ残して一新することにしました。

コレ

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ダブル・バインドという「心の牢屋の再生産」

ダブル・バインドという「心の牢屋の再生産」

ダブル・バインド(二重拘束)とは、人類学者のグレゴリー・ベイトソンの造語だが、わたしが最初にその言葉を知ったのは、催眠療法を学んでいる時に、稀代の天才催眠士、ミルトン・エリクソンがそれを応用した ポジティブ・ダブル・バインド(治療的二重拘束)としてだった。

本来ベイトソンが言い始めたダブル・バインドは、はっきりとネガティブな意味で、強者から弱者への(主に親から子供に対しての)、矛盾をはらんだコミ

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自律的なデザイン組織を創り出すまでのストーリー

自律的なデザイン組織を創り出すまでのストーリー

私がデザイン組織で成し遂げたかったこと人にはそれぞれ潜在的な能力があります、それが十分に発揮できていないのであればそれはマネジメントや組織の仕組みの問題であると考えています。

また、私のビジョンとして「共創×アジャイル」で自律的にすばやく新しい価値を生み出す組織作り出すことを目指していました。
コラボレーティブなデザインの必要性が高まるなかで、これが実現できているデザイン組織はまだまだ少ないので

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学生に、嘘はつくな

学生に、嘘はつくな

はじめまして。柴田です。
delyという会社で採用含むコーポレート部門の責任者で、執行役員をしています。それっぽいサムネにしていますが、記事は結構勢いで書いています。ご容赦ください。

今年からdelyは新卒採用を本格化するのですが、自分が就職活動をしていたときから引っかかっていることがあるので、違和感と、僕らのスタンスをここで改めて書いておこうと思います。

少し昔の話をします。

P&Gにいた

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結局、リーダーに向いている素質とは

結局、リーダーに向いている素質とは

 これまで、「あなたがリーダーになるために」ということで、連載的な形で記事をいくつか挙げてきた。
ここで一覧にしてまとめてみると、
1.都合の悪い意見を隣に置くということ
2.今、リーダーが最も重視すべきは「合意形成能力」
3.組織を構成する3つの要素
4.組織の中でのリーダーとは
5.リーダーが持つべき能力は何か
6.役割を振るメリットとは
7.役割を振る際に気を付けるべき3つのワード
8.モチ

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正しい師匠の見つけ方

正しい師匠の見つけ方

FROM ボブ・バーグ

私が勧める正しい方法でネットワーキング(人脈作り)をしていれば、「この人からもっと学びたい!」と思うような人と巡り合うこともあるだろう。

もしあなたが、誰かにメンター(師匠)になってくれるよう求めるときは、紳士的で、控えめで、敬意を込めた態度を取ること。そして何かを与えてもらうのではなく、むしろ「何かを与える」という気持ちを持って接する必要がある。

メンターはどうやっ

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