つかさまき|Maki Tsukasa in London

ロンドン3年目。岡山出身、Bird Lover。10歳と7歳子育て中。ブログは趣味、英…

つかさまき|Maki Tsukasa in London

ロンドン3年目。岡山出身、Bird Lover。10歳と7歳子育て中。ブログは趣味、英語併記は筋トレです。英国赤門学友会の人物紹介も書いてます。<https://note.com/ukakamon> 写真は Húsavík and Látrabjarg @ Iceland

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つかさまきの自己紹介

はじめまして!目を留めていただきありがとうございます。 「つかさまき」は、本名の最初と最後の漢字をとった筆名です。創作が好きだった子供の時、じいちゃんが「小説家でデビューしたら、ペンネームはこれを使え」とつけてくれました。 で、いまだに小説家デビューはしてませんが、 2000年に東京大学で出会った相手と結婚したのが2008年。高齢出産で2児の母となり東京に住んでいましたが、2021年12月に、旦那の私費留学にくっついて一家でロンドンに移り、パディントンの近く、Maida

    • Fruits and visitors

      < English follows > 犯行現場を目撃した。 今朝5時半くらいに目が覚めて、なにげなく2階の寝室のカーテンをちらっと開けてみたら、玄関前の石畳の上で太ったリスがきのみを食べていた。 転居からこちら、諸事情によりまだ一度もセントラル・ロンドンに出かけていないくらい色々休まらない日々の中で、私は庭掃除が息抜きになっているので、「見慣れない木の実をどこかから持ち込んで散らかすやつがいる」ということには前々から気がついていた。 やはりおまえか、リス! うちの

      • Iceland Day 09. Seal Land

        - English follows - フェリブリャゥンスライクル(Brjánslækur)港 ウエストフィヨルドと、スナイフェルネス半島の間には、片道2時間半かかるフェリーが運行している。 1日2便しかないうえに海が荒れていたら出港しないらしいが、レイキャビクまでぜんぶ運転したら7時間かかるところを1/3くらいラクできるので、ダメでもがっかりしすぎないぞと覚悟を決めて、数ヶ月前からUKのサイトで12時の便を予約していた。 それにしてもアイスランドの地名って、そもそも

        • Iceland Day 08. Bird Land

          Q. 表題写真、何を一生懸命見ているの? A. そう、これが旅後半のハイライト。「野鳥の楽園」ことラウトラビャルグ岬(Látrabjarg Cliffs)の断崖絶壁で鳥たちを観察する我が家族です! 直前の計画変更 海鳥は日中海に狩りに出るので、観察するなら朝か夕方が狙い目。だから、この日は朝4時にゲストハウスを出発して3時間ドライブした先のフットパスで、9時頃からハイキングを始めるつもりだった。 でも、直前の天気予報で、朝は雨・午後から晴れがはっきりしたので、思い切っ

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          Life in all it's fullness

          子供たちは今週から新しい小学校に通いはじめました。「年度はじめは忙しいから、数週間待機も覚悟して」と、リッチモンド区のホームページに書いてたので、想定外に早かった!嬉しい!! ロンドンの公立小学校に入るには、まずその行政区に希望リストを提出するのですが、住所がなければ門前払いです。定員超えていたら不本意な学校にアサインされることもよくある話。だから、家から歩いて3分(!)の第一志望校に入れてほっとしました。 学校名に聖人の名前がつく、CoE(Church of Engla

          Iceland Day 07. Geothermal Land

          今回の旅でひとつ、私が企画者特権で家族を個人的な趣味につきあわせたポイントがある。それが、北西の最果て、ラトラビャルグ岬(Látrabjarg)へ行くこと。 本来リングロードを巡るならレイキャビクに近い「スナイフェルネス半島(Snæfellsnes)」に南下するのが時間に余裕もあり、観光スポットも多い。 ウエストフィヨルドは移動が長くて道も悪い。けど、夏はオートマ車でそこにチャレンジできるごく短い季節で、更にその野鳥の聖地は、まさに7月がピークシーズンなのだ。最果ての崖

          Chapter 2

          English follows 今日から9月、ロンドンでは新各年度の始まり月です。そんなタイミングで引っ越しをしました。 家族で話し合い、意思決定したのが7月上旬。2ヶ月前ノーティスのために即座に大家に解約申請をしてからアイスランド旅行に行き、戻ってきてからがお尻の決まった物件探しで、それが大変で寿命が縮みました。来英時、1日で数件見た中から即決めして5日後に入居していたのは、すごくラッキーだったみたい。 とにかく自業自得なんだけど修羅の夏をぎりぎりで乗り切り、3日前に

          Iceland Day06. Whale Land

          <English follows for the travel tips I found > ダイアモンド・サークル プランの時にかなり悩んだのがこの日の設計。「ダイアモンド・サークル」と呼ばれる北部の一帯には見どころが多く、湖畔の村、ミーヴァトンで連泊する人も多い。 だけど、半年前に手配開始したときにはこのエリアの手頃な宿は満室で(みんなどんだけ早く計画立てるの?!って感じたが)、この後の日程でウエストフィヨルドにも行きたかったので、家族みんなが希望するホエールウォッ

          Iceland Day 05. Whooper Land

          この日は道中に地熱温泉を予約して、その後は早めに東フィヨルドの街に移動して街を散策・元気なら教会の音楽祭に行くプランだった。ここまでの観光でも混雑を感じることはなかったけれど、ここからはいよいよレイキャビクからのツアー客も減り、オフ・ビート感が出てきた。 ワッパー・スワン だから間延びした移動になるかなと思っていたのだが、想定外の驚きに満ちているのがアイスランド。ノーマークだった入江の角を曲がったところで、白鳥の群れに遭遇した。何百、いや何千の大群に。 遠くからの下手

          Iceland Day 04. Glacier Land

          <English follows for the travel tips I found > 夏の旅にはアイマスク アイスランドの夏は白夜とまではいかないがずっと明るいので、アイマスクを持っていくと良い。子供には用意していなかったが、British Airwaysがくれたキッズセットに入っていた。気が効いてる。 なんとなく5時くらいに目が覚めてうつらうつらしていたら、朝6時頃から、湿地の鳥たちが騒ぎ始めた。日照時間に左右されず、一定の頃合いに目覚める体内時計をもっている

          Iceland Day 03. Wet Land

          <English follows for the travel tips I found > ★ セリャランズフォス(Seljalandsfoss) 滝のような雨、というけれど。午前中はまさに滝のような雨に暴風雨のような滝を重ねた修行のような滝巡りだった。 アイスランド語の名が覚えられないが、裏を歩けるので有名な滝はセリャランズフォス。晴れた日に滝を透かして見る夕日が美しいらしいけど、こんな雨の日にも観光客が絶えない。 高低差があって滝壺の風圧と水しぶきがすごいので、

          Iceland Day 02. Sheep Land

          <English follows for the travel tips I found > アイスランドではTOYOTAが人気! いよいよロードトリップ開始。前日にスーパーで買った食材を簡単に調理して食べてから8時にチェックアウトして、「ゴールデン・サークル」に向かった。レイキャビクから1時間ほどの近くにある、アイスランド観光といえば皆が通る定番の観光地。 街中から、のどか。右側通行に慣れないけれど、道が広くて交通量が少ないし、マイルじゃなくてメートル表示で楽。普段運

          Iceland Day 01. Less than 1M

          <English follows> 初めてその土地を踏むときは風の中に特有の匂いを探す。アイスランドの風は、7月でもひんやりと透き通った匂いがした。 レンタカーで走り出すと、車窓はごつごつした溶岩大地。ささやかな緑は地を這う苔と低い樹木。灰色の、広い空。 ブルー・ラグーンへの道は最近の溶岩流のために迂回路になっていた。黒い丘陵の向こうに、猛烈な白い煙が立ち上ってる箇所では、路肩に車を停めて歩いて見に行く人がたくさんいた。現役の溶岩が見えたのかもしれない。 Blue L

          Iceland 10 days

          <English follows> 家族で、アイスランドの1号線「リングロード」を一周するドライブ旅行に行ってきました。 全てホステルやアパートの自己手配&食事は基本自炊にしたら、出費はツアーの半額くらいにおさえられました。毎日の移動ルートや所要時間を細かく計算しつつも天候や道の状態を見て柔軟に対応する感じは、家族旅行というより山行計画を立てるのに似てました。 でも、実はこんなに長いロードトリップは初めてで。途中でバテないか不安でしたが、毎日絶景なので驚くほど元気に走り

          Linguistic Play

          「ブレグジット」Brexit は、British(英国)と Exit(退出する)の混成語。っていうのは知ってたけど、逆にEUに戻ろうという動きは「ブレンター」Brenter (British + Enter) というらしい。さらに、EU加盟国のイタリアが離脱するなら「イタリーヴ」 ltaleave (Italy + leave)、チェコなら 「チェックアウト」Czechout (Czech + checkout)。 ということを、先日子供から教わった。ダジャレやん。 ロン

          My guilt

          English Follows 子供の学校の送迎の時に通る公園の大きな木には、誰かが作った鳥の巣箱がかけてある。 ある朝その下を通ると、ぴぃぴぃという賑やかな声が降ってきた。 あれ、ほんとに野鳥が使うんだと思って見上げたら、ちょうど顔をのぞかせたやつと目が合った。木の肌によく似た灰色の、ちいさなヒタキかな? 細いぴぃぴぃ声はまだ続く。ああ、雛たちが中にいるんだ。親鳥は餌をはこんでるらしい。 ムクを思う。 日本に残してきたオカメインコ。年をとってしまって、もう飛べな