つかさまき|Maki Tsukasa in London

ロンドン住まい3年目。岡山出身、Bird Lover。9歳と6歳のバイリンガル子育て挑…

つかさまき|Maki Tsukasa in London

ロンドン住まい3年目。岡山出身、Bird Lover。9歳と6歳のバイリンガル子育て挑戦中。 英国赤門学友会事務局で人物紹介も書いています<https://note.com/ukakamon> プロフ写真は Duncansby Head @スコットランド

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つかさまきの自己紹介

はじめまして!目を留めていただきありがとうございます。 「つかさまき」は、本名の最初と最後の漢字をとった筆名です。創作が好きだった子供の時、じいちゃんが「小説家でデビューしたら、ペンネームはこれを使え」とつけてくれました。 で、いまだに小説家デビューはしてませんが、 2000年に東京大学で出会った相手と結婚したのが2008年。高齢出産で2児の母となり東京に住んでいましたが、2021年12月に、旦那の私費留学にくっついて一家でロンドンに移り、パディントンの近く、Maida

    • Linguistic Play

      「ブレグジット」Brexit は、British(英国)と Exit(退出する)の混成語。っていうのは知ってたけど、逆にEUに戻ろうという動きは「ブレンター」Brenter (British + Enter) というらしい。さらに、EU加盟国のイタリアが離脱するなら「イタリーヴ」 ltaleave (Italy + leave)、チェコなら 「チェックアウト」Czechout (Czech + checkout)。 ということを、先日子供から教わった。ダジャレやん。 ロン

      • My guilt

        English Follows 子供の学校の送迎の時に通る公園の大きな木には、誰かが作った鳥の巣箱がかけてある。 ある朝その下を通ると、ぴぃぴぃという賑やかな声が降ってきた。 あれ、ほんとに野鳥が使うんだと思って見上げたら、ちょうど顔をのぞかせたやつと目が合った。木の肌によく似た灰色の、ちいさなヒタキかな? 細いぴぃぴぃ声はまだ続く。ああ、雛たちが中にいるんだ。親鳥は餌をはこんでるらしい。 ムクを思う。 日本に残してきたオカメインコ。年をとってしまって、もう飛べな

        • London Wilderness

          <English Follows> Netflixで「女刑事マルチェラ」を見ました。 主演女優が良いサスペンスドラマ。でも、見通してしまったのは、ご近所が舞台なのでシーンの中に「あそこだ!」って探すのが楽しかったから。 移民だらけのチャーチ・ストリートの雑然とした感じとか、 エッジウェア・ロードの高架下の閉塞感とか、 ハムステッド・ヒースの寒々とした雑木林とか、 主人公の家からして、警察官と建設会社の法務部長のダブルインカムなのにこれ?という狭苦しさが漂うのだけど

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        • 潜在意識のメモ
          110本
        • 仕事スタイル
          59本
        • This is me
          10本
        • 月過人已靜
          75本
        • 五つ星
          91本
        • Scrimp and Save
          45本

        記事

          Putney Heath

          〈English follows〉 夏の夜は短い パブはエール祭り テラス席は子連れで飲んだくれる家族で賑わう 夕方9時過ぎの、明るい公園を横切って おうちへ帰ろう 「いい小枝」がたくさん落ちている 臆病な野ウサギも姿を見せる 短い夏の、明るい夜更かし ★ London's summer daylight is long and lovely. At the pub, the ale festival is a treat. Families on t

          Birthday Wish

          〈English follows〉 長女が7歳になりました。まえもって晴れた日曜日に、たくさんお友達を呼んで、ハイド・パークでピクニック・パーティーをしました。が、お誕生日当日は家族の夕食にリクエストのメニュー(オムライスとコロッケ)を作り、ケーキを買ってきて「おめでとう」を言いました。 蝋燭の火を吹き消す時にお願い事をするんだよ、と教えたら、何やら考えてフー!とした後で、「何をお願いしたと思う?」というので、 「なになに」ときいたら、 「リシ・スナークを見たいってお

          Japanese delights

          <English follows with my favorate restaurants links> ロンドンも30度近くなる日が続いて、やっと夏が来たっぽい。今年は雨が多く、ずっと寒くって、もう夏に見放されたかもしれないと戦々恐々としていた住民たちは、みんな「暑い…けど、来ないよりいいね!」と、ありがたがっている。まあ、直射日光はきついけど、日陰は風もあり気持ちいい程度だからね。 そんな今朝、わたしは起きた瞬間からなぜだか日本の美味しい食べ物のイメージがとめどもなく

          Who's English

          <English Follows> こないだ、Jason Mraz を聴きたくなったのをきっかけに、昔息子によく見せていたセサミ・ストリートの動画をいくつか娘に見せてて、 ハッと思ったんだけど、セサミ・ストリートって、直球のアメリカン・イングリッシュよね。 ロンドンに来てからブリティッシュ・イングリッシュにどっぷりなのでそれに慣れてしまっていたのだけど、そもそもアメリカ企業での仕事を通して英語を身につけたこともあって、久しぶりに聞くアメリカン・イングリッシュを、とても滑

          Fun Run

          <English Follows> リージェント・パークのマラソン大会に参加しました。2.5km, 5km, 10km からコースを選んで登録するお楽しみ大会で、子供からお年寄りまで幅広いひとがエントリーします。私は5kmでコースを2周。普段は子供の学校の送迎の時に走るだけなんだけど、34分で完走しました。初めてのマラソン大会なので、くじけなかっただけで上々よ。 途中、小さい女の子をおんぶしたお父さんに追い抜かれたり、おじいちゃんがおばあちゃんを「ハニー、よくやってるね、

          Brits Weather Talk

          <English follows> 「イギリス人は天気の話が好きだ」という。昔、英語の先生が言っていたけど、ロンドン暮らし3年目にして、それって本当だなと実感する。 6月半ばのロンドンは、本来なら夏至の手前で一番美しい季節でストリートフェスティバルも多いのに、先週は10度を切るような寒い日が続いてダウンコートが手放せなかった。今日は今日とて、1時間前に土砂降りが降ったのに、今は表題写真のような良い天気。石畳もからっと乾くほど。雨上がりの芝生や街路樹はまた緑が鮮やかで気持ち

          Wanna watch Hamilton? Head to West End!

          <English follows> 先日、人気のミュージカル「ハミルトン」を見た。 ロンドンに来てからウエスト・エンドの魅力にハマって色々観てきたけど、これはラップのミュージカルということで聞き取れないかもと思って行ったら、案の定3割くらいしかわからず(後であらすじをたどったら)色々盛大に誤解しながら見通した。 にもかかわらず!音楽とダンスがとにかく格好良くて、脇役まで鳥肌が立つような力量のある役者が揃っていて、結果として、もう一度見たいミュージカルTOP3に入る良さだ

          Wanna watch Hamilton? Head to West End!

          Tasks to Thinking

          <English follows> 今月で10歳になる長男が、小学校1年生(日本基準)の春から続けてきた「そろタッチ」を卒業しました。 4つのステージ(J,S,X,U)x 12段階の全48段階中、44段階目(U8)まで行きました。あと3か月もしたらコンプリートだけど、正直なとこ、親としては2年生で最初の2つのステージ(JとS)をクリアしたところでもう十分と思っていたのです。でも本人が頑張りたいと言うので、気が済むところまでと思って続けていました。 ちなみに、横で見てる感

          Swan baby

          <English follows> ロンドンの水路には白鳥が住んでいます。この季節には雛をつれたやつをよくみますが、白鳥の赤ちゃんは英語で「シグネッツ」と言います。 近所の運河に住んでいる家族は例年5羽前後の雛を引き連れているので、それくらいいるのが普通なのかなと思っていたのですが、今年ハイド・パークで見かけた二組の家族は、どちらも雛は1羽だけでした。 犬にやられちゃったのか、今年の春は寒すぎて、小さな雛には厳しかったのか。昨日なんか、突然の夕立のあと気温8度まで冷え込

          Good morning

          おはよう。あまりにいい天気なので、子供を学校に送っていったあと、コーヒーを片手に近所の運河に散歩に来ました。 Good morning! I am writing this while sitting on a bench by the canal near Paddington with a cup of coffee. ナロウボートがつないである内湾の奥に離れ小島があり、水鳥の楽園になっています。遠くから視認できるだけで6種類はいます。 In the basin,

          Where My Heart Always Returns

          <English follows> サグラダ・ファミリアは「光の森」でした。 ロンドンからは2時間ちょっとで行けてしまうバルセロナ。午後到着の便で到着して宿に荷物を落とし、緑豊かな大通りを歩いていくと、視界の隅に現れた、建造中の尖塔。 近くから見上げると、巨大な木のような存在感だけど、不思議と威圧的ではない。曲線が多いからかな? ミニチュアで見るグレーのところが建設済み、黄色のところが未完成。ガウディ没後100年の2026年を完工目標としていたけれど、今のところ「20

          Floral Feasts

          <English Follows> 先週のチェルシー・イン・ブルーム。ハイストリートの路面店が、競って花で飾り付ける約1週間の催しです。 私はロンドンに来たばかりの2022年に初めて訪れファンになったのですが、その年は特に、故エリザベス2世陛下の「プラチナジュビリー」がテーマで英国人の女王愛が炸裂していました。 それに比べると、今年は不景気のうえに雨が多くて参加するお店も減り、ちょっと寂しく感じました。とはいえ、花に彩られた綺麗な街並みをぶらぶらするのは楽しかったのでい