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名前にこめられた想い #124 ネーミング
古典落語に寿限無というものがあります。
「寿限無 寿限無 五劫(ごこう)のすりきれ 海砂利水魚(かいじゃりすいぎょ)の水行末(すいぎょうまつ) 雲来末(うんらいまつ) 風来末(ふうらいまつ) 食う寝るところに住むところ やぶらこうじのぶらこうじ パイポパイポ パイポのシューリンガン シューリンガンのグーリンダイ グーリンダイのポンポコピーのポンポコナーの 長久命(ちょうきゅうめい)の長助(ちょう
製造の生産性を向上させる #123 制約理論(TOC)
マネジメントとは、企業が、その目標を達成するために必要不可欠なものです。
そこには、必ず、マイナス的な制約もあり得ます。
よって、マネジメントにおいては、それぞれの制約を常に顕在化させて改善に努めるとが大切です。
例えば、企業力を評価する場合に、生産性が用いられる場合があります。
生産性は、様々な切り口がありますが、企業の場合は、経費や時間など投じるものに対する売上や利益などの得られる価値の割合
ドリルではなく穴を求めている #122 ジョブ理論
現代は、VUCA時代と表現されるように、企業をとりまく環境は、変動的で不確実、さらに複雑で曖昧です。
その様な環境下では、現状は、需要がある製品やサービスであっても、極端な話し、皆無になる可能性もあり得ます。
例えば、顕著な事例がカメラです。
カメラですが、元々は、フィルムカメラでした。
フィルムカメラは、感光剤が塗布されたフィルムに光を当てると起こる科学反応を利用して画像を記録するものでした。
鯉のぼりに籠められた想い #121 登竜門
現代では、様々な場面でメンタルあるいはマインドという言葉が使われています。
これほどまでに注目されているのは、成長するためであったり、目的や目標を達成する上で欠かせないものだからです。
例えば、目標を達成するためには、経験に裏付けられた知識や技術などが必要ですが、最終的には、メンタル、そして、そこから確立された強いマインドが欠かせません。
メンタルとは、その時々の心理状態や調子です。
対して、
集中力を持続させる #120 ポモドーロテクニック
人には、それぞれ、持ち得た能力があります。
ところが、持ち得た能力を効率よく発揮することは意外と難しいものです。
そもそものモチベーションが低く、自ら発揮しようとしない人は論外ですが、発揮したくとも、なかなか思い通りに発揮できないのは何故かです。
それは、意識の差なのかと思います。
意識とは、「集中力×継続力」と捉えることもできようかと思います。
自分自身のマネジメントとして、如何にして集中力
価値はイノベーションから生まれる #119 イノベーションのジレンマ
マネジメントには、マーケティングと共に、イノベーションの機能があるとしたのが、P.F.ドラッカー氏です。
マーケティングは、多くの企業で取り入れられ、既に定着している機能とも言えます。
対してイノベーションは、直訳すると革新などとなり、機能というよりも、ある意味、崇高な位置付けにあるように感じています。
ところが、マーケティングの第一人者であるフィリップ・コトラー氏は、「イノベーションとは基本
為せば成る! #118 大畑大介さん
誰にでも人生を左右する大きな岐路が、一つや二つあるはずです。
その時に、どちらを選択するかで、その後の、その人の人生を大きく左右してしまうかもしれません。
先般、ラグビーの元日本代表である大畑大介さんの講演を拝聴させていただく機会がありました。
大畑さんは、小学校3年生からラグビーを始め、高校時代に高校日本代表に選出され、大学時代には日本代表に選出されています。
社会人となってからは、海外でのプ
コミュニケーションを整える条件とは #117 メラビアンの法則
一人で成せることには限界があります。
故に同じ目的を持った人たちで組織が形成されます。
しかし、同じ目的であるとは言え、人格は、それぞれ異なります。
その意味でも、組織では、物事の価値観を共有するためのコミュニケーションが絶対に必要となります。
コミュニケーションの法則とも呼ばれるものにメラビアンの法則があります。
コミュニケーションを成立させるやすくするための条件と捉えた方が良いと思います。
高いパフォーマンスを発揮する意外な要素 #116 ストレス
現代では、様々な場面でメンタルあるいはマインドという言葉が使われています。
これほどまでに注目されているのは、成長するためであったり、目標を達成する上で欠かせないものだからです。
例えば、目標を達成するためには、経験に裏付けられた知識や技術などが必要ですが、最終的には、メンタル、そして、そこから確立された強いマインドが欠かせません。
メンタルとは、心や精神そのものではなく、そこに関連する心理状
部下の状態を徹底して傾聴する #115 1on1ミーティング
企業が成長し続けるためには、経営資源であるヒト、モノ、カネ、知識、知識などを活用したマネジメントが重要視されます。
なかでも、筆頭として重視されるのが、ヒト=人材です。
その意味でも、経営資源である人材を戦略的に活かそうとするHRM(Human Resources Management)が重要視され始めています。
その一環として、定着化しつつある取り組みの一つが、1on1ミーティングです。
そ
目標を絶対に達成することを前提に行動する #114 現状維持バイアス
現代は、VUCA時代と称される通り、物事の不確実性が高く、将来の予測が困難な環境にあります。
この様な環境において、成長するためであったり、目標を達成する上で欠かせないものがメンタルやマインドです。
メンタルとは、心や精神そのものではなく、そこに関連する心理状態ですので、その時々の行動で、好不調があって当たり前です。
なかなか目標を達成できなかったり、なかなか上手く行かないとメンタルはネガティ
リレーションシップ向上の場 #113 展示会
マーケティングの普及と共に、イベントマーケティングやMICEと言う用語も耳にするようになりました。
MICEとは、Meeting(企業等の会議・研修・セミナー)、Incentive(企業の招待・優待・視察)、Convention(大会・学会・国際会議)、Exhibition(展示会)という、それぞれ異なったビジネス活動の頭文字をつなげた造語です。
国際的規模のコミュニケーション機会となる場合も
折れない心 #111 野村忠宏さん
様々な分野を代表させる方々の講演会に参加させていただいております。
先般は、柔道家の野村忠宏さんの講演を拝聴させていただく機会がありました。
野村さんと言えば、オリンピック3連覇の偉業を成し遂げた方であり、その凄さは、柔道を知らない方でも容易に想像が付くと思います。
野村さんの祖父は地元の奈良で道場を開かれています。
また、父親は、名門・天理高校柔道部の監督でした。
さらに叔父は、ミュンヘンオ
新しい価値を創造するプロセス #110 プロダクトローンチ
新規市場に参入する際、製品やサービスを開発する場合に手探り部分が多くなってしまいます。
下手すると方向性を見失い路頭に迷いかねません。
その意味でも、コンセプトの構築は重要です。
コンセプトとは、概念、つまり、物事の全体を貫く基本的な観点・考え方です。
例えば、スポーツにおけるコンセプトの違いです。
攻撃型のチームと防御型のチーム。
能力の高い個人を活かして戦うチームと個々の能力を総合的に活かし
視点・視野・視座を変える #109 リフレーミング
人は何らかのフレーム(枠)の中に事象を納めて物事を考えます。
そして、そのフレームを切り替えて事象を見極める手法にリフレーミングがあります。
マネジメントにおいて、人の視点、視野、視座のあり方を 虫の眼、鳥の眼、魚の眼、コオモリの眼と喩えるのも、この手法ともいえます。
虫は、小さな生き物ですので、草木や地面などに近い低い視座にいるからこそ、高い所からでは見えないことを見ることが可能です。
三現