我妻武彦@製造業 経営者

製造業の経営者です。 既存事業の承継と新規事業の開発を検討しております。 その意味でも…

我妻武彦@製造業 経営者

製造業の経営者です。 既存事業の承継と新規事業の開発を検討しております。 その意味でも自分自身の考えを言語化する場としてnoteを活用してみます。 投稿は、自分の経験や学んだことを中心に、経営、自己啓発、マーケティングなどに関する記事を投稿させていただこうと思います。

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パーソナルブランディング #01 自己紹介

群馬県太田市に本社を持つ製造業を経営している我妻武彦と申します。 苗字は、「我妻」と書いて、「わがつま」と読みます。 以前から、なかなか、正しく読んでいただけませんでした。 「われつま」、「わづま」、酷いと、「がさい」と呼ばれたこともありました。 そして、最近は、アニメの影響か、「あがつま」と呼ばわれることが多くなりました。 名前の「武彦」は、「たけひこ」と読みます。 実は、この名前の由来は、両親が畏れ多いことに、伊達政宗公の神号である武振彦命(たけふるひこのみこと)から

    • 組織を持続的に機能させる #179 ボトムアップ

      人は、一人で成し遂げることができることには限界があります。 そのため、同じ目的を持った人たちと共に組織を形成します。 仮に1人が発揮する能力を1人力とします。 対して、10人の組織の発揮能力が10人力では組織の意義がありません。 11、12…15…20…30…50人力と機能を高めてこそ、組織である意義が高まります。 チームビルディングのプロセスを体系化させたタックマンモデルでは、組織が形成されてから機能するまでに4つのステージをたどるとされています。 ステージ1:形成期

      • ケガの応急処置 #178 RICE処置

        事業者には、労働安全衛生法に基づき、様々な労働災害防止措置を講ずることが義務付けられております。 しかし、どんなに防止処置を施しても、災害が起こることも、体調を悪くする労働者もいます。 その場合は、如何にして大事に至らないように、迅速に応急処置をするかがリスクマネジメントの一環として重要となります。 例えば、ケガであれば、起こり得ることを想定して、防止処置と治療処置の体制を取っておくことが大切です。 ケガにも、様々な種類がありますが、痛みと腫れを伴う打撲、捻挫、肉離、脱

        • やるべきことをやり切る #177 あたりまえの基準

          社会における存在意義のない企業は、存在し続けることはできません。 その意味でも、企業に求められるものにコーポレートガバナンスがあります。 ガバナンス(Governance)の3つの要素を意味します。
一般的に、ガバナンスとは、統治や支配を意味し、捉え方によってはネガティブなワードになりがちです。 対して、コーポレートガバナンスは、あくまでも、企業が健全な経営を行う上での管理体制を意味します。 企業には、様々な価値観を持った人たちがいます。 しかし、それぞれが、好き勝手なこと

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        パーソナルブランディング #01 自己紹介

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          32,384本

        記事

          企業理念の浸透 #176 インターナルブランディング

          人が一人で成せる事には限界があります。 そのために同じ目的を持った人たちで構成するのが組織であり、その典型が企業です。 経済学者のC.I.バーナード氏は、組織をシステムとして定義し、「意識的に調整された2人またはそれ以上の人々の活動や諸力のシステム」としました。 そして、その成立のための条件として組織の三要素を示しております。 ① 組織目的 参画する個々が、目的を共有していること。 ② 貢献意欲 参画する個々が、組織の目的を達成するために、貢献しようとする意欲を持つこ

          企業理念の浸透 #176 インターナルブランディング

          価格とは製品やサービスの付加価値を数値化したメッセージ #175 プライシング

          マーケティングで重要なのが、顧客に対して、如何に自社独自の価値を提案して、その価値を望んでいただくかです。 そのために様々な切り口で、その価値を分析して、戦略的に顧客に納得いただける提案をしなければなりません。 その戦略の代表的なフレームワークが、マーケティング・プロセスの最終局面となるマーケティング・ミックスの最適化です。 マーケティング・ミックスですが、各戦略のイニシャルをとって、4Pとも称されます。 1.製品戦略(Product) 機能、デザイン、品質、種類、特徴

          価格とは製品やサービスの付加価値を数値化したメッセージ #175 プライシング

          シニア人材の労働力を活かす #174 サクセスフル・エイジング

          企業が事業活動を継続発展させる上での経営資源は、ヒト、モノ、カネ、情報、知識などと言われます。 しかしながら、日本の労働力人口は、少子高齢化が進むことから、今後も大幅な減少傾向にあると見込まれています。 労働力人口とは、15歳以上の就業者だけではなく、仕事に就いていなくとも求職活動を行っている失業者の方も含まれます。 
総務省統計局の人口推計(2024年2月確定値)によると、2023年の総人口は1億2,435万2,000人です。 このうち15-64歳の労働人口は7,395万

          シニア人材の労働力を活かす #174 サクセスフル・エイジング

          効率的な工程管理 #173 ドラム・バッファ・ロープ

          製造業が生産性を高める手法と言えば、従来は、コスト削減の一辺倒であったかに思えます。
しかし、コスト削減には限界があります。
更に無謀なコスト削減は、生産性を高めるどころか、低下させてしまう可能性もあります。

対して、操業実績の長い工場ほど、既成概念、固定概念が強く、新しい手法を取り入れるにも抵抗感が強くなかなか受け入れられません。 製造業に向けた著名な書籍にThe Goal(ザ・ゴール)があります。 その中で提唱されているのがTOCです。
TOC(制約理論:Theor

          効率的な工程管理 #173 ドラム・バッファ・ロープ

          平等ではなく公平な評価制度 #172 ジョブ型雇用

          高度経済成長期そして、20世紀の近代的工業化と著しく発展した日本経済を支えたのは企業でした。 そして、その企業を支えたのは紛れもなく、そこで働く人たちです。 当時は、経済は常に右肩上がりに成長していくものだと信じられ、また、現実にそうなっていた時代でもありました。 結果的に、当時の人事制度の目的は、年功序列や終身雇用に代表される安定的な共同体としての労使関係の維持であったと言えます。 しかし、現代は、良いモノを作れば売れるとも限らない、多様性、変動性、不確実性、複雑性、

          平等ではなく公平な評価制度 #172 ジョブ型雇用

          社員の発揮能力向上策 #171 キャリアアップ教育

          企業は、その目的を果たすために、経営理念に基づいた戦略を立案し、それに沿って事業活動を推進します。 そして、それらの活動には、経営資源と呼ばれるヒト、モノ、カネ、知識、情報などが不可欠となります。 経営資源を提唱したエディス・ペンローズによれば、企業の成長に限界が来るのは物理的な制約からではなく、相対的に経営資源が不足するからと示しています。 対して、経営資源の筆頭であるヒト、つまり、人材不足が昨今の大きな社会問題となっています。 その重要性から最近は、人事的なキーワード

          社員の発揮能力向上策 #171 キャリアアップ教育

          顔の見える経営 #170 パーソナルブランディング

          企業の存在意義とは、社会貢献に尽きます。 つまり、社会あるいは顧客が望む価値を提供できなければなりません。 その意味でも、各企業は独自の価値から、製品やサービスを創造しています。 そして、企業そのものや製品やサービスを識別させ、競合他社と差別化するための名称、言葉、記号、シンボル、デザイン、あるいはそれらを組み合わせたものがブランドです。 企業や製品やサービスの価値を高め、社会や顧客にブランドのイメージを認識してもらうための活動をブランディングといいます。 ブランディング

          顔の見える経営 #170 パーソナルブランディング

          マーケティングの基軸戦略 #169 製品戦略

          マーケティングとは、自然と売れる仕組みづくりといえます。 そのマーケティング戦略を立案する上で、大切になるのが、[①何を]→[②誰に]→[③どうやって] の順序が大切になります。 まず、最初の[①何を]においては、自社独自の価値(コアコンピタンス)を具体化させる必要があります。 次に、その価値を[②誰に]対して提案すべきかを仮説で良いので設定しなければなりません。 そして、最後が[③どうやって]提案するのかを具体化させます。 そのための代表的なフレームワークがマーケティン

          マーケティングの基軸戦略 #169 製品戦略

          頭で考えている余裕はない #168 脊髄反射

          人は一人で成せることには限界があります。 そのため、より大きな目的を果たすために、目的を共有する人たちが集って組織を形成します。 企業も何らかの共通の目的を持った人材たちで構成された組織です。 しかしながら、個々が同じ目的を共有していても、それを実現させるための方法論は、それぞれです。 また、それぞれの能力も均一ではありませんし、それぞれに、長所もあれば、欠点もあります。 更に、目的を達成するための多岐に渡った要素が、企業の中に存在しています。 それらを統括して、成果を上げ

          頭で考えている余裕はない #168 脊髄反射

          発揮してこそ価値がある #167 能力の差

          人は、一人で成せることには限界があります。 それ故に、同じ目的を持った人たちと組織を形成します。 企業も組織である以上、その目的を果たす必要があります。 そのための機能がマネジメントです。 故に、マネジメントは、経営者や組織を司るマネジャーが機能させるものと考えられがちです。 実際、組織を構成する個々は、組織の目的を共有していても、それを実現させるための方法論は、それぞれです。 また、それぞれの能力も均一ではありませんし、それぞれに、長所もあれば、欠点もあります。 その様

          発揮してこそ価値がある #167 能力の差

          対立から結論を導く #166 妥協と協調

          人は一人で成せることには限界があります。 そのため同じ目的を持った人たちと組織をつくります。 しかしながら、目的は同じであっても、それを果たすための考えや人格は異なります。 その意味でも、組織には様々な主張があって然りです。 しかし、この主張がいつまでも平行線で合っては、組織の目的を果たすことができません。 そのために機能させるのがマネジメントです。 組織内の対立を解消する手法としてコンフリクトマネジメントがあります。 これは相反する意見や態度、要求等によって対立や軋轢が

          対立から結論を導く #166 妥協と協調

          経営資源として知的資産を活かす #165 知的資産経営

          企業は、その目的を果たすために、経営理念に基づいた戦略を立案し、それに沿って事業活動を推進します。 そして、それらの活動には、経営資源が不可欠とされています。 経営資源を提唱したエディス・ペンローズによれば、企業の成長に限界が来るのは物理的な制約からではなく、相対的に経営資源が不足するからと示しています。 そのため各企業は、良質な経営資源を確保することを目的とした経営戦略を推進します。 従来、経営資源と言えば、経営資源ですが、従来は、ヒト(人材)、モノ(製品・設備)、カネ

          経営資源として知的資産を活かす #165 知的資産経営