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あり方とやり方が連動した経営戦略【理論編】

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訪問していただき有難うございます! このマガジンは、人としてのあり方や想いと、やり方としての戦略情報を経営者や個人事業主に向けて発信する場です。 継続的に成功している会社や起業… もっと読む
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~事業が発展しないたった一つの理由と解決策~

~事業が発展しないたった一つの理由と解決策~

「企業でも個人でも事業を長く発展させたい」とは誰しも思うこと。
しかし、現実にはなかなかうまくいきませんね。

今回は、原点に戻ってこの悩みの構造を明らかにし、どうすれば解決するのかをお伝えします。

実は、ある一つのことが欠けているためにこの悩みが絶えないのです。
何だと思いますか?

ズバリ、“あり方”がないからです。
「何、それ?」と頭の中をよぎりませんでしたか?
そう思った方は、”やり方”

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~想いが伝わらない理由~

~想いが伝わらない理由~

元有能な消防士として活躍し、今は起業している防災士の方とのセッション。
海外でも消防技術を学んで知識とスキルをアップグレードし、防災への想いも人一倍強い。
自費でカナダとインドネシアに行き、向こうの知識・技術を吸収してきたようです。

日本では1軒の家の火災消化に要する水量は600t。
全焼率は90%以上で、死傷者は50%らしいです。
海外では使う水量はわずか3tで、全焼率・死傷者ともに日本の半分

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~複数の専門性が今後のトレンド~

~複数の専門性が今後のトレンド~

既に副業や兼業など会社員でも複数のスキルを持つ時代。
今後はもっとその必要性が問われるようになると思います。

なぜか?
企業の寿命より人が働く年数の方が長くなったから。
時の変化により一つのスキルでは通用しなくなったから。
一度身につけたものであっても、それはいつか陳腐化します。
ずっと続くと考える方がズレている視点でしょう。
所謂”多角化”が個人にも求められる現代といえるのではないでしょうか。

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~自己投資の方向性と基準~

~自己投資の方向性と基準~

来年の自己投資の内容を決めました。
理由と目的、得たい成果によって方向性が定まります。

基準は、投資金額から逆算して必要な年収額を算出するという方法。
ほしい年収を先に決めると自己都合の金額の比重が大きくなるから。
特に物質的な欲望にはきりがないですね。
ここは、顧客にお伝えしている経営計画の数字を売上から決めない手法と一緒。

・ライティング講座受講
来年紙の本出版を予定しているため。
あり方

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〜得意と好きは差別化のはじまり〜

〜得意と好きは差別化のはじまり〜

4ヶ月目で独自の方向性が見えて来ました。開業サポートをさせていただいている社労士の方です。
この時期に自分の強みを見つけて歩む道が決まるというのはかなり早い。

キャッチフレーズは"数字に強い社労士”

理系卒で製造業経験から元々数字には強く、しかも好きという。
確かに社労士では珍しいタイプ。

社労士の仕事の一つに給与計算がありますが、得意の人は少ないらしい。文系の資格だからでしょうか⁈
しかも

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〜これから大切にしたい経営スタイル〜

〜これから大切にしたい経営スタイル〜

ズバリ、本来の日本型経営システムに戻すことだと思います。

では、日本型経営とは?
手本になるのは江戸期の商家。
丁稚に仕事だけでなく読み書きやマナーも教え、人格形成の手伝いをしていたあの頃です。
社内に寺子屋があるイメージ。
丁稚を社員と置き換えれば、上司や経営者は教師としての一面も持つことになります。
ここが、商人道における人が育つ環境づくりと言ってもいいかも知れません。

「経営者は教育者で

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~経営ツールを使う理由~

~経営ツールを使う理由~

経営ツールがないと成果を最大化できないため。

ミッションに焦点を当て、

顧客は誰かを定義し、

顧客に価値を聴くことで成果が何かを判断し、

目標を設定し、

計画を立てる。

この一連のプロセスが経営ツール。

ドラッカーが問う『経営者に贈る5つの質問』がそこに該当します。

『われわれのミッションは何か?』

『われわれの顧客は誰か?』

『顧客にとっての価値は何か?』

『われわれにとっ

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~使命と天命の違い~

~使命と天命の違い~

使命、いわゆるミッションには随分関わって来ました。自分のものも他者の分も含めて…。

この使命の上位にあるのが天命。
自分の中にはあるものの、公表したことはないです。
内容が誤解される可能性があるためと、本当にそうか⁈という疑念があったから。

ここを確認、明らかにするために【本当の使命=天命の見つけ方】というセミナーに参加しました。
講師は、TwitterXで繋がっているまさとさん。天命ガイディ

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~なぜクレドが効果を発揮するのか~

~なぜクレドが効果を発揮するのか~

会社のような組織では、クレドという自社の信条や哲学の必要性が叫ばれて久しいですね。
今取り組んでいる士業サポートでも、これを最優先事項にしています。
理由は、あり方のないやり方は陳腐化していくからです。

社会保険労務士の例でみてみましょう。
普通、開業直後はなかなか仕事がないですね。
だから、行政協力と称して労基署や年金事務所での相談員の依頼があったりします。
スポット契約を始め、依頼される仕事

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~『7つの習慣・後編』

~『7つの習慣・後編』

先日、Twitter(X)のスペースでやったのが後半の4つの習慣。
"公的成功"と呼ばれるもの。

前回は、3つの"私的成功"の部分。
これは、先ず自分の内面を整えることです。
その上で、対人関係という公的な成功に向き合っていく。
実際には、両方同時進行でしょうが…。

4番目の「Win-Winを考える」から開始したのが今回です。
文字通りこれが最高の形ですが、もう一つ。
「Win-Win or

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~私的成功とは~

~私的成功とは~

一昨日のTwitter(X)でリスナーの方々にお伝えしたこと。
『7つの習慣』を活用した前編。

第一歩は「主体的である」
他者や周りの環境に反応している日常をどう捉えるか。

外側からの刺激に受け身で対応する"反応的な生き方"を選ぶのか。
自分の内側から出るものに従って影響力を使う主体的な生き方を貫くのか。

内なる自分の声は価値観であり、目的・目標。土台となるもの。
それを書き出して指

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~欧米か?~

~欧米か?~

「海外では○○です」というフレーズ。
もちろん、悪いことではありません。
外国の事例で良いものは取り入れていった方が得策です。
但し、そのまま適用しようというのはどうでしょうか。

明治維新以来、日本人は海外の文化や制度、仕組みを積極的に活用してきました。
“和魂洋才”や“士魂商才”の表現にみられるように、そっくりそのままではなく自国に合った形にアレンジしました。
日本流という独自のパターンを生み

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~人格と信念・思想が仕事を運ぶ~

~人格と信念・思想が仕事を運ぶ~

「何ができるか」より「誰にお願いしたいか」だから。

今サポートさせて頂いている個人事業主の方たちが順調な滑り出しをみせています。
士業の方が7割位を占めますが…。

共通の特徴は、起業・開業前後にすぐに仕事依頼が来ること。
今のところ例外はないです。
実務経験は殆どないのに…。

なぜか?
一番はその方の人柄。
「あなたにお願いしたい!」
初対面でも、その人格に触れると好印象を持ちますね。

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~起業直後から成果が生まれる仕組みとは~

~起業直後から成果が生まれる仕組みとは~

戦略を【コンセプト策定・拡散と販路開拓】に絞ること。

戦術は3つ。

「頼まれごとは試されごと」と捉え、期待を超える仕事に仕上げること。 感謝と感動の領域を目指すと言い換えてもよいですね。

依頼する側の興味・関心事だけに焦点を絞り、欲張らないこと。 最初から大きな仕事を取ろうとせずに、相手が欲する部分に集中することを意味します。

スポット的な仕事の中で"信頼口座の残高"を増やし、段階的に次の

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