詩と書。孔子の学問。孔子の時代の学問とは詩経と書経でした。詩経は国風で民情を知る為に、書経は天命を知る帝王学の為です。特に王朝維持の為に帝王は徳を明かにしないと革命が起きて王朝は滅亡するとされたのです。明徳を明らかにして民に親しむ事が求められたのです。仁の為の学問ではありません。
聖は天を冀う。近思録。聖人は人の発言や考えに左右されることはありません。天何をか言わんや、と常に天意を行動規範にしているからです。西郷隆盛の敬天思想が是です。しかし、賢は聖を冀い、士は賢を冀うのです。賢者も勇士も人を見ていて天を見てないのです。真のリーダーは天意に生きるのです。
キリスト教において労働は救済。 儒教において労働は学び。