コンプライアンス

いかにして過去のコンプライアンス違反と共存するか——『炎炎ノ消防隊』にみる組織論

はじめに

 今回は「いかにしてコンプライアンス違反と共存するか——『炎炎ノ消防隊』にみる組織論」というタイトルで書きたいと思います。
 ご存知の方もいらっしゃると思うのですが、『炎炎ノ消防隊』(大久保篤、週刊少年マガジン連載、2015年〜)という漫画があります。現在も連載が続いており、アニメの第二期(弐ノ章)が毎日放送・TBS系列で放映中です。

 この作品には様々なモチーフ(元ネタ)が散りばめ

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【マインドマップ】令和2年公益通報者保護法の改正と通報制度運用のポイント

今年は6月に、公益通報者保護法の改正が公布され、公布から2年以内に施行がされます。内部通報の担当部署と運用の見直しをすることになり、内容のキャッチアップをしています。

内容やポイントを整理するためにマインドマップを作成したのでNoteでも共有することにしました。なお、主として参考にしたのは、消費者庁の作成資料とビジネス法務8月号の特集記事になります。

【参考】
令和の改正法を30分で読める分量

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*特集:2020年個人情報保護法改正に伴う各種情報* (2020/10/10)

<趣 旨>
 本投稿の目的は、テーマである法律上の問題等について、基本的な理解に役立つと思われる情報のご紹介となります。 テーマに関して運営者の私見を提示することは極力控えさせていただいております。
 ご紹介させていただく情報等については、他にもたくさんの有用なものがあると考えておりますが、数が多すぎますと、かえって基本的理解の妨げになるとも考え、内容・入手・アクセス等の事情を踏まえ、運営者の自己

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業者扱い

いきなりで恐縮ですが、私は「業者扱い」という言葉が大嫌いです。

 「業者」というのは、たとえば、「出入り業者」とか「下請業者」のことを指すようです。具体的に言えば、荷物の配送、コピー機の点検、オフィスの清掃といった仕事にかかわる人たちが「業者」と呼ばれているようです。

 多くの方が感じておられると思いますが、この「業者扱い」という言葉には、完全に「上から目線」というか、さらに「差別的」、「高圧

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弁護士登録して20年になりました

実は、今月で弁護士登録してちょうど20年が経ちました!

登録以来森・濱田松本法律事務所(MHM)に所属してきたのですが、この間、住む街は東京→シカゴ→アトランタ→東京→シンガポールと変わり、仕事場もMHM東京オフィス→米国の法律事務所(研修)→法務省民事局(出向)→MHM東京オフィス→MHMシンガポールオフィスと、ひと所にいなかったこともあって、どうも、20年経ったという実感が湧いてこないです。

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暗号資産に見た、次世代の金融サービスの息吹。新分野でのコンプライアンス業務構築に挑む。

LastRoots広報チームです。

今回は当社でコンプライアンス業務の主担当として活躍されているCR統括部 シニアマネージャーの小宮貴仁さんをご紹介します。

金融業界での幅広い経験を持つ小宮さんが、LastRootsに参画するまでの経験と今を語ってもらいました。その語りにはビジネスへの「熱」があふれでています。

証券・ネット銀行・FX 3業態の金融経験で培ったこと、見えたこと

2020年1

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【LIVE配信セミナー】中国ビジネス法務の最新トピックス

https://form.bri.or.jp/public/seminar/view/6426

【開催にあたって】
2020年、新型コロナウイルスの感染状況及び対応策が世界中の注目を集めています。日中間のビジネスも例外なく、大きな打撃を受けています。
このような状況の下、中国現地法人の稼働回復や従業員の雇用の維持が、喫緊の課題となっており、その対応などに追われて、最新の中国ビジネス法務の立法及び

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なぜコンプライアンス教育なのか

二流大学出身のわたしが言うのもなんですが、誤解を恐れずに言えば、教育の目的とは「偏差値」を上げることではありません。確かに、高い偏差値があれば、東大・京大・早慶などの一流大学へ入学できます。しかし、それが本来の教育の目的でないことは、古今東西多くの先賢たちも述べているように明らかです。

 それでは、教育の目的とはいったい何でしょうか?

 わたしが思うに、それは、生涯にわたって「人間性」を磨き続

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子供たちのためのコンプライアンス教育

わたしは、これまで約30年にわたり、コンプライアンスに関する仕事に取り組んでいます。経営コンサルティング会社時代は社内の啓蒙活動にも従事していましたが、独立前には上場企業へのコンサルティングや研修なども経験させていただき、現在に至っています。

 当時はまだ、現在のようにコンプライアンスという言葉が浸透していなかったこともあって、わたしの活動や仕事が周囲に理解されないこともありましたが、そのときの

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