世に倦む日日

ご連絡先 https://bit.ly/3zWW0aH         Twitter https://twitter.com/yoniumuhibi

世に倦む日日

ご連絡先 https://bit.ly/3zWW0aH         Twitter https://twitter.com/yoniumuhibi

    最近の記事

    安倍国葬の失敗 - 国民の6割は安倍政治の継承を求めていない

    昨日(9/27)の安倍晋三の国葬。中継を見た感想を率直に言えば、まさしく右翼の祭典で、国家の儀式で安倍晋三を神格化し神聖化する右翼の壮麗なイベントだった。安倍晋三が銃撃で横死した直後、Hanada や Will や正論などの右翼月刊誌が仰々しい追悼特集号を組んで販売していて、内容は読まなかったが、魑魅魍魎たる目次ページがおどろおどろしくネットに表出してるのが目に入り、憂鬱で不快な気分をしたものだ。今回の国葬ショーは、その猛毒の極右雑誌に編集された内容と趣向が、3次元立体映像で

    スキ
    53
      • 「岸田降ろし」の必然 - 岸田政権には支持率を自然回復させる装置がない

        岸田内閣の支持率が下がり続けている。18日に示された毎日新聞の結果は29%だった。次は10月2日にJNNの数字が出る。その次は10月10日にNHKの発表が控えている。NHKの前回の数字は40%だった。おそらく大きく下がるだろう。10月前半の世論は、27日に行われる安倍国葬への評価が反映されたものになる。国民のダブルスコアの多数の反対を押し切って強行される安倍国葬に対して、マスコミが積極的な論評で対応するとは思えない。FNN産経の世論調査(9/20)でも、安倍国葬に賛成が31%

        スキ
        35
        • 女王死去後の危機と凋落 - 英王室の破綻、連合王国の崩壊、英連邦の解体

          エリザベス女王の国葬が行われた19日夜、ロンドンでの式進行を中継しながら、報道1930で女王死去後の英国の行方が論じられていた。その中でロイター通信特派員のティム・ケリーが、10年後には英国という国家がなくなっているかもしれないという悲観的な予想を述べたのが印象的だった。スコットランド民族党とスコットランド自治政府は、来年10月に再び独立を問う住民投票を計画している。ティム・ケリーが示した厳しい見方は、この動向を視野に入れてのものだ。二度目となる来年の投票結果がたとえ否決とな

          スキ
          32
          • エリザベス女王の不惜身命 ー 「君臨すれども統治せず」の演出と指導と慧敏

            英国のエリザベス2世が8日死去した。健康状態悪化の報道からわずか半日の早さで逝った。その2日前の6日、トラスの新首相信任の公務をつつがなく執り行っていて、笑顔で元気そうな姿を英国民と世界に見せていた。死を2日後に控えた96歳の重病の老体で、どれほど心身に堪えていただろうかと想像させられ、最後まで使命と責任を果たし抜いた君主の姿に感動させられる。この人らしい最後の演出であり、自身と自国の評価を高め、プリファレンスとプレステージを高めることに尽くし切った見事な人生の終幕だった。

            スキ
            30

            ゴルバチョフ批判では論理と立場が同じだった中国共産党と日本共産党の固陋

            ゴルバチョフの死に際して日本共産党が沈黙している。しんぶん赤旗にも記事がない。志位和夫のツイッターにも何も発信がない。黙して語らず、見ざる言わざる聞かざるを決め込んでいる。ネットで情報を探すと、8月31日に穀田恵二が会見で対応した動画があり、右翼が揶揄的に編集して上げていて、それを見ると「沈黙」の意味が了解できる。「覇権主義を踏襲したソ連共産党の中心人物であった点を思い浮かべます」と言っている。簡単に言えば、日本共産党にとってゴルバチョフは面倒な人物であり、論評は避けて通りた

            スキ
            35

            ゴルバチョフの死を悼む (2) - 民衆との対話を演じた勇敢な指導者とその蹉跌

            政治家としてゴルバチョフを回顧するとき、忘れられないのは、民衆との対話の姿である。映像を見ながら心底から驚かされ、感激させられた。ゴルバチョフは実際に民衆の中に進んで入って行った。歩いて抗議者の群れと対峙した。ロシアは決して(過去も現在も)治安のよい国ではない。そのとき、88年頃だったと記憶するが、ソ連経済はマイナス成長の縮小循環に陥っていて、深刻な経済危機に襲われていた。給料の遅配欠配が各地で相次ぎ、政府への国民の怒りが沸き起こっていた。ペレストロイカは国内経済の面ではうま

            スキ
            39

            ゴルバチョフの死を悼む (1) - 理想主義とロマンティシズムのステイツマン

            ゴルバチョフが91歳の生涯を閉じた。年齢からすれば長寿を全うした人生とも言えるが、もっともっと長生きして欲しい人だった。最近も核兵器の問題について声明を出していたし、昨年末も、ウクライナ問題で米ロが緊張するさなか、対話の重要性を説くメッセージを発して注目されていた。世界政治における現役の要人であり、影響力のある政治家だった。重要な局面で大事な指摘や警告を発してくれる哲人であり、耳を傾けて意見を聴くべき老賢者だった。特に平和について頷ける発言が多かった。真摯であり、率直であり、

            スキ
            49

            ウクライナ戦争開始から半年 - ボディカウントの視点からの総括と分析

            ウクライナ戦争の勃発から半年となり、マスコミではその「特集報道」が喧しい。西側プロパガンダオールスターズの見飽きた顔が出演して、ロシア叩きのルーティントークを繰り返している。何となく、開戦半年というアニバーサリーのタイミングを利用してマスコミをこの情報で埋め、政権にとって不都合な統一教会のニュースを締め出している作為が窺える。われわれ視聴者の関心は統一教会問題にあり、少しでも多く報道時間を割いてもらいたいのだが、テレビは無理に戦争プロパガンダを割り込ませ、ウクライナへの応援と

            スキ
            49

            統一教会との癒着を断てない岸田自民党 - 戦慄の内容だったTBS報道特集

            21日に毎日新聞の世論調査が出て、予想どおり内閣支持率が急落した。前回よりも16ポイント下降して36%となり、週明けのネット議論はこの話題で持ち切りとなった。来週(8/18)は朝日新聞の世論調査が出る。前回は57%。おそらく、こちらも40%を切る厳しい結果になるだろう。今週は、統一教会問題に加えてコロナ感染爆発による全国の医療崩壊が大きな問題になるはずで、政府に対して辛辣な批判が向けられるに違いない。岸田文雄が夏休みで旅行とゴルフを楽しんで、そこで感染した問題は小さくない。(

            スキ
            62

            ポスト安倍の猿山 - 森喜朗・麻生太郎・菅義偉が相互牽制しつつ岸田文雄を操る

            組閣前日の9日、「この組閣、失敗するかもしれない」とツイートした。組閣翌日の11日、読売の世論調査が出て、支持率が6ポイント下がり、参院選直後から1か月で14ポイントも下落する事態となった。この数字を受けて、12日に夕刊フジが「岸田内閣、改造失敗か」という見出しを打って批判的な記事を書いた。右派系の夕刊フジが、歯に衣を着せず自民党政権をこき下ろすのは珍しい。現在はそこから1週間経った時点で、統一教会問題がどんどん延焼して火が燃え盛っている状況にある。(上の写真は朝日新聞)

            スキ
            43

            終戦の日:二つに分裂した「平和」の意味 - 誰も靖国参拝を批判しなくなった

            終戦の日。全国戦没者追悼式で天皇と首相の二人が式辞を読み上げた。二人の式辞の中には平和への意思や宣誓が示されたくだりがあり、それが趣旨であり、中心的な表明内容なのだけれど、二人の言っている「平和」の意味は同じではない。かなり違う。今年は特にその点を強く認識させられた。無論、そのことは今年初めて直観したことではない。現上皇が平成天皇の時代にこの場所で述べた「平和」と、その10分前に安倍晋三が口にした「平和」とは、明らかに中身が違っていた。(上の画像は産経新聞) 二人の言う「平

            スキ
            77

            ペロシ訪台と中国軍事演習の情勢 - 消えた中島恵の中国情報

            ペロシ訪台を機に起きた今回の中国の軍事演習と緊張について、客観的な立場からの報道や解説がない。テレビに出て発言するのは宮家邦彦や小野寺五典のような右翼ばかりだ。日本のマスコミで「公論」化した中国叩きの口上を垂れ、中国との戦争のための準備を整えよと扇動する結論で終わり。憎悪をベースにした準戦時モードの言説が流される。今週は、原爆の日(8/6・8/9)と終戦の日の中間の時間帯で、本来ならこの国が最も平和主義の思想に包まれ、国民が反戦への誓いを新たにするときだ。 一年中でいちん暑

            スキ
            12

            民主主義を破壊したのは安倍晋三ではないのか - 今こそ安倍政治と戦う勇気を

            10日に投開票された参議院選挙は、予想どおり自民圧勝の結果となった。投票3日前(7/8)に遊説中の安倍晋三が銃撃され死亡し、その後のテレビ放送は安倍晋三への追悼と賛美の一色となり、画面に映る全員が喪服モードで安倍晋三の栄誉と功績を讃える場となった。マスコミ空間は安倍晋三を偶像崇拝する儀式で埋まり、参院選で自民党を圧勝させる準備が淀みなく進行する時間となった。テレビ出演者は、国民の安倍晋三への弔意を一票の行動にさせるべく、安倍賛歌を奉ったその口で必ず選挙に行きましょうと念を押し

            スキ
            25