凢内 智香(おおち ともか)

Future Compass Lab代表/ロジック系(経営企画・コンプライアンス)とソ…

凢内 智香(おおち ともか)

Future Compass Lab代表/ロジック系(経営企画・コンプライアンス)とソフト系(人材開発・組織風土改革)の実務経験を活かし、主に企業や個人にむけて各種ソリューションを提供。nooteでは、世の中の様々な現象・トピックについての個人的見解をお届けしています。

最近の記事

【仕事効率UP】記憶力を強化してミスを減らす! 短期記憶&長期記憶改善テクニック

「覚えなければならないことが多すぎて、頭がパンクしそう…」 そんな経験はありませんか? 実は、最新の脳科学でわかった記憶の仕組みを理解し、適切な記憶術を身につけることで、記憶力は確実に向上します。そして、記憶力アップは、仕事の効率化、ミス削減、ストレス軽減など、様々なメリットをもたらしてくれれます。 今回は、仕事で役立つ記憶術を、脳科学の視点からわかりやすく解説してみたいとおもいます。 「一瞬の記憶を制する」:短期記憶の秘密を解き明かすさて、皆さん、「記憶」と聞いてど

    • なぜコンプライアンス研修は”つまらない”のか? 脳科学が解き明かす受講者の心理

      「コンプライアンス研修」と聞くと、どんなイメージを思い浮かべますか? 多くの人が「難しい」「つまらない」「眠くなる」といったネガティブな印象を抱いているのではないでしょうか。 実際に、多くの企業で研修担当者から「コンプライアンス研修は、受講者の反応が薄く、効果測定が難しい」という悩みを耳にします。 また、受講者の多くからは、コンプライアンス研修は「つまらない」「こんな時間があれば仕事をさせてください」などという声も寄せられます。 今回は、先日、グローバルビジネス・コンプラ

      • 「1on1やってみたけど効果ない…」 それ、失敗パターンかも!? 導入前に知っておくべき成功の秘訣

        近年、人的資本経営への注目が高まり、多くの企業が従業員エンゲージメント向上や人材育成強化のために「1on1ミーティング」を導入しているからか、最近、この「1on1ミーティング」について相談を受けることが増えてきました。 この1on1、体験したことがある方のお話を伺うと、上司・部下双方ともに人事から渡されたマニュアルを基になんどか試みるも、その効果を実感できず、結局、業務の進捗確認で終わっているという企業は少なくありません。 「我が社でも突如導入されたが、コスパの悪いプログ

        • 最高のチームを作る! 良好な人間関係を築く秘訣とは?

          スポーツでも、ビジネスでも、趣味のサークルでも、私たちは「最高のチーム」に憧れます。メンバー同士がいつも笑顔で、お互いを尊重し合い、切磋琢磨しながら成果を上げるーー。 そんな理想のチーム像を思い描く人も多いのではないでしょうか。 しかし、現実はそう甘くはありません。 チームワークがうまくいかず、人間関係に悩んだり、目標達成が遠のいたりすることもあります。 では、一体何が「最高のチーム」と、そうでないチームを分けるのでしょうか? その答えは、「良好な人間関係」にあります。

        【仕事効率UP】記憶力を強化してミスを減らす! 短期記憶&長期記憶改善テクニック

          私たちは、なぜ他人を攻撃してしまうのかについて考える

          以前、「信じるか信じないかはあなた次第です」という深夜番組がありました。例えば、「秘密結社が存在していて歴史上の事柄は彼らによる陰謀であった」等という陰謀論をこじつけのような話で紹介し、リアクションを楽しむという内容です。この類の情報を、エンタメとして楽しんでいらっしゃる方はいるのではないでしょうか? しかし、このエンタメとしての線を越えてしまうと、陰謀論は危険な領域に踏み込むことになります。世界では陰謀論を盲信し、他人に対して物理的な攻撃に至る人々がおり、特に欧米では深刻

          私たちは、なぜ他人を攻撃してしまうのかについて考える

          「またハラスメントか…」から脱却! 職場環境改善の処方箋

          「またハラスメントか…」 職場環境を悪化させ、働く人の尊厳を深く傷つけるハラスメント。日々ニュースで取り上げられるものの、一向に減る気配がありません。 一体なぜでしょうか? 今回は、日本社会に根深く残るハラスメント問題を取り上げてみました。 特に、企業におけるハラスメントを例に挙げ、文化的価値観の影響や加害者の認知の歪み、そして、なぜ従来の教育では効果が出にくいのかを解説します。 さらに、ハラスメントを根絶するための具体的な対策についても考察していきます。この記事を通

          「またハラスメントか…」から脱却! 職場環境改善の処方箋

          【世代別】人気漫画の主人公に学ぶ!ビジネスコミュニケーション術~キン肉マン、孫悟空、ルフィから読み解く世代間タッグの組み方~

          職場には、様々な世代の同僚や上司、部下がいます。 日本企業もグローバル化が進み、外国籍の方が多くいらっしゃる職場もあるかと思います。とはいえ、日本人がマジョリティの職場が殆どではないかと思います。そして、同じ日本人であっても世代を超えた円滑なコミュニケーションが求められますが、正直、互いの価値観や考え方の違いを理解しようとしても、『それが常識なの?!』とギャップを感じることもあります。 そこで今回は、週刊少年ジャンプの歴代主力作品を基に、人気漫画の主人公を例に、各世代の特徴

          【世代別】人気漫画の主人公に学ぶ!ビジネスコミュニケーション術~キン肉マン、孫悟空、ルフィから読み解く世代間タッグの組み方~

          「子供が将来、お金持ちになれるか否かは4歳で決まる!」説はちょっと違うという話

          あなたは「マシュマロテスト」という実験をご存知でしょうか? よくビジネス雑誌やマネー本、Web記事などで、「成功者」であったり「お金持ち」になる人はこういう人だ!という文脈で紹介される有名な実験です。 そしてこの実験により、「お金持ち=成功者になれるか否かは、4歳で決まる!」という神話がまことしやかに信じられるようになりました。 今回は、この「人生における成功は4歳で決まるのか?」について考察したいと思います。 自制心こそが人生の成功の鍵である?!:オリジナル実験が生

          「子供が将来、お金持ちになれるか否かは4歳で決まる!」説はちょっと違うという話

          コンプライアンス違反の深層心理:なぜ人は嘘をつき、ルールを破るのか?

          「なぜ、あの人は嘘をついたのか?」「なぜ、ルールを守れなかったのか?」 企業でコンプライアンス違反が発生するたびに、私たちはこれらの疑問を抱きます。しかし、その答えは単純ではありません。人間の心理は複雑で、コンプライアンス違反の背景には、様々な要因が絡み合っているからです。 この記事では、心理学の観点から、コンプライアンス違反に繋がる「嘘」と「自制心が働かない」メカニズム、そして、企業がコンプライアンス違反を防ぐためにできることはなにかについて考察したいと思います。 な

          コンプライアンス違反の深層心理:なぜ人は嘘をつき、ルールを破るのか?

          組織不正の闇:コンプライアンス違反は、なぜなくならないのか

          企業不祥事は、現代社会において後を絶たない深刻な問題です。 特に、製品の安全性が人命に関わる自動車産業では、その影響は計り知れません。最近発覚した自動車メーカー5社による認証不正問題は、この問題がいかに根深く、解決が難しいかを改めて私たちに突きつけました。 一体なぜ、組織内不正はなくならないのでしょうか? 日頃、私は組織開発やEQ、SQの知見を活かし、コンプライアンスに悩む企業むけに組織文化改革や従業員の行動変容を促すセミナーや各種プログラム開発のお手伝いをしています。

          組織不正の闇:コンプライアンス違反は、なぜなくならないのか

          管理職必見! 部下の3人に1人はあなたの指示が理解できないかもしれない事実

          あなたは日本語が読めますか?  正確に理解できますか? と聞かれても、自分は日本語を話しているし、この記事もちゃんと読めているし、大丈夫だよと思っている人がほとんどだと思います。 ですが、企業の現場の方とお話しているとそうでもない実態が見えてきます。マニュアルを渡しても理解できないをはじめ、メールの内容を取り違えてクレーム対応に追われるなど、いわゆる「誤読」による作業量の増加が現場を圧迫しているという悩みをよく聞きます。 当初、日本人の「文章を正確に理解する力」である読

          管理職必見! 部下の3人に1人はあなたの指示が理解できないかもしれない事実

          人はなぜ対人関係で悩むのかを考える

          こんにちは。 個人や組織の「変わる」を応援している凢内智香(おおち・ともか)といいます。 今回、日々の生活や仕事を通じて感じていることを発信し、共有するためにNoteを始めました。特に、多くの人や組織が抱える悩みについて考察し、その背景を解きほぐしてみたり、人生を豊かにするために役立つ行動・脳科学についても記していく予定です。 わたしのNoteが、少しでも皆さんの人生にプラスになる情報を提供できれば嬉しいです。どうぞよろしくお願いします。 今回のNoteでは、企業や組織

          人はなぜ対人関係で悩むのかを考える