ひでまる(hidemaru)

福島県郡山市在住。製造業、IT企業で人事一筋25年。人事制度企画・運用、採用、組織活性…

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福島県郡山市在住。製造業、IT企業で人事一筋25年。人事制度企画・運用、採用、組織活性化など人に関する課題でお悩みの企業を応援。経営管理修士(MBA)。 https://hidemaru.stek-swimming.org マスターズスイムチーム「STEK(ステック)」代表。

マガジン

  • 人事・経営支援関連

    私の経営・人事支援関連の記事です。

  • デジタルファーストキャンプ(DFC)体験記

    デジタルファーストキャンプ(DFC)の体験により、「使えるデジタル技術」を身につける体験プロセスを記載します。第4期:2023年9月~11月受講

  • 人間学の学び(『致知』および「木鶏クラブ」等)

    雑誌『致知』の読後感、木鶏(読書会)クラブ、関連書籍についてまとめています。

  • スキルアップ、リスキリング

    スキルアップ、リスキリングに関する活動、実績、関連記事、考えたことなどです。

  • マスターズ水泳

    マスターズ水泳に関する記事です。

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自己紹介(地方企業の人事・組織活性化の応援家:hidemaru)

地方企業の人事・組織活性化の応援家、hidemaruです。 主として、福島県郡山市で活動しています。 福島県郡山市生まれ。高校まで地元で過ごし、大学の4年間は仙台へ。1998年に大学を卒業しました。 本業は人事一筋25年本業は、人事(正確には総務関連も含む)一筋25年です。 1998年、大学卒業後、大手メーカー関連の化学メーカーの工場人事配属、人事としてのキャリアをスタートしました。  当時、入社した会社は業績が芳しくなかったです。社会人になりたてでしたが、人事施策(リ

    • カッツモデルの進化ー柔軟性と変化に対応する人材育成戦略

      カッツモデルとは? カッツモデルとは、アメリカの経営学者ロバート・L・カッツが提唱した理論です。職位による3つの階層と3つの能力で形成されており、役職に応じて必要な能力の割合が異なります。  3つの階層は、経営者や幹部クラスの「トップマネジメント」、中間管理職クラスの「ミドルマネジメント」、それ以外(管理職でない層)「ロワーマネジメント」に分けて考えます。  また、マネジャーに必要な能力を、テクニカルスキル、ヒューマンスキル、コンセプチュアルスキルの3つに分類しています。

      • 【体験記⑥終】【ターム4】デジタルのスタートラインに立った-「デジタルファーストキャンプ」へのチャレンジー「使える」デジタル知識の習得

         2023年9月~11月で、「デジタルファーストキャンプ」に参戦しています。このキャンプは、3ヶ月間を4タームに分け、デジタルな振る舞いを身につけるべく、学び、課題に取り組んでいくものです。最終タームであるターム4では、最終ピッチプレゼンに向けてのまとめでした。 ChatGPTの進化について  ちょうどこの期間、ChatGPTの進化のニュースがありました。ChatGPT内でDALL-E 3が使えるようになったのもこの期間でありましたが、その後も大きな進化が発表になりました

        • 多面的な視点で捉える現代の人事制度:続・三位一体の取り組み

           以前に、人事制度について、会社、被評価者、評価者の三位一体の取り組みが大切という話をしました。  この内容をもう少し深掘りして、もう少し多面的な視点の深掘りをし、現代の人事制度のあり方について考察をしてみたいと思います。 会社目標と直結させる  多くの人事制度では、会社の組織目標との直結が重視されます。このアプローチでは、個々の従業員の貢献度を評価することが中心で、上司が部下の業績を評価することで昇進や賞与が決定されます。  このシステムは長年にわたり確立され、効率性

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          統合か分離か:総務と人事の組織設計戦略

           総務と人事という組織は、別の場合もありますが、一緒の場合も多くあります。総務と人事の統合か分離かという組織設計に関するテーマに焦点を当てています。私の25年の総務・人事経験から、多くの会社がこの問いを持っているのではないかと思います。私自身も統合された組織に在籍していた時もありますし、分離された組織のときもありました。 一つのセクションとして扱う場合  まず、総務と人事を一つのセクションとして統合する利点は何か。確かに、両部門は従業員の福利厚生や職場環境の改善、組織の効

          統合か分離か:総務と人事の組織設計戦略

          【書籍】『致知』2023年12月号(特集「敬、怠に勝てば吉(きつ)なり」)読後感

           致知2023年12月号(特集「敬、怠に勝てば吉(きつ)なり」)における自身の読後感を紹介します。なお、すべてを網羅するものでなく、今後の読み返し状況によって、追記・変更する可能性があります。 巻頭:福地茂雄さん「時間は待ってくれない」p2  「時間」は増やすことも借りることもできない、「いま」は既に過ぎ去った過去である。言葉では時間は大切といいながら、何となく時間を過ごしていないだろうか、ということを改めて反省させられます。厳しいお言葉です。その瞬間瞬間に決めていく、そ

          【書籍】『致知』2023年12月号(特集「敬、怠に勝てば吉(きつ)なり」)読後感

          会社の成長と人事制度:三位一体の取り組みがカギ

           人事制度の適正な運用には、会社、評価者、被評価者が三位一体になることが必要です。そのために何が大切なのかを考察してみます。 人事制度の適正な運用は、会社の成長や労働環境の改善に大きな影響を与えます。このため、会社、評価者、被評価者が三位一体となり、共同で取り組むことが必要です。そしてそのバランスも重要です。  まず、会社側は公平な評価基準を設定する必要があります。評価基準は明確で透明性があり、全ての従業員に公平に適用されるべきです。また、評価基準は定期的に見直され、現実

          会社の成長と人事制度:三位一体の取り組みがカギ

          【体験記⑤】【ターム3】figmaの素晴らしさに感動-「デジタルファーストキャンプ」へのチャレンジー「使える」デジタル知識の習得

           2023年9月~11月で、「デジタルファーストキャンプ」に参戦しています。このキャンプは、3ヶ月間を4タームに分け、デジタルな振る舞いを身につけるべく、学び、課題に取り組んでいくものです。いよいよ後半、ターム3の実施状況です。  ターム3は、デザイン思考を学びました。具体的には、figmaを使ってカチカチです。最初にいっておきます。figma、素晴らしすぎです。私の人生をひっくり返すくらいの魅力を感じています。 課題と実施状況3-1 figmaを使ってカフェのサイトのメ

          【体験記⑤】【ターム3】figmaの素晴らしさに感動-「デジタルファーストキャンプ」へのチャレンジー「使える」デジタル知識の習得

          目標を明確に、行動を実現に: GROWモデルの魅力と実践

           「GROWモデル」をご存知でしょうか。コーチングや目標設定の文脈で広く使用されるフレームワークで、ジョン・ホイットモアがその著『潜在能力をひきだすコーチングの技術』によってはじめて提唱されたといわれています。この書籍は1995年出版で、大分時間が経っています。しかし、まだまだ生き生きとした感があります。このモデルは、クライアントやチームが自分たちの目標を達成するための具体的な行動計画を策定するのを支援するためのものです。 GROWの4つのステップGROWは以下の4つのステ

          目標を明確に、行動を実現に: GROWモデルの魅力と実践

          動機づけの理論と実践ー組織マネジメントの核心

           組織内での活動や業務は、個々人の動機づけに大きく影響されます。組織内での動機づけを理解し、活用することは良好な組織マネジメントを行う上で不可欠です。動機づけを理解することで、組織全体のパフォーマンス向上につながる方法を探求することができます。ここでは組織行動としての動機づけを再度考えてみたいと思います。 動機づけの基本理論  動機づけの基本理論として、マズローの欲求階層説や動機付け・衛⽣理論、過程説などが挙げられます。マズローの欲求階層説によれば、人間の欲求は生理的欲求

          動機づけの理論と実践ー組織マネジメントの核心

          より良い職場環境のための戦略ーハラスメント撲滅の5つのキー

           そもそも、「ハラスメント」をなくすために、組織として共有しておくべきことは何でしょうか。それを考えてみたいと思います。まずは以下の5つを共有するだけでも違いますので、まずは実践してみると良いでしょう。 1.組織員がみな、「ハラスメントをなくそう」という強い意志を持つ  全員が「ハラスメントをなくそう」という強い意志を持つことが大切です。これは個々の意識改革と組織文化の変革を意味します。ハラスメントのない職場を作り上げるためには、全てのメンバーがその重要性を認識し、行動に

          より良い職場環境のための戦略ーハラスメント撲滅の5つのキー

          【体験記④】【ターム2-2/2-3】画像生成AIなどへ挑戦-「デジタルファーストキャンプ」へのチャレンジー「使える」デジタル知識の習得

           2023年9月~11月で、「デジタルファーストキャンプ」に参戦しています。このキャンプは、3ヶ月間を4タームに分け、デジタルな振る舞いを身につけるべく、学び、課題に取り組んでいくものです。ターム2(後半)の実施状況です。ターム2のテーマは、「コピペ道:目指せ生成AI DE プログラマー」です。前回からの続きで、今回はその応用編になります。画像生成AI、画像の認識、ChatGPT利用の応用編などが学べます。 課題と実施状況2-2-1 画像生成AI(動画や音楽などでもOK)を

          【体験記④】【ターム2-2/2-3】画像生成AIなどへ挑戦-「デジタルファーストキャンプ」へのチャレンジー「使える」デジタル知識の習得

          「レジリエンス」の本質とその社会的重要性~個人、組織、社会

           「レジリエンス」という言葉を日常で耳にすることが増えてきましたが、その本質や重要性を理解している人はまだ少ないかもしれません。この言葉を紐解くと、我々が直面するストレスや困難、そして変化する時代においてどのように対応すればよいのか、そのヒントが隠されています。 レジリエンスの本質  レジリエンスとは、文字通り「復元性」や「弾力性」を意味します。心理学の文脈では、これは「精神的な回復力」や「何かあってもすぐ平常心に戻すことができるか」といった能力を指します。具体的には、ゴ

          「レジリエンス」の本質とその社会的重要性~個人、組織、社会

          【書籍】『致知』2023年11月号(特集「幸福の条件」)読後感

           致知2023年11月号(特集「幸福の条件」)における自身の読後感を紹介します。なお、すべてを網羅するものでなく、今後の読み返し状況によって、追記・変更する可能性があります。 「幸福の条件」とは何かを考えてみる  「幸福の条件」とは何か、と問われるとき、それは哲学的な問いから日常の生活まで幅広い論点があるように思います。幸福の条件は一概には定義できないものの、基本的な生活条件や心の平和、人間関係、自己実現などの要素が関与しています。それぞれの人が自分自身の幸福の条件を見つ

          【書籍】『致知』2023年11月号(特集「幸福の条件」)読後感

          ハラスメントの深刻な影響ー被害者、加害者、企業へのリスク

           会社の中の「ハラスメント」は、起きてしまうと、被害者、加害者、企業にとって深刻な影響があります。絶対になくさなければならない理由がここにあるわけです。例を出しながら考えていきたいと思います。 Ⅰ.被害者への影響1.メンタルヘルスなどの発生  メンタルヘルスの悪化やうつ病などの精神疾患が発症し、最悪の場合は自殺に至ることもあります。例えば、仕事での嫌がらせやいじめによって、被害者は日々のストレスにさらされ、心の負担が増大します。このような状況が継続すると、被害者のメンタル

          ハラスメントの深刻な影響ー被害者、加害者、企業へのリスク

          【体験記③】【ターム2-1】生成AIでプログラミングの新たなスタイルを体験-「デジタルファーストキャンプ」へのチャレンジー「使える」デジタル知識の習得

           2023年9月~11月で、「デジタルファーストキャンプ」に参戦しています。このキャンプは、3ヶ月間を4タームに分け、デジタルな振る舞いを身につけるべく、学び、課題に取り組んでいくものです。ターム2(前半)の実施状況です。  ターム2のテーマは、「コピペ道:目指せ生成AI DE プログラマー」です。プログラムといえば、これまでであれば1から学ばなければなりませんでした。しかし、生成AIの登場によって、プログラムはAIによって「生成する」時代になりました。そうなると、コピペで

          【体験記③】【ターム2-1】生成AIでプログラミングの新たなスタイルを体験-「デジタルファーストキャンプ」へのチャレンジー「使える」デジタル知識の習得