TAJIRI

九州プロレス所属 最新刊『少年とリング屋』(イースト・プレス)発売中 徳間書店か…

TAJIRI

九州プロレス所属 最新刊『少年とリング屋』(イースト・プレス)発売中 徳間書店から『戦争とプロレス』『プロレス深夜特急』 草思社から『プロレスラーは観客に何を見せているのか』 など、著作いくつか。

最近の記事

海外でメシを食う勇気がない!を克服する方法

海外へ来ると、なかなかメシを食えないという人がいる。食い物が口に合わないということではなく、何をどのように注文していいのかわからないし、そのやりとりをすること自体に自信がなく、店に入ることができないというケース。 実はかつては、オレ自身もそうであった。特に20歳のときに初めてメキシコを訪れたさい。

¥500
    • 幽霊目撃談

      まず、本題とは関係ないことから書く。プロレスラーがこのようなタイトルの記事をnoteに書いたところで、なかなか買われないことは重々よくわかっている。では、プロレスラーが何を書いたらよく買われるのかというと……これはあくまで個人的経験に基づく統計なのだが。まず、もちろんプロレスのこと。しかしプロレスのことであっても、これを書いたところで全然売れません!と断言できるものがある。それは何かというと

      ¥500
      • 呪いもハッピー

        先日『悪い人がいない世界』という一文を書いた。 それを読んだ方であれば、今回のこの文章だってスっと頭に入り込んでくるかもしれない。悪い人がいない世界……どうやらそれを求める風潮は、全世間的にそうなのだろうなと感じさせられてしまうあるモノを、つい先ほど目にしてしまった。

        ¥500
        • フワちゃんと誹謗中傷と

          1年ほど前のこと。フィリピンのオレの弟子であるファビオ・マキシからメッセージがきた。 『日本のこの芸能人を知っていますか?』 写真が添付されていた。テレビなんかまったく見ないオレでも知っている顔だった。タレントのフワちゃん。ファビオら、フィリピンのプロレス団体MWFの面々と一緒にリングの上で写した写真。 『なんでフワちゃんがフィリピンにいるの?』 『テレビか何かの取材で我々にプロレスを教わりにきたのです。だけどこのことは彼女が公表するまでナイショにしておいてください』

          ¥500

        海外でメシを食う勇気がない!を克服する方法

        ¥500

          ここ最近でいちばんガッカリしたこと

          きのう、ばってん×ぶらぶらと二人で熊本営業にいってきた。9月28日の玉名大会へ向けてクラウドファンディングだけでなく、いつもの大会のように地元企業のご協賛も欠かせない。で、上熊本の某企業さんから新たにご協力をいただき。 その後ばってんは長崎へ営業にいかなくてはならなかったが、オレは熊本市内で周りたいところが何件かあり。ばってんの車で来ていたものだからして、熊本中心部の唐島町で降ろしてもらった。そのまま市内を何件か周り。すべての営業を終えると、夕刻になっていた。

          ¥500

          ここ最近でいちばんガッカリしたこと

          ¥500

          『闘い』がある、ない

          昭和世代からのプロレスファンや関係者が、いまのプロレスについて「闘いがない」と口にするのをよく耳にする。では闘いがある、あるいは、ないプロレスとは、いったいどういったものを指し示すのか?昨日のこと。オレはここ最近のプロレスでは実に珍しいシーンを目撃した。

          ¥500

          『闘い』がある、ない

          ¥500

          一生闘うことのない者たち

          オリンピック女子柔道で、阿部詩選手が試合に敗れたのち大号泣したことがネット界隈でいまだに議論を巻き起こしている。 「試合進行の妨げになる」だとか「五輪に出る選手は誰でも何かしら背負っているはず」だとか。

          ¥500

          一生闘うことのない者たち

          ¥500

          あのころのWWE日本公演

          数日前。俳優の古田新太さんと酒の席をご一緒させていただいた。劇団新感線、ただいま博多座で連日公演中。同劇団の吉田メタルさんと九州プロレスのばってんxぶらぶらが仲が良いことから、WWEだけでなく日本のプロレスもこよなく愛する古田さんを交えての一席がもうけられることとなったのだ。 「TAJIRIさんと会うのは……初めてでしたっけ?」 いきなり古田さんにそう尋ねられた。初めてのはずである。おそらく多くのレスラーに会ってこられたんだな、だからどこかでオレとも会ったことがあるかもと

          ¥500

          あのころのWWE日本公演

          ¥500

          悪い人がいない世界

          映像でだが、久々に全日本プロレスを観た。つい先日、後楽園ホールでおこなわれた大会である。

          ¥500

          悪い人がいない世界

          ¥500

          「身の危険を感じた」それがG1クライマックスなのか

          ジェイクが新日本プロレスのG1クライマックスに参戦する。昨夜たまたま、新日本公式に上がっていた参戦直前インタビューを読んだのだが、まあその面白いこと。 こちら→ 【無料公開】「自分のスタイルを“誤認”している方が多いので、少し考え方を変えさせてやろうかなと思っております」NOAH 離脱~WAR DOGS電撃加入は、素敵なプレゼント! ジェイク・リー選手に直撃インタビュー!【G134】 | 新日本プロレスリング株式会社 (njpw.co.jp) 今後のジェイクが新日本とどの

          ¥500

          「身の危険を感じた」それがG1クライマックスなのか

          ¥500

          これが噂のTAJIRI式自重トレーニング

          九州プロレスへ留学に来ていたジェイク・リードが、昨晩twitterにこんな投稿をしていた。 それに対し、オレがこう書きこんだところ 「よかったらその方法を教えてください」 という書き込みがいくつかあり。特にもったいぶるような秘伝でもなんでもないので、ここに公開してしまう次第。さあ、準備はいいですか。

          ¥500

          これが噂のTAJIRI式自重トレーニング

          ¥500

          吉野家へいくたび死ぬまで思い出すのであろう二つの出来事

          最初に断っておくが、今回書く話はプロレスとは何ひとつ関係がない。プロレスのプの字も出てこない。ただ、書きたいから書く。誰かに話したいから書く。そんな文章である。だけど、そういう話こそが書き手の個性や人間性がうかがい知れて、むしろ面白かったりするのかも。 その1……キックボクシングの目黒ジムにかよっていた高校時代。確か、3年生のころの出来事だった。キック各団体の後楽園ホール大会をほとんど見てまわっていたオレ。興行が終わるのは夜9時過ぎ。その頃になると腹が減っている。しかし、金

          ¥500

          吉野家へいくたび死ぬまで思い出すのであろう二つの出来事

          ¥500

          ジョン・シーナ引退…プロレスラーの引退理想像とは

          つい今しがた、twitterを見ていてジョン・シーナの引退を知った。これまでオレが書いてきたものを読んでくださっている方ならご存じだろうが、ジョンとオレはSMACK DOWN!時代の2年間ほどの毎週4日間、アメリカ全土を一緒にドライブした間柄である。

          ¥500

          ジョン・シーナ引退…プロレスラーの引退理想像とは

          ¥500

          26年前、馬場さんとタッグを組んでいたかもしれない話をついに書く

          if もしも、あのとき、こうなっていたら……誰の人生にも、そんな if がきっといくつかあるはず。オレのプロレス人生には、大きな if が4つほどあった。そのうちのひとつ。結構大きな if ……あの時、あの大会で、オレは、ジャイアント馬場さんとタッグを組んでいたかもしれなかった。もしもそれが実現していたなら……今回は、そんな話を書いてしまう。しかしひとつ断っておきたいのだが、オレはそれを誇りとして書き記したいわけでは全然ない。そうではなく、結果、それが実現しなかった背景には

          ¥500

          26年前、馬場さんとタッグを組んでいたかもしれない話をついに書く

          ¥500

          プロレスラーの衰えは何歳からやってくるのか

          年齢の進行とともに劣化を感じさせる選手と、そうではない選手という分類がある。

          ¥500

          プロレスラーの衰えは何歳からやってくるのか

          ¥500

          スタン・ハンセンの逸話よりも凄まじい、あるガイジンの逸話の検証

          先ほどtwitterを見ていたら、スタン・ハンセンのある逸話を描いた四コマ漫画が流れてきた。こんな内容。 タイトルは 【舐められたハンセン】 ① その昔、飲み屋でハンセンがヤ〇ザに腕相撲を挑まれた時 ② わざと負けたら舐めた態度を取られたので ③もう一回やろうと提案し… ④相手の左腕を壊した。※ガラス製のテーブルも破壊! という内容。 ハンセンの横には古舘伊知郎アナウンサーも描かれているので、おそらく古舘さんがどこかで語った話が元ネタではない

          ¥500

          スタン・ハンセンの逸話よりも凄まじい、あるガイジンの逸話の検証

          ¥500