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26年前、馬場さんとタッグを組んでいたかもしれない話をついに書く
if
もしも、あのとき、こうなっていたら……誰の人生にも、そんな if がきっといくつかあるはず。オレのプロレス人生には、大きな if が4つほどあった。そのうちのひとつ。結構大きな if ……あの時、あの大会で、オレは、ジャイアント馬場さんとタッグを組んでいたかもしれなかった。もしもそれが実現していたなら……今回は、そんな話を書いてしまう。しかしひとつ断っておきたいのだが、オレはそれを誇りとして書き記したいわけでは全然ない。そうではなく、結果、それが実現しなかった背景には、これはプロレスの世界に限ったことではないのだろうけれども、やはり最後は人間同士の良好な関係性の上でしか物事はうまく運ばないという世の中のひとつの真理を、そこを書きたいがためなのだが……まずは当時の時代背景から書き記していく。
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