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自己紹介&エッセイ

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私がノートを書く理由とか過去の仕事歴、グルメレポートなどをまとめています。
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記事一覧

情報化社会と労働市場が婚活に及ぼす影響を掘り下げてみる

情報化社会と労働市場が婚活に及ぼす影響を掘り下げてみる

30代の婚活はなぜ厳しくなるのか

ありがたいことに、マッチングアプリで出会って自分に対して好意を示してくれた女性がいたが、私の本心は「そこまで好きとは言えない」状態。「自分が頑張って好きになれば、幸せになれるかも」と思ってそのままデートを重ねた。しかし、結局ダメで破局。相手の貴重な時間を余計に奪ってしまう結果となった。

振り返ってみると、「定期的に会う女性がいない自分に耐えられない」というつま

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私の入院体験記

私の入院体験記

入院と手術をすることになった

4泊5日で入院と手術をすることになった。30代はそれまで空気のように当たり前だった健康というものが、実は限りある資源だと気づく年代である。

10〜20代の私は「生産性の低い人間は排除されるべし」という考えを持っていた。今思えば自身の若さと健康を当然の前提とした大変暴力的な思想である。しかし、30代の今は「価値判断の物差しをたくさん持ち、人を尊重できてようやく一人前

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自分の中の親切心を発掘する

自分の中の親切心を発掘する

筋の良い気遣いを探求する

何度か会っている女性がオールインワンジェルをくれるという。同時に、お相手の誕生日が近いので、何か贈り物でもしようかと考えた。しかし、会い始めて日の浅い相手にあまり高価な贈り物をしたら重く感じるかもしれない。

丁度よい贈り物はないものかと新宿周辺をぶらぶらしていた私は、とある商品の前で思わず足を止めた。

呑みたいプリン

舌の上で溶けてまるで飲んでいるかのような食感の

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人との出会いは学びだらけ(エンタメ型飲食店、美容業界の勢力図、夫婦別姓)

人との出会いは学びだらけ(エンタメ型飲食店、美容業界の勢力図、夫婦別姓)

ここ最近は初対面の人と会いまくってる。おかげで随分と見聞が広がった気がする。

世界を席巻するパフォーマンス型飲食店の最前線

中国で広く食べられてる大衆料理、火鍋。中でも一番有名なチェーン店である。とにかく顧客サービスの水準が高い。「食のディズニーランド」といった印象だ。

鍋のあく取りをやってくれたり、ツミレを鍋に入れるのを代わりにやってくれたり。横を見ると「推しの誕生日」を祝っている女性たち

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婚活を通じて実感した醜い欲望と反省点

婚活を通じて実感した醜い欲望と反省点

人間関係が着脱可能になることで現れる、暴力的な欲望

別れ話をLINEで切り出され、関係を解消される経験をした。親世代からは「大事なことは顔を見て言いなさい」と聞かされて育ってきていたので、正直最初は面食らった。

しかし、いろんな人の意見を聞いているうちに、私自身の考えも変わってきた。オンラインでの別れ話は、「凹んでる自分の姿をこれから他人になる相手に見せない」「相手に食い下がる余地を与えない」

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子育てを通じて変わる生活感覚

子育てを通じて変わる生活感覚

子供が生まれると妻の性格が変わるのではない、五感が変わるのだ

子育て世帯の友人たちとオンライン通話をした。母親をやっている友人から聞いた中で1番面白かったのが旦那のいびきの話だ。

世間でいうところの「子供が生まれてから妻の性格が変わった」というのは、性格ではなくて五感が変わって、今までスルーしていたことが気になるようになったということではないか。

人間の性格は"優先順位の集合体"である。同じ

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私のプロフィールその3 〜既存の慣習を打ち破る仕事がしたい〜

私のプロフィールその3 〜既存の慣習を打ち破る仕事がしたい〜

私のキャリア軸とジョブローテーションの恩恵

営業現場から異動した私がやってきたのは事務システム企画。保険会社の事務仕事をシステムの側面から支える部署だ。

異動直後は「既存のルーティンを回す仕事」が7割、「既存の慣習を変える仕事」が3割ぐらいだったが、年数を経るにつれて「既存の慣習を変える仕事」の割合が増えてきた。(今だと8割ぐらい)

慣習を変えるというのは、先端テクノロジーを取り入れて効率化

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顧客目線の真髄を教えてくれる、企業努力のお手本たち

顧客目線の真髄を教えてくれる、企業努力のお手本たち

断捨離2.0とラスト・ワン・マイルの踏み込み

私の最近の楽しみは断捨離である。家の中にあるものを処分し、スペースができることにこの上ない愉悦を感じている。この3ヶ月ほどで家にあるものを6割ぐらいは処分した。

今年はついに扇風機を捨てる決心をした。10年以上使っていたこともあるが、夏の暑さがどんどん増しており、扇風機ではもはや焼け石に水である。今後はエアコン一本に絞って、扇風機を買い替えることは

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私の生活を劇的に変えた製品たち

私の生活を劇的に変えた製品たち

Amazonやアプリにより、クリック一つでものが買えて生活を変えられるようになった。中でも私の生活を激変させたここ最近のヒット製品を紹介しよう。

軽くて洗いやすい水筒

軽さと掃除しやすさを兼ね備えた評価の高い水筒になっている。

昔買った水筒は、重さに嫌気がさして会社に持参するのをすぐにやめてしまった。代わりにペットボトルに飲み物を詰めていたこともあったが、飲み口が小さいので洗いづらく不潔なの

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ありきたりな日常に恐怖するのは、まだまだ自分が未熟だからだろうか

ありきたりな日常に恐怖するのは、まだまだ自分が未熟だからだろうか

肝臓数値の異変があり、最近やっていた好き勝手な飲み食いもしづらくなってしまった。ゲームも食傷気味で、衣服に対する執着も減退しているとなると、いよいよもって休日にやることがない。人生最大の敵は、何の起伏もないのっぺらぼうな日常である。

同じことの繰り返しになると、時の流れが速くなって老化一直線となる。1分1秒を少しでも深く味わうために、どうにかして変化をつけようとジタバタともがいているのが最近の私

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世の中は意外と適当に動いているなと感じた話

世の中は意外と適当に動いているなと感じた話

クソ暑い日々における私の密かな戦い

普段は外出時にショルダーバッグを愛用しているのだが、気温が上がった夏の日々は別である。

この季節は身体にまとわりつくものがとにかく鬱陶しい。立ってるだけで汗が吹き出すところにショルダーバッグが密着すると、不快なことこの上ない。ズボンに巻きつけるベルトも家に帰って外す時に、こもった熱がムワッと解放される空気感がなんだか嫌だ。

そのため、この季節はいかにして手

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生活を掘り下げたら、自分の普通じゃない部分がどんどん明らかになってきた

生活を掘り下げたら、自分の普通じゃない部分がどんどん明らかになってきた

芯のある人間?それともただのエゴ?

営業現場にいた時、同じ職場の男の後輩を行きつけの喫茶店に誘った。オシャレでいい雰囲気だったので、一緒に楽しんでもらいつつ先輩風を吹かしてやろうという魂胆である。

ところが、連れてきた後輩がなんだが気まずそうにモジモジしている。誰か知り合いでもいるのかと尋ねてみると、奪いはおそるおそる口を開いた。

「先輩・・・この店、男性客俺らしかいませんよ」

え?と思っ

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競争から脱却し、一人で勝手にワクワクドキドキを見つける生活

競争から脱却し、一人で勝手にワクワクドキドキを見つける生活

歳をとっても残る武器は何か

生まれ変わったら"ちいかわ"になりたい。「わ、わぁ・・・」とか言ってるだけで幅広く色んな人にチヤホヤされたいし、ちいかわにゾッコンな若い女性たちの情緒をかき乱して、キャーキャー言われたいものだ。

しかし、現実には中年のおじさんが狼狽えていても周りの目は冷ややかになるばかりだし、若い子は余裕のないオヤジのことを金ヅルとしかみなさない。

中年の男とは実にシビアな立場で

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踏んだり蹴ったりな日々だから、せめて笑い飛ばそうと思う

踏んだり蹴ったりな日々だから、せめて笑い飛ばそうと思う

私の出口戦略

トイレの際にお尻から血が出始めたのは昨年の2月ごろからだった。最初は気にもとめなかったのだが、4月になっても治らない。そこでようやく、「あれ、これは痔かも」と思い始めた。痔には3種類あることをこの時初めて知った。切れ痔、いぼ痔、痔ろうの3種類。症状から推測するに、どうやら私の場合は切れ痔のようだ。

仕事も忙しくて残業続きだったので、体が悲鳴を上げた結果かもと思い、新年度は人に仕事

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