- 運営しているクリエイター
#コラム
「べつにフェミニストじゃないんだけどさ、」と言いたくて
性別にかかわるなにか考えを言うときに、「べつにフェミニストじゃないんだけどさ、」と前置きしたことが、何度かある。
それは本心からの言葉で、わたしは自分のことをちっともフェミニストだとは思ってなかったし、フェミニズムにも興味がなかった。どちらかというと、名誉男性的な要素が強いと思っていた。
20代半ばには、男性社会と言われるいくつかの業界で働いていたけれど、なんの不便も感じなかった。セクハラらし
出版社が「出版」を終わらせている…のか?
いやーーーー、ここのところのあまりにも各出版社のスタンスに首をかしげたので、おもわずnoteを開きました。
わたしは小さな頃から本が好きで、起きている間は本を読んで、死ぬなら本に埋もれて圧死したいとすら思っていました。ライターとしてたくさんの出版社にお世話になり、尊敬する編集者や記者もたくさんいます。
けれども「出版社」という会社組織が、『出版(業界)』の終わり感を強め、それが出版離れに拍車をか
SNSでスルーした方がいいリプライとは
ちょっと攻撃的なタイトルにしてしまったのだけど……このあいだ、落ち込んでいた友人が見せてくれたTwitterのアカウントのリプライ欄にあまりに驚いたので、考えてみました。
彼女は匿名のアカウントでニュースや政治やmetooとかについて呟いているのだけど(汚い言葉づかいはしていない)、そこに知らない人や変なアカウント名(aXhog65kj……みたいなやつ)で、攻撃的な言葉遣いや攻撃的な批判リプライ
SNSで配信しながら車生活をしていた時、彼に出会った。
いまだに親には言っていないことだけど、20代のある時期、一人で車生活をしていた。
それまであまりに仕事が忙しくて、時計の針が「2時」を差していたらそれが夜中の2時なのか昼の14時なのか判断がつかないくらい、太陽を見ずにぶっつづけで働き詰めだった。
えーい!と、投げ出したくなったのかもしれない(こまかいことは覚えてない)。家を解約し、足を伸ばして寝れるという基準だけで選んだ中古車を購入し、初夏だ
歯みがき粉すら買えない国を、音楽が救うか。《南米ベネズエラのアーティストたち》
『アーティストになったから、
国外へ出られた』これは南米ベネズエラで出会った、若いアーティスト(音楽家)たちのことだ。
ベネズエラはこの数年、アメリカの制裁によるハイパーインフレと、革命と、反政府デモで、混沌の一途をたどっている。日中はバリケードがはられ、犯罪が多く、暴力が溢れ、夜出歩くことは困難だ。もちろん日本人が観光に行くことは薦められていない。
ベネズエラに入国した時、わたしはベ