記事一覧
ホテルはもっとエンタメをそして文化を
ホテルとは泊まるためのものであるか。
この問いについてずっと考えています。
その答えは否です。
私の場合には。
私のホテルの原体験は幼少期まで遡る。
何か大きくて他所行きでキラキラとしていて。
そう言ったものの象徴であったと思います。
槇原敬之さんと松本人志さんが共作で作った曲、チキンライスにおいてホテルは高級そのものを表す場であり体験そのものでありました。
「赤坂プリンス押さえと
やっぱりホテルに”JAZZ”は似合う
”JAZZ”を殺したのはBGMである。
私もこの意見に一定の賛同を示す人間ではあります。
確かに日本ではどこに行ってもBGMが流れている環境なのかもしれない。
そしてBGMと言えば猫も杓子もJAZZが流れている環境はいかがなものかと私もそう思う。
そんな時であるJR九州ステーションホテル小倉に新しいクラブラウンジのようなスペースを作るという話が浮上し、その空間をどのようなものにするかという
ホテルのサステナブルを考える
A NEW STANDARD GOOD EXPERIENCE
〜旅のはじまりは、新しい体験から〜
ライフスタイルホテルTHE BASICS FUKUOKAのコンセプトは…
A NEW STANDARD GOOD EXPERIENCE
〜旅のはじまりは、新しい体験から〜
となっています。
私も会社を運営するにあたって、大切にしていることはNEW EXPERIENCE =新たな体験を生み出すこ
JAZZが時を経て繋いでくれたもの
私は創業以来”JAZZ”が軸になる会社に所属し今は代表を務めています。
創業以来、25年に亘り一流のJAZZマンを東京から集めホテルのバンケットでJAZZのフェスティバルを福岡・博多の地で行ってきました。
そのイベントはスゥイングジャズの名曲からSing Sing Sing Summer Jazz Sessionと名付けられました。
クラリネットの名手、北村英治さんやドラムはジョージ川口さん
リゾートを人生のサードプレイスに ~奄美大島~
ホームをつくる ~第3の故郷~
私は年に1度の休暇は決まって奄美大島にしています。
妻が生まれ育った場所であることで私の第二の故郷となりました。
これは幸運だったと思います。
そんな理由で妻の実家というホームではあるのですが、実家に泊まるだけではなく、毎年様々な宿泊施設を予約して場所を変えて奄美大島を堪能するようにしています。
私のようにリゾート地に実家がなくてもお気に入りの場所や宿泊施
ホテルをイベントでブランディングするということ
ホテルは経年優化する
”The Basics Fukuoka”
もともとは1993年にハイアットリージェンシー福岡としてデビューしたホテルです。
私はこのホテルのバンケットの演出に関わらせてもらっていたご縁で長くお付き合いさせてもらって来ました。
このホテルが2020年よりリブランディングすることになり、社長そしてGM(ホテル総支配人)に対して、新しいブランドのためのイベントや演出を提案する
地方×ホテル×エンタテインメント ホテルオークラ福岡「花鳥風月」
地域に根ざしたホテルエンタテインメントを創り出す。
私がこの業界へ足を踏み入れてからずっと感じてきたことです。
“地方が持つ文化の豊かさ”を文化の発信地としての役割も担うホテルから発することが出来ればよりホテルにおける体験は豊かになると考えています。
旅の楽しみもより広がりホテルの魅力も高まる。
そう感じたのが始まりでした。
旅へ行くと地の物を食すのが楽しみとなるように地のエンタメを楽し
インバウンドに向ける地方独自のエンタメ
海外の事例を元にホテルエンタメを紐解く
地方独自あるいは国独自のエンタテインメントと言えばハワイでフラダンスやファイヤーダンスのようなものを想像すると思います。
ラスベガスではイリュージョンやシルクドソレイユのショーなどがそれに当たると思います。
海外に出るとホテルを起点にエンタテインメントを予約して場合によってはそのままホテルでショーを楽しむことも出来ます。
それを日本に置き換えて考えた
エンタメのイノベーションを生み出すために
イノベーションとは新結合である。
シュンペータという経済学者が残した言葉で、イノベーションとは一般的に”革新”と訳されるケースが多いのですが、私は”新結合”であると考えています。
私は大学、大学院を通し化学を専攻してきたので”結合”といえば化学反応そのものであるし、非常にしっくりきます。
つまり私は、学生時代からこの”新結合” [イノベーション]に触れてきていたのです。
自分の中に”化学”
音楽とファッションと食とお酒〜ライフスタイルホテルにおけるイベントとは何か〜
ホテルがリニューアルされました。
2020年に誕生したTHE BASICS FUKUOKA。
約30年前世界的にも有名な建築家のマイケル・グレイヴスさんがデザインし建てられました。
その魅力的な建築物をベースに内装を刷新し生まれたのがこのホテルです。
このホテルのリニューアルにあたり私はこのホテルの音楽やエンタメに関わる提案の機会を得ます。
ホテルの音楽、ホテルのBGMとは何かという問い
ナラティブで溢れたホテルAzumi Setodaとは。
ナラティブとストーリーの違いを私は未だによく分かりませんがナラティブを私なりの物語とするならば主役は私自身。
そういう立ち位置で私はナラティブというキーワードを選びました。
私はエンタテインメントという場に身を置いていて常に持っていた”問い”がありました。
自分(ゲスト)が主役となるエンタテインメントを作り出したい。
要は鑑賞型ではなく体験型ということになります。
体験を自分らしく感じら
空間を演出するために大切にしているたったひとつのこと
私は空間にエンタテインメントを届けたり空間そのものを演出するという比較的特殊な仕事を行なってきました。
その空間はシティホテルのバンケット(多目的空間)であったり、自治体のシンポジウムを行う街のホールであったり、時には九州を代表する豪華列車のラウンジカー(食事を取ったりお酒を飲むいわゆる食堂車)と言われる空間であったりします。
お客さんは企業さんであったり新郎新婦さんであったり、市民であったり
インプットと頭の中の思考を効率的に結びつける方法
書くということ。
私は企画することをその生業としてきました。
イベントであったりプロダクトであったりシステムであったり。
企画を考えるといってもその対象は非常に多く、その多くの対象に対する思考を頭の中で浮遊させ続けているような気がします。
思考と思考が結びついてアイディアとなるときもあるし、浮遊している思考が本を読んでいたり旅をしている時にインプットしているものと結びつくこともあります。