岡田 庄生 | ブランド戦略コンサルタント
記事一覧
メタバースと消費者行動:世界のマーケティング研究者はどう見ているのか
2030年に世界で200兆円市場にもなると言われている「メタバース」。今回は、世界のマーケティング研究者がメタバースに関して何に注目しているのか、分かりやすく紹介します。
メタバース上のマーケティング理論はこれまでのものとは根本的に異なる点も多く、様々な課題もあると指摘されています。今後、新しいデバイスなどが登場し、急激な市場拡大も予想されているため、早めに理解して対応していくことが重要です。
月2本のnoteを3年間続けたら、情報アンテナの感度が高まった
この記事では、私のnoteのネタ収集方法を紹介します。
特殊な情報源があるわけではなく、日々の情報に対する感度をいかに高めるかが重要だ、というのが結論です。
私なりの情報インプットのルーティンや、そこから生まれたnoteの記事を使いながら、具体的に紹介できればと思います。
ネタが枯れた所がスタート地点2020年2月に日経COMEMOのKOLに就任させて頂いて以来、月2回欠かさずnoteを書き
客観的なデータを使って、自分の中に「普通の人」感覚を持とう
ヒット商品を生み出す人ほど、自分の中に「普通の人」の感覚を維持しようとしていると思います。
ある有名なコピーライターが、朝早く会社にきて、清掃員の方にお願いして、自分が書いたキャッチコピーの中で一番良いと思うものを選んでもらった、という話を聞いたことがあります。
また、別の大企業の社長さんは、新しい事業が、社長仲間の間で話題になっているうちはまだまだで、地元の飲み仲間が知っているかどうかを重視
会議で「発言が出てこないな」と思ったら見直したい、2つの準備
「自由に発言してください」と言えば言うほど「シーン」としてしまう。そんな会議に参加した経験はありませんか?
実は、みんなが自由に発言できる会議を作るためには、2つの事前準備があります。
それは、「丁寧な情報共有」と「答えやすい質問」です。
今日は、私がファシリテーターとして大事にしている、2つの「事前準備」について書いてみたいと思います。
「自由に」発言してもらうのは難しい先日、ある大学で
なぜ、コンビニで売っているものは答えられるのに、「売っていないもの」は答えにくいのか
人には、簡単に答えられる質問と、答えにくい質問があります。
就活や仕事で「答えにくい質問」に出会った時は、真正面からぶつかるだけでなく、自分なりに質問を再定義する力が必要です。
では、どうすれば答えにくい質問を、答えやすい質問に再定義できるのか。
今日は、就活や仕事で成果を出すための「課題の再定義」について書いてみたいと思います。
大きな質問を、答えやすい質問に変える先日、会社の後輩が実施
【全文公開】 聞き手に「話をもっと聴きたい」と思わせる、1分間スピーチの作り方
私が共同代表を務める産学連携「ユーザー・イノベーション・ラボ」が、2年連続で日本マーケティング学会のベストポスター賞を受賞しました。
受賞できた秘訣の一つに、約250名の参加者の前で行った「1分間プレゼン」があります。
1分間で、いかに「話をもっと聴きたい」と思ってもらえるか、そう考えてプレゼン内容を練り上げました。
今回は、1分間スピーチの原稿を全公開するとともに、相手に「もっと聴きたい」
おもいがけないアイデアは、会議前後の雑談から生まれる
リモートワークは便利で、コロナ禍が落ち着いた後も残って欲しい習慣です。
一方で、残念なのは、アイデアの源だった「雑談」が減ってしまったことです。
最近、対面での会議も増えてきましたが、いまだに多いオンライン会議は「雑談」の時間を持つのが難しいです。
そこで、今回は、私が実践している、雑談の時間を確保する方法について書いてみたいと思います。
「歯磨きする?」から始まる雑談下記の記事によると、
脳内の会話シミュレーションで、効率よく企画書が作成できる
私が企画書やプレゼンの準備として行っている、ある「習慣」があります。
それは、企画書を作る前に、頭の中でプレゼン相手と会話のシミュレーションを行うことです。
脳内のプレゼン相手はとても饒舌で、容赦なくツッコミをいれてきます。
それに対応しながら企画書の流れを作ること、ストーリー性のある企画書が効率よく完成します。
今日は、そんな私の企画書作成の「習慣」について書いてみたいと思います。
企
大企業の社長スピーチを考える初コンサル案件は、「怖さ」と「喜び」の両方を教えてくれた
新卒で広告会社に入社した私は、7年目に大きな異動を経験します。
異動先は、できたばかりのコンサルティング部門。
初めて担当した案件で、「もしかしたらコンサルタントとしてやっていけるかもしれない」という、小さな成功体験を味わいます。
その後十数年続くコンサル人生の起点となった「あの会議」について、今日は書いてみたいと思います。
仕事の重大さに気づいた日自分の仕事は、結構ヤバい。
そう感じた
広告の企画書は、「好き」と「知られていない」のギャップの設定が大事
広告論の授業で100本以上の企画書を採点する中で、優秀な企画書の共通点が見えてきました。
それは、「この商品にはこんな良いところがあるのに、伝わっていないのはもったいない!」というギャップの提示があることです。
今日は、広告コミュニケーションの企画を考える上で大事な、「魅力と現実のギャップ」の作り方について書きたいと思います。
また、学生は好きな題材を選べますが、社会人は選べません。どうした