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死ぬまで生きるために
仕事納めも無事に終わり、忘年会の前に時間が空いたので同期とスタバでお茶をする。
これから忘年会でごちそうだってのに、新作のほうじ茶フラペチーノを飲み干す。以前2人でご飯に行った際に私が多めに払ったらしく(←覚えていない)、同期がスタバを奢ってくれた。その心意気がうれしい。
忘年会が終わった後、まだ話し足りないねぇ…と閉店間際のショッピングモールに行き、ただ歩きながら話す。
本屋さんでオススメの本
元気でやってるか、場所はスタバであっているか
本が読みたくてスタバに来た。
私のななめ前に座った男性(おそらく学生さん)はピンクの蛍光マーカーをたくさん引いたテキストを開き、アップルウォッチで時間を計り勉強を始めた。
私がスマホを取り出したり、本の内容に声を出さずクスッと笑うだけで学生さんはこちらを見る。
新しいお客さんが入ってくると店員さんより早く反応して入り口を見るし、返却コーナーに人が来る度に律儀にそちらを見る。仲間との会話が盛り上
その突き上げた拳に迷いはいらない的なこと
noteを書こうと思い白紙のページを開いたら、本文を入力する部分に「こんばんは。今日もお疲れさまです。」と優しく薄い文字が入っているのを見てうっかり泣きそうになった。
自覚よりも疲れてるぞ!と思いゆっくりお風呂に入りました。
苔うたうです。
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以前読んだ、よこみねさやかさんのエッセイ漫画で忘れられないセリフがある。
毎日コツコツやることの大切さを子供に話している場面の、旦那さん
可能性をお断りしないように飛び込むトライアスロン
悲しいことがあった夜、しんみりした気持ちで心落ち着くMVに浸っていたら、
チャララチャララチャラララ〜ン♪♪ お風呂が沸きました!!!
とまぁまぁデカめにアナウンスされて脳が覚めた。気分との差がありすぎて、アナウンスの人格が突然陽気になったのかと思った。
この「日常が悲しみをぶっ壊してくれる感」が可笑しくてありがたくて、ちょっと笑ってしまった。
人間は不憫な姿が愛おしい。
若林さんや又吉さんなら
生きてきたご褒美を受け取る準備
晴れた日、力を抜いてぼーーっと過ごしていたら、隣で一緒にいた人が「今まで生きてきたご褒美みたい」「お互いよくここまで生きてきたよね」と笑った。
それを見て私はこっそり泣いてしまった。
大学2年の、誰にも相談できずに失踪したあの時の自分に教えてあげたいと思った。「生きていたらこんな日が来たよ」と。
でも、あの時の自分は誰に何を言われても素直に聞けなかった。体と心に分厚い蓋があった。未来の自分からメ
世界にブン殴られたい
去年の年末、本屋UNITEさん主催の『わかりあえなさを繋ぎとめる』というトークイベントを拝見した。
話すのは堀静香さんと永井玲衣さん。
生まれて初めてトークイベントというものを浴びて、お二人の殴り合いのような対話が、出てくる言葉の組み合わせが、脳みそにびりびりと効いた。
その中で、永井さんが「世界にブン殴られたい」と言っていた。
聞いた瞬間その言葉に私はブン殴られた。
それだ。 うん、それだよ