お題

#わたしの本棚

あなたの本棚はどんな本棚ですか? 並んでいる本のラインナップ、何度引っ越しても手放せない1冊、並べ方や棚へのこだわり、積読になってしまっている本たち……。みなさんの本棚のことを教えてください!

人気の記事一覧

私が読書をする。妻は誰と結婚したのか分からなくなる。

私の妻はよく言います。 「あなた結婚した時と別人過ぎて、もう誰と結婚したのか分からない(笑)」 結婚当初はギャンブルはするわ、後輩に奢りまくるわ、朝まで遊ぶわで妻とは喧嘩ばかりでした。 それが今となってはなんか真面目な不労所得>生活費のFIRE状態サラリーマン。 結婚生活は8年目になりますが、その間に私が一貫して続けたことは読書です。 私は1年間でざっくり100冊程度読書をします。 この記録をつけ始めたのが4年ほど前なので結婚してからは700~800冊ぐらい読ん

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わたしの本棚『薔薇は生きてる』

カバーイラストの愛くるしさよ。1935年の初版以降、版元を変えながら何度も復刊されてきた(んですって)『文學少女のバイブル』(なんですって)が21年ぶり(なんですって)に創英社から刊行されたのは2008年のこと。わたしは今も昔も文學少女といえるほど文学方面の活動に活発ではないのだけれども、時折なんらかのきっかけで読書欲が爆発するかわいいもの好きの軽率な少女なので(今も昔も。ええ、今も昔も。)、当時ブックマークして更新を楽しみにしていたブログで「いちいちかわいい」と紹介されてい

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30年前のダ・ヴィンチ

すごいお買い物をしました。 私、普段は「古本」の類は買わないのですが、 これを見つけた時にはさすがに 「お宝発見!」と思いましたね。 1994年11月号の 『ダ・ヴィンチ』です!! 皆さんご存知、 本の雑誌『ダ・ヴィンチ』 ダ・ヴィンチとは… ダ・ヴィンチを読んでいると、本好きはワクワクしてくるじゃないですか。 今でもちょこちょこ購入して読んではいるのですが、 「わぁ!面白い本の雑誌があるんだなぁ」と、手に取りだしたのはいつ頃からだったろう。 大学生くらいかなぁ。 気づ

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わたしの本棚『クリームイエローの海と春キャベツのある家』

創作大賞2023で朝日新聞出版賞を受賞されたせやま南天さんの『クリームイエローの海と春キャベツのある家』の単行本が4月5日に発売された。 noteで読んだ小説が書籍化される、そしてその過程が編集日記として公開される。随時更新される編集日記を読みながら書籍が発売される日を楽しみに待つ日々。なんというわくわく体験! そしてついについに!Amazonで予約していたものが届いた。ほんとうは発売日に書店に足を運んで『クリームイエローの海と春キャベツのある家』を手に取りたかったのだけ

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読書記録『ひと目でわかる、すぐに身につく イラスト図解 5日間で言葉が「思いつかない」「まとまらない」「伝わらない」がなくなる本』

読みに来て下さり、ありがとうございます。 「❝思いを言葉にできる❞は、一生ものの財産になる」 本の帯に書かれたこの言葉に惹かれ、 思わず手に取ってしまいました。 それがこの本です。 語彙力が少ない私にはうってつけだと思い、 即レジへ持っていくほどでした。 とはいえ、 この本は語彙力を増やす本ではありません。 読んでみて思ったのは、 今ある能力を使って、 トレーニングによって、 「思いを言葉にする能力」を 伸ばす本だということでした。 例えば、本に出てくるメソッドの

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最近読んだ本たち(2024年4月分)

4月は出会いの月とよく言われるけれど、ほんとうにそうで。いろいろな方面で新しいつながりができてよかったなー、としみじみしている。 月の前半は娘たちが春休み、または午前中授業ということで、限られた時間内で仕事に追われた。それでも、ちょっとは本を読む時間を確保できた。よし! 残るは「エクササイズをしたあと眠くなってしまう問題」だ。「筋トレしてから本読もうっと」などと思っていると、睡魔に襲われて読めない。どうにかして。 『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー2』 ブレイ

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掲載*沢百本縒りて太しや雪解川

岡田 耕 掲載誌:『俳句年鑑』2023年版 KADOKAWA (岡田 耕) 【スキ御礼】掲載*初句会窮して針の筵かな

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君たちはどう生きるか 中国上映に…

你想活出怎様的人生 と言うタイトルに翻訳されました…。 「君たちはどう生きるか」は、日本の小説家である吉野源三郎によって書かれた小説です。物語は、戦前の日本から戦後の混乱期にかけての時代を舞台にしています。主人公の木村は、学生時代に遊び人として生きる友人とは対照的に、真面目で誠実な生き方を選びます。木村は、戦争や経済的な困難などの時代の変化の中で、家族や友人との絆を大切にしながら、人生の喜びや苦難を共に体験します。物語は、木村と彼の周りの人々が、生活の中で直面する様々な問題

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第15章 運命の女神−2

Vol.2 仙石原 シヴァ:教祖は、あなたに興味を持っています。 セレン:なぜ? シヴァ:あなたは、我々には向かい、降り注ぐ不幸の豪雨を前にしても、我々に牙を向けてきた。その、行動力に。その執念は、教祖の心すらも動かしているということですよ。 セレン:教祖の心を動かしても僕には何の嬉しさもない。 シヴァ:まあまあ、そう言わずに。我々からすれば、素晴らしいことです。我々が教祖の心を動かすことなどないのですから。ある意味羨ましいことです。妬ましいほどに。 そうメッセー

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シン・隣のnoterさんの巻

いや、あのね、分かってる。 何回もやんなよ!ってコトですよねー。 でもねーコレは言わずばおれない、雉も鳴かずば撃たれまい案件なんですよ(違う) この方、最近自費出版で小説発行されまして、かねてからこの方の小説が好きなので一冊購入しました。 そしたらさー‥‥予想以上に凄くて。 野凪 爽さんの小説、noteで短編をなんぼか読んで雰囲気ある文章書く人だなって思ってたけど、長編(ページ数で言ったら230余り)もしっかり面白かった。てか長編の方が上手いかも。コレ読んで自分が面白いクリ

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"私の物語だ"と思える本と出逢った時

本を読んだとき、「共感」という言葉を超越して、もはやなにかに溶け込んでいくかのような感覚に陥ったことはあるだろうか。 「四月になれば彼女は」という小説を初めて読んだのは5年前の夏だった。 大好きな先輩の最近読んだ良かった本という事前情報だけで手に取り、ただ、読み始めたらとまらなかった。 "これは私の物語だ"と思って、心が揺れた。 2024年3月22日から実写版映画が公開されたとのことで、まだ映画は鑑賞できていないけれど、この物語への想いを綴りたい。 ※大きなネタバレ

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『仇討(あだうち)』written by 月殿亭

どうもcofumiです。 最近読んだ時代小説があります。 なんと!なんと!なんと! cofumi(小文)が小説に とうとう!とうとう! 登場してしまいました🤭 普段、cofumiの作品を丁寧に丁寧に読んでくれる方、愛称 月さん。 コメント欄で見かけた事がある方もいらっしゃると思います。 嬉しくて嬉しくて嬉しくて、鼻水が出るくらい嬉しくて。 もう一つ嬉しいのは、妹が紗羅さんだということ。 cofumiの大好きな紗羅さんは、「咲良」という名前で登場します。 お会いしたことは

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最近、私の本棚が熱い!

いやあ~熱いです。何がって、私の本棚が。 というのも、少し前までの私は、小説家の知り合いなんて一人もいなかったんですよ。(何をもって小説家と呼ぶのか、という話はちょっと別にして……)出版社からの商業出版をしている知り合いがいなかった、ということです。 それが、どうしたことでしょう! 最近になってから、知り合った方がすでにプロの方だったり、交流していただいていたフォロワーさんがデビューしたり……嬉しいことにそんな方々の本を手にとる機会がめちゃくちゃ増えました!少しご紹介させて

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#わたしの本棚

あのですね、わたくし、まったく本を読まない両親のもとで育ちまして。 まったく、というのは誇張でもなんでもなく、私の机の上以外には本棚がないどころか小説が一冊もない家だったんですよ。 そんな家庭でも本好きが育つんですから、おもしろいもんですね。 さてさて。 いまや読書アプリで蔵書管理ができるそうですが、アプリどころかスマートフォン登場前からエクセルにちまちまと入力しては蔵書リストを作っていたので、今さら切り替えるのもなんだしな、と思い、そのまま使っています。 このリストによ

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ゆったりと本が読めるお薦めのブックカフェ【7選】|本の棲むところ(番外編)

4月13日は「喫茶店の日」ということで、連載「本の棲むところ」の番外編として、ほんのひととき編集部がこれまでに訪れた都内近郊にあるお薦めのブックカフェをご紹介します。 ── No.1 ── PASSAGE bis! (神保町)フランス文学者の鹿島茂さんがプロデュースする神保町のシェア型書店「PASSAGE by ALL REVIEWS」の3階にあるカフェラウンジ。 フランスから取り寄せた古書がディスプレイされたエレガントな空間で、ポルトガル菓子の専門店ドース・イスピーガのス

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気が付けばSNSばかり見ていませんか? 脱SNSで得られたものと、その方法を解説します

みなさんは1日にどれぐらいSNSを見ていますか? 仕事の休憩時間や朝の通勤時間、仕事が終わってからの自由時間。 私たちは空き時間を見つけては、ほとんどの時間をSNSに費やしているのではないでしょうか? 今回は、私が実際に、SNSを全てやめてみて得られたものと 脱SNSを実現するために行った工夫を紹介します。 SNSは脳を破壊するそもそも、なぜSNSを見る時間を減らすべきなのでしょうか。 たとえば、皆さんはこのような経験はありませんか? しなければならないことを、やる気

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芥川賞受賞作品『ハンチバック』を読んで

芥川賞受賞作品の、 市川沙央さんの『ハンチバック』を読んだ。 重度障害者が主人公の小説で、 市川さんご本人と重なるが、 フィクションである。 実話が基になっている部分はあるのだろうけど、 体験したことを書いただけの 作品でないことはわかる。 状況が似ている人を主人公にすると、 実話だと思われやすいよね。 レビューを見ても、そう思っている人が 一定数いるようだった。 最初の感想は、思っていたような、 障害者から見た世界の不便さを説く みたいな内容ではなく、なんというか、 重

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鑑賞*初夏や歩幅を刻む鼓笛隊

佐野 聰 遠くから鼓笛隊の笛と太鼓の音がする。 青い空とさわやかな風が待ちに待った夏の到来を告げている。 夏は一気に来たが、鼓笛隊はじれったいほど整然とした足並みでやってくる。 目の前を過ぎる笛太鼓の音に夏を実感する。 (岡田 耕) (俳句雑誌『風友』令和五年十一月号「私の好きな一句」)

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#わたしの本棚 ありのままを公開します「いつからこうなった?」

「春の連続投稿チャレンジ」第1弾はお題を「#私のイチオシ」として、Creepy Nutsの新曲『Bling-Bang-Bang-Born』について書きました。 「よしスタートは順調だ」と軽いガッツポーズをしたまではよかったのですが、次のお題が決まらない…。 自己紹介の記事はこの前「人生60年、noteのおかげで小説が書けた裏話。」でそれっぽいこと書いたばかりだし…。 ここは「#わたしの本棚」を選ぶしかない。との決断にいたりました。 私だって、もしこんな本棚だったら積極

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『奔馬』三島由紀夫 著

店主おすすめの一冊と、個人的に気に入っているツボをご紹介いたします。 今回は、『豊饒の海』の第2巻『奔馬』です。 以前、第1巻の『春の雪』をご紹介しました。 その後、magobee66さんの衝撃的なタイトルとともに素晴らしい『春の雪』についての記事が上がり、 つい先日、さらに『奔馬』についても、これまた大変鋭いユニークな記事を上げていらっしゃいました。 タイトルの斬新さに意表を突かれますが、「まあでも、たしかにそういう内容ですよね」と思ってしまう的確さがあります。 本文

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