中島 浮世

おいしいものと本とお酒のためにはたらいています

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  • よしなしごと

    頭の体操、もしくはただただ考えたこと。未分類のごった煮とも言う。

  • おいしいもののこと

    おいしいお店、好きな食べ物、お酒など、食について書いたものをまとめました。

  • ひとり暮らしも二度目なら

    単身赴任生活を快適に送るべく試行錯誤するさまをお届けします。部屋作りや自炊の記録。 基本的には有料記事にて更新予定ですが、メンバーシップへ加入いただいた方は、すべて特典記事として閲覧可能です。

  • 本について

    本について書いたものをまとめました。

  • 眠れぬ夜のために

    夜更かしするとき用。 他のクリエイター様の、読み返したい素敵な記事をまとめています。

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メンバーシップ「お二階どうぞ」を始めます

少し前の記事でやってみたいと書いたメンバーシップについて、概要が固まりました。 まだ詳細を詰めている段階ではありますが、今日はこんなことをやる予定だよ~という告知をさせていただきたいと思います。 ★2024年3月1日にプランを公開=登録が可能となる予定です。 しばらくは運営方法をいろいろ模索することになるかと思うので、開始後3ヶ月間(~2024年5月31日まで)は一旦お試し期間に設定。価格の方も、初月無料かつお安め(300円)でお届けします。 以降は、特典となる記事の投稿

    • 3年ぶりの(ほぼ)フル出社で考えたこと

      新居のネット環境がなかなか整わず、4月は今のところほぼ毎日出社している。今の会社に勤めはじめてから初めての事態なので、ほぼ3年ぶりだ。 週4~5の通勤×3週間をこなして思ったのが、「出社ってめちゃくちゃ疲れるな……」ということ。ここ最近の平日は帰ってくると座り込んでしまいそうな疲労を覚え、最初はそれを環境や仕事が変わったせいだと思っていたのだけれど、よく考えると転職した当初はここまでは疲れていなかった(今よりもだいぶ忙しかったのに!)。 ゴールデンウィーク中は大阪に帰るので、

      • かつぶし長者

        お味噌汁には”だしの素”、で30余年やってきた。 私だけではない。母も祖母も一族郎党、お味噌汁にはだしの素である。味の素社に足を向けて寝られない。 もちろんお味噌汁だけではない。煮物にもおひたしにもゴーヤーチャンプルーだって、和風だしの風味がほしいときはいつだってだしの素。あ、おでんを作るときは白だしです。味の決まり方が違うんだ。 そんなわけで、かつお節で出汁を引く経験というものがとんとない。だって出汁を取ったあとのかつお節をどうすればよいかわからないし、そもそも濾したり

        • 本を10分の1に減らした話|ひとり暮らしも2度目なら

          今回の引っ越しのテーマのひとつ、「ものを少なく」。 せっかく広く明るい部屋を確保できたのだから、ひろく明るいまま使いたい。そんな動機から、持っていくものは吟味しよう、と思っていた。 といっても私は着道楽でもなければ、特別な道具を必要とする趣味があるわけでもない。加えて2~3年おきに引っ越しをしているのだから、すでに荷物はある程度整理できているのではないか。 そう油断していたが、思わぬところに伏兵がいた。本である。 直近の引っ越しを思い返してみると、10~15箱ほどの段ボ

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          本を10分の1に減らした話|ひとり暮らしも2度目なら

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          今回の引っ越しのテーマのひとつ、「ものを少なく」。 せっかく広く明るい部屋を確保できたのだから、ひろく明るいまま使いたい。そんな動機から、持っていくものは吟味しよう、と思っていた。 といっても私は着道楽でもなければ、特別な道具を必要とする趣味があるわけでもない。加えて2~3年おきに引っ越しをしているのだから、すでに荷物はある程度整理できているのではないか。 そう油断していたが、思わぬところに伏兵がいた。本である。 直近の引っ越しを思い返してみると、10~15箱ほどの段ボ

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          本を10分の1に減らした話|ひとり暮らしも2度目なら

          ごはんメモ(2024年4月①)

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          メンバーシップでやりたかったことのひとつ、最近おいしかったものの記録を始めてみることにしました。1,000字くらいたまるたびに放出予定。

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          ごはんメモ(2024年4月①)

          わたしを成仏させる旅

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          私の右肩には、生霊がくっついている。最近になって気づいたことだ。 異動が決まってから、年次が少し下の同僚に、キャリアについての相談をもちかけられることが続いている。 今の会社は社員のほとんどがプロパーから構成され、異動や配置も通例に従って行われることが多い。そんな環境で、中途採用(=転職歴あり)かつこの度社内公募制度を使って希望の部署へ異動する、という私の経歴は、どうやらずいぶんと「キャリアビジョンがはっきりしている」ように見えるらしかった。 抱えている悩みは十人十色だ。

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          わたしを成仏させる旅

          お部屋づくりの「3つの軸」|ひとり暮らしも2度目なら

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          部屋が決まった、引っ越し日程も決まった。ということは、そこに置く生活用品を揃えていける。 ここで思い返されるのが、1度目のひとり暮らしのこと。 なんとなくおしゃれな家を選んで、格好いいものや便利そうなもの、かわいらしいものを節操なく買い集めた結果、あのころの生活はなんとも乱雑で、うつくしさのないものになってしまったのだった。それはそれで、今思い返せばいとおしくはあるのだけれど。 そうだ私よ、私の家事能力を信じてはいけないぞ。しょせん段ボールやペットボトル、缶ゴミをいつま

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          お部屋づくりの「3つの軸」|ひとり暮らしも2度目なら

          新生活、導入妄想中のもの

          「カンパイプラン」に参加すると最後まで読めます

          メンバーシップで募集している記事リクエストに、初めての応募をいただきました! ありがとうございます~! リクエストいただけるだけでもとてもありがたいのに、お褒めのお言葉まで……! うれしくて何回も読み返してしまいました。 新生活で買ってよかったものについてはこちらのマガジンにて随時レビューしていく予定なので、今回は「買おうか迷っているもの、気になっているもの」について書いていきたいと思います。 ■新生活は、衝動買いのチャンス新居での生活に向けてベッドやら冷蔵庫やら洗濯機や

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          新生活、導入妄想中のもの

          満身創痍の部屋探し|ひとり暮らしも2度目なら

          「カンパイプラン」に参加すると最後まで読めます

          前回の記事で、めでたく住みたい家の条件がだいたい決まった。 満を持して物件探しを開始したものの、ここ最近いちばんの感情のジェットコースターを味わうことになる。 単身赴任の孤独さを憂えての情緒不安定ではない。 4月入居の物件探し、厳しすぎない?? suumoやhome'sなんかの物件情報サイトで条件を設定して検索しつつ、会社で契約している転勤支援ツールを使って提携の不動産紹介会社ともやりとりをしていくが、まー物件の動きが速い。朝新着で上がっていた物件に夕方には申し込みが入っ

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          満身創痍の部屋探し|ひとり暮らしも2度目なら

        記事

          読書日記(2024年3月)

          なんだかよくわからないうちに過ぎていった大阪最後の月。 本を読んだ記憶があまりないのだけれど、振り返るとまぁいつも通り読んでいた。なんか新潮文庫が多い。 大阪の自宅に置いてきた本もあり、背表紙の写真と本文の引用は省略。今後も大阪と東京を行き来することになるので、このあたりどうしようかな、と少し思案しています。 焼き餃子と名画座平松 洋子佐久間ゆいさんと一緒に北浜であなごを食べたとき(おいしかった)、東京の西のほうに住む、という話をしたらおすすめいただいた本。 フードエッセ

          読書日記(2024年3月)

          ごはんメモ(2024年4月①)

          メンバーシップでやりたかったことのひとつ、最近おいしかったものの記録を始めてみることにしました。1,000字くらいたまるたびに放出予定。

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          ごはんメモ(2024年4月①)

          33歳、ジュエラー行脚で過去と未来にハグされる(後編)

          指輪探しの旅、完結編(サムネで盛大にネタバレしていくスタイル)。 ここまでの経緯はこちらから。 ハイジュエラーばかり見ていたものの、「石」を軸に探すのであれば、別の選択肢も考えたほうがいい気がする。 そう思って、追加で素敵な石を扱ういくつかのブランドを検討してみた。 真っ先に思いついたのはタツオナガハタのadoreリング(このオパールの、てりってりの遊色!)。 それに、フィリフヨンカ。 今考えている予算感なら、アルビジアだって選択肢に入れられる。 (魔力がこもってそ

          33歳、ジュエラー行脚で過去と未来にハグされる(後編)

          わたしを成仏させる旅

          私の右肩には、生霊がくっついている。最近になって気づいたことだ。 異動が決まってから、年次が少し下の同僚に、キャリアについての相談をもちかけられることが続いている。 今の会社は社員のほとんどがプロパーから構成され、異動や配置も通例に従って行われることが多い。そんな環境で、中途採用(=転職歴あり)かつこの度社内公募制度を使って希望の部署へ異動する、という私の経歴は、どうやらずいぶんと「キャリアビジョンがはっきりしている」ように見えるらしかった。 抱えている悩みは十人十色だ。

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          お部屋づくりの「3つの軸」|ひとり暮らしも2度目なら

          部屋が決まった、引っ越し日程も決まった。ということは、そこに置く生活用品を揃えていける。 ここで思い返されるのが、1度目のひとり暮らしのこと。 なんとなくおしゃれな家を選んで、格好いいものや便利そうなもの、かわいらしいものを節操なく買い集めた結果、あのころの生活はなんとも乱雑で、うつくしさのないものになってしまったのだった。それはそれで、今思い返せばいとおしくはあるのだけれど。 そうだ私よ、私の家事能力を信じてはいけないぞ。しょせん段ボールやペットボトル、缶ゴミをいつま

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          新生活、導入妄想中のもの

          メンバーシップで募集している記事リクエストに、初めての応募をいただきました! ありがとうございます~! リクエストいただけるだけでもとてもありがたいのに、お褒めのお言葉まで……! うれしくて何回も読み返してしまいました。 新生活で買ってよかったものについてはこちらのマガジンにて随時レビューしていく予定なので、今回は「買おうか迷っているもの、気になっているもの」について書いていきたいと思います。 ■新生活は、衝動買いのチャンス新居での生活に向けてベッドやら冷蔵庫やら洗濯機や

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          33歳、ジュエラー行脚で過去と未来にハグされる(前編)

          先週から引き続き、指輪探しの旅の話。 先日の記事では探している指輪の条件にちゃんと触れていなかったけれど、一応以下のようなものが手に入ったらいいな、と思っていた。 お守りとしてずっとつけられるような、そんな指輪。 いわゆるハイジュエラーの定番品なら、上記を満たすものが多そう。仕事中もふくめてずっと着けられるものとなると、地金だけのものがいいかな。石がついているとしても、メレダイヤくらいで。 そんなイメージで情報収集をし、いざお店へ。 まずは百貨店で、漠然と憧れを持って

          33歳、ジュエラー行脚で過去と未来にハグされる(前編)

          満身創痍の部屋探し|ひとり暮らしも2度目なら

          前回の記事で、めでたく住みたい家の条件がだいたい決まった。 満を持して物件探しを開始したものの、ここ最近いちばんの感情のジェットコースターを味わうことになる。 単身赴任の孤独さを憂えての情緒不安定ではない。 4月入居の物件探し、厳しすぎない?? suumoやhome'sなんかの物件情報サイトで条件を設定して検索しつつ、会社で契約している転勤支援ツールを使って提携の不動産紹介会社ともやりとりをしていくが、まー物件の動きが速い。朝新着で上がっていた物件に夕方には申し込みが入っ

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          唯一無二にお金を払う

          引っ越しの準備と仕事の引継ぎと通常業務で忙殺されてそろそろ息が切れてきたせいか、最近ある考えが頭を占拠している。 もともと30歳になったときに、なにかしら記念のジュエリーを買いたいなあと思っていた。思いつつそこから3年が過ぎ、その間にいわゆるハイブランドの貴金属は値上げに値上げを重ね、そろそろ本格的に手の出ない値段になっていきそうな今日この頃。 この3年間で学んだ。本気で欲しいと思ったら、そのときに買ったほうがいい(特にブランド品は)。 というわけで最近いろいろとお店を

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          博多通りもんで罪を犯す夜

          呑兵衛人生十数年、今までで最も罪深い酒の味を知ってしまった。 改めてご紹介するのも憚られる逸品だが、福岡に博多通りもんという銘菓がある。饅頭とカステラのあいの子のような味わいの皮に、まったりと甘く濃い黄身あんがたっぷり入った魅惑の菓子である。毎日食べたい。 全国有名な土産は数あれど、通りもんほどの人気者を私はあまり知らない。 前の職場でも今の職場でも、誰かが「福岡に出張する」と言おうものなら、四方八方から「通りもん買ってきて!」という声が飛んでくる。 先日夫にも福岡出張

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          博多通りもんで罪を犯す夜

          読書日記(2024年2月)

          異動の内示に迫りくる年度末にと心身ともにあわただしくて、読み終わったときにあかるい気分になるような本ばかり、選んで読んだ2月だった。 起きられない朝のための短歌入門|我妻 俊樹・平岡 直子はやぶささんのレビューをきっかけに手に取った本。 おもしろすぎて読んだ直後に個別で感想を書いた。 短歌というもの自体の魅力に引き込まれた話は上の記事でさんざんしたのだけれど、たとえ短歌に興味が持てなかったとしても、ことばを扱う趣味や仕事をしている人にとっては刺さりまくる内容だなあと思う。

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          5回の家選びから、「住まいに求めるもの」を考えてみる|ひとり暮らしも2度目なら

          大阪を離れて、単身赴任することになった。4年ぶり2度目のひとり暮らしだ。 おうち大好き民としては、心身の健康に直結する「引っ越し先の住居の居心地」をどのように確保していくかということが、今の最大の関心ごととなっている。 大富豪でもない限り、「家」に関しては何か妥協をしなければならない。 妥協するもの、譲れないもの、どう折り合いをつけて家での幸福度を担保するか? 初めてのひとり暮らしの時はというと、目先のおしゃれさや便利さに振り回されて行き当たりばったり的に家を選び、家具

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          5回の家選びから、「住まいに求めるもの」を考えてみる|…