Marmalade

詩人 羊毛作家 得意なことは小さな幸せを見つけること 好きなことはクスッと笑うこと …

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詩人 羊毛作家 得意なことは小さな幸せを見つけること 好きなことはクスッと笑うこと 大好きなのは英国人パートナートラオくん 🌼コメントには必ずお返事いたします。 ときおり、うっかりさんになるので、 気長にお待ちいただけたら嬉しいです。

マガジン

  • 秋ピリカグランプリ

    • 54本

    2024年・秋ピリカグランプリ、記事収納マガジンです。

  • すまいるスパイス

    • 1,145本

    パーソナリティー・ピリカの「すまいるスパイス」新装開店✨

  • こびと図書館

    • 134本

    「見えなくてもいい、いまそこにいる。信じて感じるのだ!」をスローガンに活動するこびと部が運営する図書館です。 こびと部はゆっくりのんびり各自のびのびをモットーに活動しております。

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    イギリスでのあれこれ

  • 私の本棚より

    大好きな本を紹介する記事を集めました

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今日という日

どこかに書き残しておきたい そういう思いは、子供のころからあった気がする。日記だったり、ノートだったり書くこととずっと一緒に生きてきた。大人になると内緒ごとが増えて書けなくなることがある。分別もつくしね。書いたらいつか誰かの目に触れるかもしれないという、形にすることの怖さもしっているし。 :::: 私たちは英語で話をする。外国人と恋愛する人はどちらかの国のことばに偏ることが多いはず。彼の日本語よりも私の英語のほうがよかったので自然とそうなった。 彼は私の間違った英語は

    • 風の足あと #シロクマ文芸部

      🍁 風の色は透明なのに その姿が 颯爽と駆け抜けていくのは よくみえる 俯いているのは 日差しの粒をまとった 一面の稲穂の柔らかい顎 さあああああ  さあああ ああああ この実りを言祝ぐように この大地を守るように 風は足音を残して 自由にのびやかに走り抜けていく くるくると 小さな風の子が ときおりイタズラをして ただ心開いて 身を任せればいい この美しい秋の日に 🍂 小牧部長、遅刻しましたが、提出させてください。 時差ボケと仕事とトラオさんで忙しくし

      • ちょっと行ってきますね。空港で大きいスーツケースを受け取って荷物を入れ替える時にぎっくり背中に🥲大事なものは忘れても必ず持ってるシップを貼りました。運動不足のせいです。反省中。ではいってまいりまーす。

        • もんぶらりん もんぶらりん

           私にはどうしてもやらなければならないミッションがあった。 それは、渡英前にモンブランを食べること。  今回は渡英といっても40日余りで戻ってくるからそれほど深刻ではないけれど、まさかの、ばっちり栗の時期に留守することになる、ということに気づいて衝撃を受けた。だから、いく前に食べようと決めていた。ところが、私は基本的に家にいて、外出をほぼしない。食べたいモンブランがあったけれど、その店が週末しかやっていなかったりして、チャンスを逃し続けていた。  そして今日。私は最後のチ

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        今日という日

        • 風の足あと #シロクマ文芸部

        • ちょっと行ってきますね。空港で大きいスーツケースを受け取って荷物を入れ替える時にぎっくり背中に🥲大事なものは忘れても必ず持ってるシップを貼りました。運動不足のせいです。反省中。ではいってまいりまーす。

        • もんぶらりん もんぶらりん

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        記事

          毒 #シロクマ文芸部

           月の色は何色だと思う?と聞いたら、誰とも違う答えをしたい、それが鯛子だ。何事にもこだわって滔々と話し続ける彼女に相槌を打ちながら唐突にそんなことを思う。落ち着いたネイルの施された手荒れ一つない潤った指が目の端に入り、そしてふとその手に胸の奥を撫でられた、そんな気がした。  歳月は二人をずいぶんと離れ離れにした。短く切り揃えられた自分の爪にふと触れながら思わずにはいられない。彼女は長年キャリアを積んで潤沢な年収を持つ。同じように職場でのやるせなさも積んできたようだ。数年後に

          毒 #シロクマ文芸部

          「秋ピリカグランプリ」を迎えるにあたってお伝えしたいこと

           初めまして。こんばんは。  Marmaladeです。光栄なことに今回もピリカグランプリの審査員・運営を務めさせていただきます。  秋が静かに静かに近づいていますね。連日30度を超える猛暑が天気予報で見え隠れしていますが、それでもそろりそろりと。  秋といえば、栗!きのこ!芋!とついつい食べ物に先走ってしまいますが、そうよ、そうよ、秋といえば、「芸術の秋」です。暑さから解き放たれて、ひんやりとした空気を感じる時、心の琴線がぽろんと鳴る、そんな頃なのです。  その心の音色

          「秋ピリカグランプリ」を迎えるにあたってお伝えしたいこと

          スーピマコットンの真実

           先日、ひつまぶしがひまつぶしに見えてしょうがない、そして、スーピマコットンは何度直されてもスピーマコットンだ、という話をこちらでしました。  その後、コメント欄で、スーピマコットンに驚く方が多かったことがわかり、ふと、トラオさんに「スーピマコットンってどうやって発音するの?」と聞いたところ、「???????知らんがな」ということになりました。  これは、やばいパターンである、と私の本能が察知したので、「じゃあいいや」と話題を変えて、天気の話にとりあえず切り替えました。←

          スーピマコットンの真実

          ひつまぶしがひまつぶしにみえる話

          読み間違い、というのがある。 そしてなぜか一度読み間違えると、それが癖になってしまって、ずっとそれが定着してしまうことがある。 最も大きな例がフルリレロリーであった。 これは「マックフルーリー」の読み間違えだった。なぜか修正されることなく、数年そのままだった実際の例で、最初はマクドナルドの旗に書いてある文字がそう読めてしまったことから始まっている。理由は不明。私の目と脳に聞いてほしい。今は、マックフルーリーというのを知っているけれど、フルリレロリーという言葉が忘れられない

          ひつまぶしがひまつぶしにみえる話

          相合傘(ショートエッセイ) #シロクマ文芸部

           懐かしいという韓国語が、恋しいという韓国語と響きが同じなのかなと感じている。韓国語の勉強をしたわけではないので、全然違うかもしれないけれど、ドラマを見ていてもしかしたらこれは同じ言葉なのかしらと。  それがきっかけで、懐かしいことは恋しく思うこと、かもしれないと思うようになった。懐かしさは過去に対して起こる感情なのだけど、何かを恋しいと思うこともそれに似ている。布団が恋しい、のだって、布団の幸せさを知っているからこそだもの。  ☂️  高校生の頃、イギリスにホームステ

          相合傘(ショートエッセイ) #シロクマ文芸部

          暑くても幸せな東京さんぽ〜中川さんの個展・吉穂堂さん

           久しぶりにお出かけしてきました♪ りすちゃんとデートしながら東京さんぽ。 どうぞお付き合いくださいね。  品川駅までお迎えに来てくれたりすちゃんと連れ立って、ここからはもうついていくだけ!の楽ちんさんぽの始まりです。 中川さんの個展で中川さんにアエータ 表参道で開かれていた中川貴雄さんの個展にお邪魔するのが、今回の最大の目的でした。りすちゃんに導かれながら、表参道ってこんなに小道の多いところなのね、とホッとしていると、看板を見つけました。 おだんごさんの記事のお写真

          暑くても幸せな東京さんぽ〜中川さんの個展・吉穂堂さん

          赤毛のアンとコーディアル

           小さな頃、赤毛のアンの物語に心を奪われて、あれから何十年も経っているのに、今もまだ、赤毛のアンって書くだけでそわそわしてしまうくらい好きです。  私は確信しています。それは私だけではないことを。というわけで、赤毛のアンが大好きな方達のことを勝手に「赤毛のアン仲間」と呼ばせていただきます♪私はギルバートも好き。あ、それはまた別の話。 🍓  赤毛のアン仲間の皆さんもそうだと思うのですが、「ラズベリーコーディアル」というよくわからないけど素敵な飲み物に憧れました。  これ

          赤毛のアンとコーディアル

          レモンから #シロクマ文芸部

           レモンから始まった。  たわわに実っているレモンの木々を眺めながら彼女は思っていた。この瀬戸内海に面した潮風の吹く街に引っ越してきたのは10年前のことだった。今では夫と二人、立派なレモン農家になった。  ずっと好きだった彼がある日家に招いてくれた。下心は大有りだった。既成事実を虎視眈々と狙って、あれやこれや準備して出掛けていった。なのに彼の目には私はチラッとしか写っていないようだった。なんであの時家に招いてくれたんだろう。今でも不思議だ。羊の皮を被った狼のフリならまだし

          レモンから #シロクマ文芸部

          おやつをおひとつ「生まれて初めて」

          中学の頃、毎日お弁当でした。 ここで何度か書いていますが、蓋を開けたら、ぎっしり粒あんだったらいいのに、と思ったことが何度もあります。そのくらいあんこが好きなのです。なのに例外がありました。 それは 羊羹と最中 この二つは私のあんこサークルの中から除外されていたものたち。理由は明快です。 羊羹はあんこの舌触りが感じられない、そして甘すぎる。 最中は皮が口内に張り付くのと、甘すぎるあんが今ひとつ好きになれない。 わがままなのですが、蒸し羊羹は大好きなんです。水ようかん

          おやつをおひとつ「生まれて初めて」

          文フリ大阪12応援♪ ウミネコ書店さん

          9月になりましたね。 今週末に近づいている文フリ大阪応援隊として、今回第二弾をお届けいたします。 第一弾はこちらから。 つるとき書店さんと我らがウミネコ書店はお隣同士です。 かー25とか−26ですよ。 さて早速ウミネコ書店の宣伝をしていきます。 まずは編集長のぼんラジさんのnoteにレッツラゴー! こちらに大事な情報は全て書いてありますので、是非是非お読みくださいね。 ウミネコ書店ウェブカタログはこちら 実は、上の本棚の上の棚がありまして。 さて今回の文フリ大阪

          文フリ大阪12応援♪ ウミネコ書店さん

          文フリ大阪12応援♪ つるとき書店さん

          文フリ大阪が近づいていますね。 昨年は私も伺ってとても楽しい時間を過ごさせていただきました。 今年は大阪までヒトッタビできませんので、おうちから応援いたします♪ まず第一弾は つるとき書店さん ぱふぱふ♪ 📖 まずは、るるるちゃんのエッセイ集、この度新刊が登場するそうです!わー♡ るるるちゃんの嬉し恥ずかし楽しな新婚1〜2年目の出来事を集めた 「そばぼうろの夫婦」 今回、あとがきを書かれたのは、旦那様だそうです✨ 私はこの本を手に取ったら、もしかしたら最初に

          文フリ大阪12応援♪ つるとき書店さん

          星が好きな理由 #シロクマ文芸部

          「流れ星の赤ちゃんは、宇宙空間にある直径1ミリメートルから数センチメートル程度のチリの粒、なんだって」  物差しをこちらに差し出しながら琴子はにっこり笑った。 「何突然?」  今、数学の図形の問題を必死に解いているというのに、なぜ流れ星の話なんだろうと不可解に思いながら、遙香は少しつっけんどんになってしまう。 ⭐︎  天文部の部室の窓には古い暗幕が貼ってあり、部屋の真ん中には小さなプラネタリウム用にテントが張られている。なのに琴子はその中で見る星たちよりも、暗幕の中

          星が好きな理由 #シロクマ文芸部