ちなみ

6歳双子の母。楽しいことばかりじゃない毎日だからこそ、小さな幸せを大切にして生きていま…

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6歳双子の母。楽しいことばかりじゃない毎日だからこそ、小さな幸せを大切にして生きています。連続更新580日超。|育児日記|思い出話|読書記録|ひとり井戸端会議|モノとわたし|自省のひと言| ご連絡は「クリエイターへのお問い合わせ」、またはXのDMにお願いいたします。

マガジン

  • 書く部|みんなでつくるマガジン

    • 2,819本

    メンバー同士、もう少し交流というか「あ、どーも」があっていいのかなと。記事を書いたら(よければ)放り込んでください。ぜひ、あなたも読んでください。基本はその日の記事を、あと「これ読んで!」って過去記事も数本なら。みんなでいいマガジンにしましょ~🙌

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    メンバーシップ『エッセイのまち』の仲間が見つけたステキなエッセイを保存しています。メンバーの方は、他の方、もしくはご自身のエッセイを自由に追加してください。(エッセイ以外は掲示板の方にお願いします)。どなたがマガジンに追加してくださったのか気になる方は、ともきちまでお問い合わせください。

  • 買ってよかったもの

    文字どおり「買ってよかったもの」について綴るシリーズです。

  • 反響が大きかったもの

    これまでの記事のなかから、反響が大きかったものを集めました。 スキが多かったもの、コメントをたくさんいただいたもの、ビュー数が多かったものを中心に選んでいます。

  • 本のはなし

    読書記録や、本をめぐるエッセイをまとめています。

最近の記事

  • 固定された記事

約束のベビーパール

最近、ベビーパールのネックレスをよく着けている。「鳥羽に小旅行するんだから、昔買ったあれを」と、ジュエリーボックスの中で長く眠らせてしまっていたものを引っ張りだした。 これまでもパールはときどき着けていたけれど、すべてイミテーションを選んでいた。 本物のパールは水に弱い。酸や熱にも弱いそうだ。つまり、扱いに注意が必要ということ。着けたあとは柔らかい布で拭い、高温多湿を避けた環境で保管するのが望ましい(らしい)。 面倒くさがり屋のわたしは毎回お手入れする自信がなくて、イミ

    • 今年やりたい10のこと

      2024年のはじめに「今年やりたいこと100リスト」をつくった。「コートを新調する」といった些末なことから、「○○仕事に挑戦する」「体脂肪率2%減」などの具体的なものまで、とりあえず100個の目標(願い?)を列挙した。 昨夜、それらを見返していて気づいた。「けっこう達成できているんじゃない?」と。 もちろん、自他ともに認めるチキンのわたし、もとから大それた野望は書き込んでいない。生活に根ざした、小さな道しるべになってくれそうなことばかりを書いた。 細かい達成状況はまた改

      • いつかおでこを見るために

        このあいだ、長女が白目を剥きそうなほどに眼球を上に向けては首を傾げていた。まぶたが裏返るんじゃないかと思うくらいの上目遣いである。その後、むむむと変な顔をしている。 「なにしてんの」 長女は、はっとしてわたしに向き直った。 「ママ、おでこって自分で見えないね」 わたしは言葉を失った。なんてかわいいんだろうと思ったからだ。大人から見ればバカバカしいことに必死になっている姿が愛おしかった。7歳になったばかりって、まだこういう行動をとるものだろうか。 「自分では見えないと

        • 穏やかな暮らしで忘れたくないこと

          最近、エネルギー不足だと感じている。わたしのなかのエネルギーの話だ。 ふつふつとたぎる熱情に欠ける気がするのだ。すべてがちっちゃく収まっている感じが否めない。 考えてみれば、今のわたしは欲しいものがほどほどに入手できて、ほどほどに自由で、ほどほどに満たされている。家族がいるし、住む家に困るわけでもない。もちろん、上を見ればきりがないけれど。 若い頃は自分に足りないものを直視させられる場面が多くて、ぎりぎりと歯を噛み締めたこともあった。 大学生の頃は、貧乏学生というほど

        • 固定された記事

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        記事

          新装ボールペンといっしょに

          ずいぶん前にいただいたボールペンをずっと大切に使っている。わたしがある職場を去るとき、お世話になった方々がプレゼントしてくださった。 つやつやの白いボディにピンクゴールドの金具がよく映えてきれいなボールペンだ。いただいて10年近く経つ今も、ペンケースに収めて持ち歩いている。 しかし、わたしはこれを含めて何本かのボールペンをメインで使っている。取り出すタイミングや気分によって、ほかのボールペンで書くことも少なくない。 書きやすく、思い入れもあるこのボールペンをもっと活躍さ

          新装ボールペンといっしょに

          夜の高速でぶっとばせ

          短いお盆休み、義実家から自宅へ戻るのに高速道路を使った。運転は夫。助手席専門のわたしはのん気に座っているだけ。 もう日が暮れてずいぶん経った夜の時間帯で、あたりは暗く、まわりの車たちのライトが視界に長く尾をひくように映る。 双子の娘たちを連れて車で出かける機会は多いけれど、こんなに遅い時間にまでかかることはほとんどない。後部座席のジュニアシートで、二人はうつらうつらしていた。 彼女たちはまだ7歳になったばかり、21時をまわると眠くなるのだ。ミラーでその表情を窺いながら、

          夜の高速でぶっとばせ

          猛暑の折、派手ピアスのすすめ

          今年のわたしは慎重に洋服を購入するよう心がけているけれど、アクセサリー類はときどき買っている。とくに耳もとを飾るのが好きで、ピアスはバリエーション豊富に揃えているほうだと思う。 ジュエリーと呼ばれることが多いと思われる、金やプラチナにダイヤモンドなどの貴石をあしらったものは、自分にとっての鉄板アイテムがある。ステディな存在、といった感じの。ピアスも地金のみ、もしくは一粒ダイヤや誕生石をあしらったシンプルなタイプを愛用している。 だから、このところ新しく買うのはちょっと遊び

          猛暑の折、派手ピアスのすすめ

          引接寺(いんじょうじ、通称:千本閻魔堂)の境内には、紫式部の供養塔とされる十重石塔がありました。 京都はいろいろなところで、歴史を感じる石塔に出会えますね。

          引接寺(いんじょうじ、通称:千本閻魔堂)の境内には、紫式部の供養塔とされる十重石塔がありました。 京都はいろいろなところで、歴史を感じる石塔に出会えますね。

          売られても買わないもの

          「売られた喧嘩、買う?」 少し前、旧友の口から物騒なせりふが飛び出した。どうも、何かにつけて険のある物言いをする人が彼女の身近にいるらしく、しょっちゅう「なに、喧嘩売ってんの?」と思ってしまうのだそう。 いちいち突っかかるような言い方をされたり、とげとげしい言い回しを選ばれたりしたら、むっとする気持ちは痛いほどわかる。彼女について言っているとわかる会話を聞こえよがしにされることもあるとかで、それは腹が立つだろうとも思う。 「わたし、喧嘩は売られても買わないなあ。でも、○

          売られても買わないもの

          炒めものの調べ

          自分と異なる言語センスを持つ人との交流は、とても尊い。 このあいだ、妹家族が遊びに来てくれていた。一つ年下の妹とは、かなり仲のいいほうだと思う。毎日、LINEもしているし、ふたりでお茶やアフタヌーンティーにも行く。たまたま子ども同士も同い年なので、家族ぐるみで付き合っている。 そんな「おばちゃん」が大好きなうちの長女は、よく彼女に自分のピアノ演奏を聴いてほしがる。 今回は、弾けるようになったばかりの『チョップスティックス』を楽譜から選んで、妹をピアノの前に連れて行く。主

          炒めものの調べ

          その嗅覚に従ってみる

          わたしには、許せない人や心底きらいな人があまりいない。だいたいどんな方にでも好ましい点を見つけられるほうだ。「あの人は受けつけないわ!」と主張することはほぼない。 好悪の区別があいまいなんじゃないかとか、逆に好きな人も少ないんじゃないかとか言われるのだけれど、そうでもない。好きな人に対しては、熱狂に近い愛を傾ける。「きらい」という感情にエネルギーを注ぎたくないだけだ。 一方、わたしは自分をきらっていそうな人を妙な聡さで嗅ぎわけられる。たぶん、けっこう多くの人が持っているあ

          その嗅覚に従ってみる

          忙しかった今日の締めくくりには甘いものを。 スーパーマーケットで出合ったこのクッキー、おいしい……。 この時間につぶやくとき、だいたい食べもののこと話してる気がする。

          忙しかった今日の締めくくりには甘いものを。 スーパーマーケットで出合ったこのクッキー、おいしい……。 この時間につぶやくとき、だいたい食べもののこと話してる気がする。

          祝・インディビジュアルなわたしたち

          お祭りのような数日間だった。双子の娘たちの誕生日と、わたしの誕生日は2日しか違わないから、この数日間にあわただしくお祝いイベントが凝縮される。 娘たちへのプレゼントは何冊かの本のほかに、プログラミング系玩具と、ラジコンカーだ。事前に聞いていたリクエストのままに贈ったところ、階段を意味なく昇降するほどの喜びようで受け取ってくれた。それぞれ別の玩具を譲り合って使う姿に、成長が感じられる。 「昔は、ふたりに違うものを買い与えたら、ぎゃーぎゃー喧嘩してたのにねえ」。わたしと夫は、

          祝・インディビジュアルなわたしたち

          名づけてから7年。

          noteを開くと、通知が届く。「○○さんが△△(記事)にスキしました!」 スキ通知を見るたびにいろんなお名前の方がおられるものだと思う。もちろんほとんどの方がニックネーム的な呼称を採用されているとはわかっている。それでも、アカウント名の由来や、そこにこめられた思いなんかを想像してみる。 「この方のアカウント名、おもしろいなあ」 「このアカウント名はお人柄が表れている感じがする」 「もうお名前からしてしゃれてる! 記事も読みごたえがあるに違いない」 いろいろなことを考える

          名づけてから7年。

          セリアでかわいいA5ノートに出合いました。 これが110円ですって、奥さま!! すばらしい……。

          セリアでかわいいA5ノートに出合いました。 これが110円ですって、奥さま!! すばらしい……。

          壊して、また得る夏休み

          大切にしていたバナナクリップを壊してしまった。 「バナナクリップってなんだ?」という方もおられると思う。バナナクリップとはヘアアクセサリーの一種で、髪をまとめるのに使う。たぶん細長いバナナのような形状だからこういう名なのだろう、と思っている。 こういう形をしている。クリップの先端、フック状になった部分を外すと、ぱちんと開く。 開いた箇所に髪をはさめるようになっていて、閉じることで結える仕組みだ。 ポニーテールスタイルに使われることが多いと思うけれど、ハーフアップにした

          壊して、また得る夏休み