ちなみ

ライター、7歳双子の母。楽しいことばかりじゃない毎日だからこそ、小さな幸せを大切にして生きています。連続更新670日超。|育児日記|思い出話|読書記録|ひとり井戸端会議|モノとわたし|自省のひと言| ご連絡は「クリエイターへのお問い合わせ」、またはXのDMにお願いいたします。

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マガジン

  • 書く部|みんなでつくるマガジン

    • 4,704本

    メンバー同士、もう少し交流というか「あ、どーも」があっていいのかなと。記事を書いたら(よければ)放り込んでください。ぜひ、あなたも読んでください。基本はその日の記事を、あと「これ読んで!」って過去記事も数本なら。みんなでいいマガジンにしましょ~🙌

  • 『エッセイのまち』の仲間で作る共同運営マガジン

    • 4,316本

    メンバーシップ『エッセイのまち』の仲間が見つけたステキなエッセイを保存しています。メンバーの方は、他の方、もしくはご自身のエッセイを自由に追加してください。(エッセイ以外は掲示板の方にお願いします)。どなたがマガジンに追加してくださったのか気になる方は、ともきちまでお問い合わせください。

  • 買ってよかったもの

    文字どおり「買ってよかったもの」について綴るシリーズです。

  • 本のはなし

    読書記録や、本をめぐるエッセイをまとめています。

  • 反響が大きかったもの

    これまでの記事のなかから、反響が大きかったものを集めました。 スキが多かったもの、コメントをたくさんいただいたもの、ビュー数が多かったものを中心に選んでいます。

最近の記事

  • 固定された記事

約束のベビーパール

最近、ベビーパールのネックレスをよく着けている。「鳥羽に小旅行するんだから、昔買ったあれを」と、ジュエリーボックスの中で長く眠らせてしまっていたものを引っ張りだした。 これまでもパールはときどき着けていたけれど、すべてイミテーションを選んでいた。 本物のパールは水に弱い。酸や熱にも弱いそうだ。つまり、扱いに注意が必要ということ。着けたあとは柔らかい布で拭い、高温多湿を避けた環境で保管するのが望ましい(らしい)。 面倒くさがり屋のわたしは毎回お手入れする自信がなくて、イミ

    • ネタになると思える楽さ

      袖から湿布薬が覗いていた。 このあいだ、袖にレースがあしらわれたニットを着ていた。肘から先の一部にチュールレースがついていて、肌がちらりと見えるデザインのものだ。 本格的な冬になったら見た目が寒々しくて着られなくなりそうだから、今のうちに着ておこう。そう思ったのに。 チュールレースから湿布薬が丸見えだった。 わたしは最近、慢性的な腕の痛みに悩まされていて、湿布薬を貼ることが多い。整形外科で「使い痛みやろうなあ」と言われて処方されているものだ。 その湿布薬がチュールレ

      • iPhoneに6年半前の写真をおすすめされました。 この頃は、二人の赤子を抱えて幸せだけどしんどくてときどき泣いて……、な日々でした。 懐かしくて涙が出そうです。 後頭部、薄いなあ。笑

        • そこにわたしの血は通ってない

          ドラマや本のなかで見かけはするものの、わたし自身は一度もつかったことがないフレーズが存在する。 「お見知りおきを」 「恥を知りなさい」 「冗談じゃないわよ」 ねえ、いつつかうの? 誰につかうの? あらためて考えてみると、頭にはクエスチョンマークがたくさん飛来する。 「お見知りおきを」か……。どれくらい高貴な方にお会いしたときにつかえばいいのだろうか。残念ながら、わたしは平民であるからして、このフレーズが最適なシチュエーションに出くわすことはなさそうだ。そして、つかわな

        • 固定された記事

        約束のベビーパール

        • ネタになると思える楽さ

        • iPhoneに6年半前の写真をおすすめされました。 この頃は、二人の赤子を抱えて幸せだけどしんどくてときどき泣いて……、な日々でした。 懐かしくて涙が出そうです。 後頭部、薄いなあ。笑

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        記事

          わたしたちの秋はまだ終わらない

          朝起きたら、急に空気が冷たくなっていた。空間が硬く感じられるほど、部屋の中がひんやりと冴えていた。 「やばいよ、冬が来たかも!」 長女が叫ぶ。気づけば彼女は「やばい」という言葉をさらりとつかうようになっている。親としてなんとなく避けてきた表現であったのに。 うーん、冬っぽい感じがするねえ、とか言いながら、わたしは床暖房のスイッチを入れた。全館床暖房の我が家に、暖房器具は非常用のものしかない。床暖房のスイッチを入れたら、来年、春が来るまでそれのみで過ごすことになる。 あ

          わたしたちの秋はまだ終わらない

          不本意な増量がくれた出合い

          このところ、ワイドパンツが大活躍している。 しばらく前に、百貨店の小さいサイズの婦人服売り場で購入したものだ。大好きなセレクトショップがポップアップ出店していた。 小柄なため、洋服のなかでも特にボトムスのサイズ選びに苦労するわたしは、Sサイズショップのポップアップにはよく行く。 今回は、サテン地のワイドパンツを選んだ。生地に光沢があって見た目が華やかなうえ、足さばきもいい。なにより、小柄な女性向けのつくりだから、身長150センチそこそこのわたしにもジャストフィット。

          不本意な増量がくれた出合い

          時間がない、時間がないと言いながら、宮本輝『ここに地終わり海始まる』を20年ぶりくらいに読み返しました。 一気読み→泣く→ティッシュなくなる。 この流れ、読み手としては快感です。 あ、写真はまったく関係ございません。 (また夜にそんなもの食べて……)

          時間がない、時間がないと言いながら、宮本輝『ここに地終わり海始まる』を20年ぶりくらいに読み返しました。 一気読み→泣く→ティッシュなくなる。 この流れ、読み手としては快感です。 あ、写真はまったく関係ございません。 (また夜にそんなもの食べて……)

          知らない世界を泳いでいくかもしれないあなたへ

          「ママ、わたしさ、サントメ・プリンシペに行きたい」 先日、長女(7歳)の口から飛び出した言葉だ。彼女は地図や国旗の本が好きで、暇さえあれば読んだり、じっくり眺めて図柄を写しとったりしている。 彼女のなかでブームとなっているのが「国旗の旅」だ。 まず、世界の国旗を紹介する本のなかから、美しいと感じるものをいくつかピックアップする。カナダがいいと思うときもあれば、複雑なトルクメニスタンの国旗が素晴らしいと感じるときもあるらしい。 そして、ピックアップした国旗の国々を地球儀

          知らない世界を泳いでいくかもしれないあなたへ

          内包物を抱きしめた人生だって、ありよりのあり

          しばらく前に、サブピアスを失くしたと書いた。わたしは右耳にピアスホールが二つあって、メインピアスの隣に小さなサブピアスをつけるのを自分のなかで定番としている。 一週間に三度はつけていたサブピアスを失くしてしまった。0.15カラットのダイヤモンドがついたホワイトゴールドのピアスだ。 すっかり右耳が寂しくなってしまっていたが、少し前に新しいダイヤモンドのピアスを購入した。前髪が薄くなりそうなほど悩んで、悩んで、0.21カラットのプラチナ製のものを。 購入したのはあるジュエリ

          内包物を抱きしめた人生だって、ありよりのあり

          今夜のおやつ。 ……さすがに反省しています。 でもおいしかった、メープル味。

          今夜のおやつ。 ……さすがに反省しています。 でもおいしかった、メープル味。

          「そっか」が救う寝かしつけ問題

          「我が子をいつまで寝かしつけ、かついっしょに寝るか問題」に直面している。 我が家の双子の娘たちは7歳。まだ、と言うべきなのか、それとも当たり前にと言うべきなのか、彼女たちは毎日わたしといっしょに寝ている。 夜になると子ども部屋にお布団を3枚敷き、三人で雑魚寝するスタイルだ。 過去にこんな記事を書いた。 「娘たちがひとり寝するようになるまでの期間を目いっぱい楽しもう」、そう思っていた。 が、わたしの体が先に限界を迎えそうな気配が漂いはじめた。 毎朝目を覚ますと、体の

          「そっか」が救う寝かしつけ問題

          母を抱きしめたくなる夜

          おしぼりケースをご存じだろうか。 直径5、6センチほどの円筒形をしていて、その名のとおり食事のときに使うおしぼりを入れておくためのものだ。今どきはかわいらしいキャラクターの絵がついたプラスチック製の商品が売られているらしい。 しかし、わたしが幼少期を過ごした昭和末期のものにはピンクや水色といったカラーバリエーションがあるだけで、あまり飾り気がなかった(たぶん)。 実家にあったおしぼりケースはピンク色で、表面が蛇腹のように波打っていた。 保育園の頃、家で母と食事をしてい

          母を抱きしめたくなる夜

          静かに、ふつふつ燃える大人のコーヒー時間

          久しぶりに、ゆったりとコーヒーを味わい、豊かな時間を過ごした。 このところあわただしい日々が続いていて、コーヒーは家で飲む、もしくはセルフサービス式のカフェでさっと飲む、というスタイルだった。 今日やっと一人の時間ができた。用事で少し離れた街まで出かけたので、ついでに喫茶店らしい喫茶店でコーヒーを楽しみたいと思った。 背筋を伸ばして駅から歩く。角を曲がり、お店ののぼりが見える頃、焙煎したコーヒー豆の香りが漂ってきた。 重厚な木のドアを押すと、スタッフの方が案内してくだ

          静かに、ふつふつ燃える大人のコーヒー時間

          わたしの不穏を探る旅【エドワード・ゴーリー展】

          奈良県立美術館で開催中の『特別展 エドワード・ゴーリーを巡る旅』に行ってきた。 久しぶりの奈良! 近鉄の急行に乗るのは、何年ぶりだろう。 車内には外国人の方々も多く、ああ、観光地に向かっているのだと実感が湧いた。 近鉄奈良駅につくとすぐに、鹿さんと五重塔が出迎えてくれた。 この前で自撮りなんてしてみたかったが、勇気が出ず……! 奈良県立美術館への道はとてもとても、わかりやすい。 お天気がよかったから木々の緑も鮮やかで、歩くだけで心が軽くなった。 ……と言いつつ、目的

          わたしの不穏を探る旅【エドワード・ゴーリー展】

          カジュアルアクセサリーにも定位置を。

          あっという間に無印良品週間が終わってしまった。 「週末にもう一度行こう!」と思っていたのに、うっかり忘れてしまい、このたびの獲物はこちらのみ。 アクリル樹脂製のネックレス・ピアスケース(見開きタイプ)である。 以前使っていたスライドタイプのシングルのものがとてもよかったので、ずっと見開きタイプが欲しいと思っていた。 収納したいのは、カジュアルシーンに使うアクセサリーたち。 貴石や貴金属製のものではなく、デザインに重きをおいた、メッキやゴールドフィルド素材のアクセサリーたち

          カジュアルアクセサリーにも定位置を。

          ふだん使いのアクセサリーをぽいぽい収納できるものを探していて、先日の無印良品週間にゲットしました。 さっと整理できて感激!

          ふだん使いのアクセサリーをぽいぽい収納できるものを探していて、先日の無印良品週間にゲットしました。 さっと整理できて感激!