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この間、ふるい喫茶店で話をしながら。 文章を書く時どんな感じで言葉が 手元にやってくる? みたいな話になっていた。 言葉ってみなさんどこからやって 来るんだろう。 どこで決断してその言葉を選択しようと どんな働きがあって、その言葉を獲得しているのかみたいなことに興味がある。 わたしは短歌をはじめた頃から 言葉はなにも浮かばない。 映像で頭に浮かんでしまう。 浮かんだ映像が頭にあるので、それを こんどは逆に言葉に翻訳している。 そんなふうに答えたような気がする。 最近
シナリオライターになり YouTubeディレクターになり 兎にも角にもパソコンに齧り付いて仕事をすることが増えた。 まあまあ大変。眼精疲労過多。 そしてディレクターになった時、簡単な動画編集やサムネ作りなど 今までよりパソコンに負荷がかかる仕事が増えてきた。 せっかく仕事になったのだから 環境を整えて効率よく仕事がしたい。 そう思い、日々ネットや本でいろんな人の仕事環境を参考にしながら アップデートを繰り返してきた。 メインPCはFUJITSUのデスクトップ。 Core
学級文庫って、小学校に今でもあるのかな。 唇の両端に両手の人差し指を入れてちょっと引っ張りながら「学級文庫」って言ってみる遊び、昔は流行ったんだけど、今の子たちもやるのかな。 そんなお茶目な話はさておき… 私は昔、自分の作品たちで冊子を作ったことがある。 と言っても、それは拙い手書きの漫画を冊子にしたものだ。 それは私が小学6年生の頃のこと。 私と親友は漫画雑誌を作り、その冊子を学級文庫に置かせてもらった。 そんな懐かしい話を思い出したのは、文学フリマに行って、自
今日は一本道をひたすらに走っていた。 一本道を進んでいくのは一長一短で、ちょっとした良いこともあれば、どうにもならない悪いこともある。 たとえば、一本道を走っていると、見えている視界があまり変わらない分、軒を連なるお店や建物に自然と目がいく。 ちょっと良さげな居酒屋さんを見つけたり、外装が気になる建物に目を奪われたりと、その道を一心不乱に走ったからこそ見えてくる景色がある。 そんな好奇心が傾く場所に、いつか訪れる日を夢見る道中は、束の間の疲れを忘れさせてくれる目新しさ
日の出が少しづつ遅くなってきた。 山へ歩きに行く前に、日の出の時刻を確認するようになったのは 9月に入ってから。 「懐中電灯の持参はまだ少し先かな…。」なんて呟きながら 引き出しから自転車用の小さなライトを取り出して 確認してみる。 夜明け前の まだまだ空がほの暗い 朝の時間帯 季節が移る寂しさみたいなものを ふと、思う。 山からの眺め 撮影用にカメラを向けるのは だいたいいつも同じ場所。 秋から冬に向けては そんな撮影用の場所がひとつ、ふたつと増えていく。 幾重にも重
この夏、意外にも仕事が忙しかったようで 心の余裕は皆無 推しが全国区で主演ドラマをやっているにも関わらず 一度も見ることなく夏を終えた 最終回のちょっとだけ見たんだけど かっこよかった…DVDボックス買う 我が家のワンコくん(ラブラドール6歳男子)は 夜散歩に行かないと翌朝ケージでおしっこをするという なんだか意味のわからない悪戯を繰り返しているので 大体仕事を終えた後、もしくは仕事の合間に散歩に出るのだけど この日、ケージから出たワンコくんがなにやら奥の方を探り始める
子供というのは、とんでもない行動をすることがある。 それが、命に関わることだったら体を張って止めなければいけないけれど、 状況によってはその発想を一緒になって笑って欲しい…私はそう思うのである。 母が真面目すぎるのか… はたまた 私がアホすぎるのか… まだ小学校低学年だったと思うので、 8歳くらいか…。 その頃から1人でお風呂に入るようになった私は、どういうわけか「あること」を実行したくて機会をうかがっていた。 棚から小さなお盆をこっそり取り出して、 冷蔵庫からヤクル
まだまだ夏まっさかりの日曜日。 図書館にいくために待ち合わせした。 この間は七月にそこを訪れた。 街の風景は少しひそやかになっていて。 お祭り風景も浴衣の人たちもだれも そこにはいなかった。 空はまだ入道雲がこれでもかと出ているけど。 街は季節を着替えようとしていた。 同じ町の違う横顔をみたみたいで、すこしだけさみしかった。 図書館に行く前には駅からすぐの昭和テイストばりばりの 純喫茶にはいってランチする。 その純喫茶は二度目なのだけど。 今まで気になりつ
我が家は時々、「おうちカフェ」や「おうちランチ」のお店になる。 外でランチやお茶ができればいいんだけれど、娘の介護があって私がなかなか家から出られないので、友だちが我が家に来てくれることが多いのだ。 それは最近に限ったことではなくて、これまでもずっと。 特に肢体不自由の二女に関係のある友人たちはみんな、我が家のおうちカフェに慣れていて、気楽に来てくれる。 二女にも会ってもらえるので、私はそれも嬉しく思っている。 先日も、二女繋がりのママ友が遊びに来てくれた。 彼女と会
時代はバブル真っ只中。 私が高校生だった頃、「ねるとん紅鯨団」という番組が絶頂期を迎えていました。フジテレビ系列、時間は土曜日夜11時。 世の中も、フジテレビも、 ものすごく勢いがあった頃です。 余談ですが、関西も関東も「8チャンネル」だけは共通しておりまして、あの頃、リモコンの「8」の数字が、(よく押すので)剥がれてしまうことがあったんですよ。まあ、今ではちょっと考えられないですね。 「ねるとん紅鯨団」とは、簡単に言うと、集団お見合い番組です。基本的に「ファーストイ
どうも、とにかく本が好きな喜木凛(ききりん)です。 1万円選書ってご存知でしょうか? NHKプロフェッショナル仕事の流儀でもとりあげられた本屋の店主さんが、お薦めの本を約1万円分選んでお届けしてくれるというサービスです。 今回、実際にサービスを利用できたので、体験談をお話しようと思います! どんなサービスか気になる方は、ぜひチェックしてみてください。 いわた書店の「1万円選書」とは? まず、簡単にどんなサービスなのかをご紹介します。 いわた書店は北海道砂川市にある個
仕事帰り歩いていたら、ドッジボールをしている小学生の集団に出会った。 ああ、楽しそうに遊んでいるな、とは思うもの、 私、この遊びには苦い思い出しかない 笑笑 はるか昔、あの時の担任… やたらとドッジボールをさせたがった。 「源太、アンタなぁ、今はみんなでドッジやる時間やでー!」 休み時間は静かに本を読んでいたいのに、 なぜかよく引っ張り出された。いまは、みんなで仲良く遊べと…。 本を読んでいただけで、「協調性がない」と言われる。 はて、協調性とはなんぞや…? 人の
文章を書くことは、風船を手放すことに似ている気がする。 不安と期待が入り混ざった、落ち着かない心持ちで、本当に手を離していいものかと逡巡しながら、おそるおそる握りしめた手の力を緩めていく。 括り付けられた紐は何とも心許なくて、そっと空に浮かびあがった風船は、風に煽られながらも、手の届かない距離まで旅立ってしまう。 さらに、見えないくらい遠くまで飛んでいったかと思いきや、ずいぶん前に放った風船が、気まぐれな風にのって舞いもどってくるときもあって。 実際のところ、いくつに
春も秋も冬も。 気がつくと季節はそこにいて。 皮膚感覚として好きとか嫌いとか 色々言ってしまうのが人だけど。 この夏はほんとうに嫌われていて。 わたしもたしかに嫌っていた。 でも夏が終わると思うとどこか 心寂しくなってしまうのは 恒例の気持ちのグラデーションだけど。 いろいろあったね。 この夏、わたしは人に出会うのが楽しくて しかたなかった。 むかし引きこもっていたわたしにも 教えてあげたいぐらいだ。 母の介護らしきものが生活のなかに 馴染んでやっと四カ月半。 母