ゼロの紙/絵本『どこかでだれかが』発売中

ダ・ヴィンチ誌でエッセイ連載後、歌集刊行。note公式コンテスト#推したい会社 創作大…

ゼロの紙/絵本『どこかでだれかが』発売中

ダ・ヴィンチ誌でエッセイ連載後、歌集刊行。note公式コンテスト#推したい会社 創作大賞ベストレビュアー賞受賞。 絵本『どこかでだれかが』を発売中。 ショップはイシノアサミさんのショップ、「きりんの背中」です。⇨https://asami29.base.shop/

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    ゼロの紙さんとこれでも母の共同マガジン。 『言葉』について、気付きや感じたことを書いて、集めてみました。

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    あの日のあの言葉って、納得いかないんだけどとか。誰かが言ったちょっといいなって言葉を紹介しながら、まるで日常なエッセイや日記書いています。

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noteで出会ったイシノアサミさんとコラボした紙の絵本、『どこかでだれかが』11月11日午前9時から販売することになりました!

ぼんやりとした夢、「絵本をつくりたいな」 っていう思いは、ずっと昔から持っていて。 それでも、その夢の種をそのまま土の中に 埋めたまま水をやることさえも忘れていた。 3年前にnoteにやってきたその時も、どこか 置き去りにしていたその夢を、思い出しては ちょろちょろとお水をやりながら。 それでもなかなかその夢は遠く。 そんなふうに思っていたら、noterさんのおひとりが イラストレーターのイシノアサミさんとわたしを 引き合わせてくれるというご縁を頂き。 「絵本」を創

    • 短歌で傷つけてしまったあの日の父へ。

      父から携帯に電話がかかってきた。 絵本をこの間送った時のありがとうの 電話だった。 20分以上彼と話しながら今回は、父は 傷ついていないのだな、 よかったなって正直思った。 ずっと昔に短歌集が出た時、父と娘は ほとんど交戦状態で。 父に歌集がみつかってしまって、和歌山の 田舎の書店で買ってくれたのだけど。 わたしの書いた短歌にショックを受けて 彼が悲しんでいるのがすごくわかった。 手紙をもらった。 短歌の中の主人公はわたしではなく 架空の人間だと思って欲しかった

      • はじめての絵本『どこかでだれかが』。誰かに届くということの幸せ感じています。

        この間、11月11日にイラストレーターのイシノアサミさんとコラボした絵本『どこかでだれかが』を出版しました。 絵本をご注文いただいた方々のご厚意で、noteやX(元Twitter)に届きました!と、素敵にご紹介して頂いてとっても嬉しく思います。 声を届けてくださること、とっても励みになっております。 🦒わたしのXのアカウント宛てにお知らせ頂いた方やnoteで「あなたの記事が話題です」のお知らせ頂いたお名前をご紹介しますね。順次更新していきまーす🦒 ミーミーさん 北野赤

        • じぶんの痛い心を知ってくれた人のことを好きになるように。#いちばんすきな花。

          子供時代って、過去というよりはほとんど 未来に属しているのかもしれないけれど。 もうこんな年齢になっても、わたしはたえず 子供だった時のじぶんと今のじぶんを 行ったり来たりしているような気がする。 今すきなドラマ、『いちばんすきな花』。 でもどういいのかを伝えるのは難しくて。 なんども紙のノートに台詞を書いて眺めて いるのだけれど。 ●二人組を求める人生で出会った、4人のひとりたち。 これがこのドラマのキャッチフレーズ。 もともと学校の中でもふたりぐみになれなかっ

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        • 【良い小説良い哲学】~「良い小説」と「いい話」を峻別しよう党
          みこちゃん 他

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          人生から逃げてじんせいと言ってたけど、これが人生なんだなって思った。

          主語はわたしでいいし。 むやみにでっかくしたくないなって 気持もある。 たとえば。 人生を主語にするなんていまも大げさ だなって思うのだけど。 これはおばあさんになっても、きっと まだ大げさだなって思っているような 節がありそうだ、わたしの場合。 じぶん以外の人の人生を思う。 たとえばそれは家族、親の人生みたいな ものを考えると。 それはおおきな主語というよりは わたしも彼らの人生の中の登場人物として いさせてもらえてることを思うと。 それは彼らの人生なんだと、

          人生から逃げてじんせいと言ってたけど、これが人生なんだなって思った。

          20字の物語。

          『』から逃げてゆくあれは言葉に似ていた。 今回は小牧幸助さんの企画に挑戦してみました。 20字ジャストで文芸するという試みです。 お忙しい中、お読みいただきありがとうございます!

          マリアナ海溝の蟻。【逆噴射小説大賞2023】

          アスファルトに誰かが捨てたガムがたまたまここにあって、俺の因果か横たわる。アスファルトのざらざらとガムのまったりとした感触が、一度に頬に刺してきてその声に重なる。へらへらしてろ。一生そこで溶けてろと、靴の先で脇腹を抉るように蹴られ、転がされてしばしローリング。 アルマジロみたいなやり方で、膝を抱えながら耐える。耐えていると胸の 奥のほうで生まれる何かを感じる。孕むってこういうことか?男は自分の手を使いたくないのか足や肩で俺をいたぶる。目の前にジェリービーンズを散らかしたみた

          マリアナ海溝の蟻。【逆噴射小説大賞2023】

          創作大賞、ベストレビュアー賞受賞いたしました。

          いま、ちゃんみなを聞きながらこれを書かせて いただいております。 この歌詞がメロディに乗ると弾けるところ ほんとうに、惹かれております。 しびれております。 そうそういうときは あっという間 いっという間 うっという間 なんでございます。 わたしがわたしであるとき。 それはあったのだろうか。 あったとしたらいつだろうかと。 そんなときわたしがわたしであるとき。 ありました。 わたしはたぶんじぶんのことに一番疎い。 いや他人のことも疎いのだけど。 好きなも

          創作大賞、ベストレビュアー賞受賞いたしました。

          身体を感じながら心で読んでいた。#パフォーマンス医学

          生まれてはじめて、著者の方に読書感想文を 依頼して頂くという、しあわせな機会に 恵まれた。 以前ダ・ヴィンチ誌で書いていた時は、公募から はじまった仕事だった。 本を一冊選んでそれにまつわるエッセイを書いて いた。 その時はどなたからご指名がかかることは、 もちろんなかった。 なんていうか、細々とでも書いていたらこういう 幸せなことってあるんだなっていうぐらいに、 嬉しかった。 著者の二重作拓也先生とは、TwitterXで出会った。 かつてお世話になったこともある

          身体を感じながら心で読んでいた。#パフォーマンス医学

          ふたりになれない、ひとりとひとり。

          ふたり。 ふたりは世界でいちばん最強だと 思っていた頃知ったフレーズがあった。 二人のためという言葉に酔っていた。 みんなとうまくいかなくても ふたりならうまくいくと思っていたわたしに とってふたりという単位は、最強だった。 寺山修司のこの言葉の中に甘いふたりを 傘の下にあてがって、にこにこしていた。 そこにじぶんを入れていたかもしれない。 でもそれがもろくも崩れてしまうのは それからほどなくしてだったけど。 たしかに最強だ。 上手くいっている時は、

          ふたりになれない、ひとりとひとり。

          #推したい会社 入賞いたしました。届けたかった言葉たち。

          推すという言葉がなんともまだ不慣れで ○○推し!とかすきなアーティストのことを 推し!って言うことにためらいがあった。 だからnoteで#推したい会社 というお題を 知った時、ちょっと遠い場所から見ていた。 推したい会社なんかわたしにはないなって 思いながら。 過去、新人コピーライターだったころ会社での いちばん初めの入社案内の仕事の見習いを していた時を思い出した。 とある車の企業だった。 車にも興味もなかったわたしは一からその 企業を好きになるように、その会社の

          #推したい会社 入賞いたしました。届けたかった言葉たち。

          好きの瞬間、好きの永遠。

          好きなものを「推し」ということに いまだ慣れていないのだけど。 わたしの「推し」ってなんだろうって 考えていた。 けっこうあって、迷った。 嫌いなものの多い人生だと思っていた けれど。 意外にあるじゃんかって。 いきなりだけど。 穂村弘さんがたぶん永遠に好きだと思う。 彼の言葉が好きだ。 これまでなんども掬ってもらってる。 2017年の手帳から、はらはらと落ちてきた 紙切れ。 その年の4月頃のものだった。 なにも書けないときに、わたしの目の前に 現れてく

          こころ、まだよくわからない。

          この間、日曜日の電車に乗っていた。 お休みだったから、親子連れも恋人っぽい 人たちも、いつもとは違う顔ぶれの電車の 中だった。 目の前に女の子と男の子。 幼稚園の年少さんぐらいで年子ぐらいの 子供たちとお母さんが向かいの シートに座っていた。 キャラクターのマスクをして、ゆるめの みつあみをしている、リュックを背負った 女の子。 腰かけた時に女の子は、隣のお母さんに 「絵本を読みたい」って言った。 お母さんのキルティングのバッグからは おおきめの絵本 『ぱんどろぼ

          弱いから強くなれると教えてくれた。

          強いと弱い。 強くなくていいよと誰かに言って欲しくて ずっと生きてきたようなところがあった。 弱いと強いなら、わたしの担当は断然「弱い」にあると 思っていた。  だから、『強さの磨き方』という格闘技ドクターで いらっしゃる二重作拓也先生のご著書のタイトルに 出会った時に、すこし遠くから眺めていた。 じぶんにとって対岸にある書だと思っていた。 そもそもわたしは「弱い」のだから「強さ」にたどり つくまで百万年かかってもむりだって。  でもそれなりに生きてきて薄々感じてい

          弱いから強くなれると教えてくれた。

          書くことが弱みだったわたしに、お帰りなさいの声が聞こえた。

          なかなか人見知りの人生を送ってきて はやうん十年なんですが。 3人以上の輪の中ではあまりうまく 喋れないけれど。 これ一対一なら、わりと好きかもしれないと 思っていて。 そう思わせてくれたのは。 note社でディレクターをされていた みずのけいすけさんだった。 去年いちど、みずのさんのラジオに招いて 頂いた。 みずのさんのnoteは、こんなにだめでも いいですか? というわたしにさえ、ぜんぜんいい! って 言ってくれるnoteだと、 そんな気がし

          書くことが弱みだったわたしに、お帰りなさいの声が聞こえた。

          ひと色展@横浜、しあわせな希望のカタチ。

          わたしも絵本のコラボ作品で 参加させて頂いていた 「ひと色展」@横浜が、 無事閉幕しました。 今は少しぽっかりしています。 もう大倉山になら目をつぶってでも 行けそうな ぐらい、迷わない場所になりました。 午後3時。 何度もおやつをいただきました。 pianoのある休憩室で。 piano付き休憩室ってところが素敵だなって 思います。 ここでは、さちとピースさんの素敵に やさしいpianoの音色が聞こえてきます。 pianoのチューニングの音さえも、 この部屋の

          ひと色展@横浜、しあわせな希望のカタチ。