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【良い小説良い哲学】~「良い小説」と「いい話」を峻別しよう党

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いい話が世の中溢れています。それはとても良いことだと思います。でもいい話と良い小説は違うのです。いい話は勧善懲悪の水戸黄門です。小説とは美を表現するもの。きれいな小説でもない。じ… もっと読む
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記事一覧

【詩】大好きな死んだばあちゃんのアパートの富士山

般若心経をいつも唱えていたばあちゃん死んだ 俺たちがいくら一緒に住もうと言っても ただなぜ…

みこちゃん
7か月前
80

弱いから強くなれると教えてくれた。

強いと弱い。 強くなくていいよと誰かに言って欲しくて ずっと生きてきたようなところがあった…

ゆく河の流れ【『方丈記』に学ぶ】

と言ったのは鴨長明ですが、この時、彼はどのような河の流れを考えていたのでしょうか。という…

『存在と時間』を読む Part.1

 ご存じ、ハイデガーの『存在と時間』は20世紀最大の哲学書と言われるだけあって、これまで日…

Draconia
2年前
211

幸せは、案外転がっている

「アタシが帰る日 冬瓜のスープと炊き込みご飯が食べたい」 前々から幼なじみに言われていた…

第七章 中受地獄(白石真央)(1)

お父さんから超難関校の合格を目指せと言われて、中学受験に挑む白石真央ちゃん。 でもお父さ…

内なる世界は無限大

歴史とは、あなたの外側にあるのではなく 内側に刻まれています。 あなた自身が歴史なのです。 私たちは生命の記憶を内包して 生まれてきました。 遺伝子に、細胞に、魂に あるいはまだ発見されていないどこかに 人類史が刻印され それを内在神とか内的宇宙と 表現されていると考えます。 この真理をふまえれば 大切な答えはいつでも内側にある 心の深いところにあるのだと 理解できてくるのです。 外に求めようとせず どこまでも内なる世界にアクセスしてください。 外の世界は矮小で 内なる世界は

互いに多様性って棒で殴り合ってろ

わたし、間違っていたな…で 今週の口癖は「多様性でいいじゃん」 わたしの間違いは 「多様性…

第六章 ムカつくやつ(村上葵)(1)

御三家を目指す子は必ずここに通うと言われる、都内随一の進学塾「シグマ」から転塾してきた村…

「紅と銀」百瀬七海さんの素敵な日本語で言葉遊び ~ 私の猫歌花鳥風月

紅の爪 枝先の銀和毛の子猫  春を待てずに 顔をのぞかせ べにのつめ えださきのぎんにこ…

姫崎ゆー
4年前
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風俗通いをやめれない人を精神分析すると・・・

風俗店における性行為は「反抗のセックス」です。 つまり、「この自分=生き様が不器用で、な…

【不定期みこ暴言シリーズ】( ̄▽ ̄)文学は映像に勝る

【暴言】文学は映像に表現力が劣るとか、文字だけでは所詮伝わらないってのは、夫婦喧嘩した後…

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第五章 本番以外は練習(江藤陸斗)(1)

どうしても勝てない宮田君や蓮君という同級生がいて、劣等感を感じている江藤陸斗君。そのうえ…

人が書くエロ小説~生成AI官能小説をみこちゃんが添削する回だよ!

 では、昨日の文章を添削してみましょう。  だめだなこれ。しょーもないの一言に尽きる。ではさっそく、お姉さんを好きになってしまった物語を、みこちゃんが添削する形で書いてみましょう。 題名:「僕だけのおねえちゃん」 同じ高校に通うひとつ上の先輩に武田美紀という三年生がいる。美紀先輩のことは僕ら二年生だけでなく、一年生にもその名が知られている。女子テニス部の主将としてインターハイに出場した時には、全校で応援団が結成された。校庭でテニスウェアを着ているときにはポニーテールのその