オギノユキ

自分をすきになる、ちいさな幸せをあつめた暮らし┊︎'𝟿𝟹 ┊︎がん⇢片腕不自由┊︎…

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自分をすきになる、ちいさな幸せをあつめた暮らし┊︎'𝟿𝟹 ┊︎がん⇢片腕不自由┊︎文学部卒┊︎𝙸𝙽𝙵𝙹 ┊︎白がすき

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人とちがうということ|がんと生きた軌跡を写真にのこした話

先日、カメラマンのお友だちにお願いして 自分の写真を撮ってもらいました。 わたしの身体には手術の傷あとがあります。 肩もすこし変形しています。 ふだんは服でかくれているので 人に見られることはほとんどありませんが、 がんとともに生きてきた証でもあるこの体を 何かかたちに残しておきたいな、という思いを 以前からなんとなく持っていました。 今回は、撮っていただいた素敵な写真たちに わたし自身の病気の体験などを添えてみました。 ⊹ ⊹ ⊹ ちいさな痛みから始まった

    • こんな京都の過ごしかた|“和”以外の京都おこもり旅

      10年ほど、京都に住んでいました。 いまはもう離れてしまいましたが、 大学〜社会人時代を過ごしただいすきな町。 夫と出会ったのも、 初めてふたりで一緒に住んだのも京都でした。 実際に暮らしてみると、 京都の魅力は有名な観光地だけにとどまらず 生活のすぐそばにちょっとおしゃれな空間が たくさん存在していることに気づきます。 もうすぐ夏の旅行シーズン、 今回は京都で生活していた私たちが見つけた “暮らすように旅をしたい”かた向けの 京都の楽しみかたをまとめてみました。 ◌

      • 毎日使うものは、“おなじものをふたつずつ”が心地よい

        シンプルに暮らすために、持ちものは最低限に。 それでもただ数を減らすのではなく、 自分にとって心地よい生活のために あえて同じものをふたつ買うときがあります。 今回は、私がふたつずつ持っているものや 少ないものでも楽しくやりくりする方法について まとめてみました ✍︎ ◌ 身につけるものは“ふたつを交互に”ドラム式洗濯乾燥機に買い替えてから 洗い替えをたくさん持つ必要がなくなったので、 身につけるものは2つを交互に使っています。 夫(ミニマリスト)はまったくおなじ無

        • ちょっと特別な日には、ひだりてで握手

          最後の日だけはわがままを言って、 「ひだりてで」握手をしてもらおう。 それが、私がちょっと特別な日だけにする ある“お願い”でした。 ⊹ ⊹ ⊹ 生まれも育ちも日本なので、 挨拶のときに握手を交わす習慣がありません。 いままでだれかと握手をしたのも数えるほど。 そんな私にも、心にのこる思い出があります。 * 中学3年生の冬、高校受験にそなえて 日々予備校で勉強をしていました。 その予備校で印象的だったのは、 なぜかいつも竹刀をトレードマークに持ち歩く 大

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        人とちがうということ|がんと生きた軌跡を写真にのこした話

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        • #暮らしのお気に入り
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        • #わたしの本棚(+映画、舞台)
          4本
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        • #じぶんをすきになる話
          6本
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          ちいさな図書館を持ちあるく|シンプル派なわたしの読書習慣

          紙の本と、電子書籍と。 それぞれ良いところがありますが、 電子書籍で読書するようになって3ヶ月ほど経ち けっこう自分に合ってるかもと思ったお話です。 今回は、わたしが購入した 電子ペーパー「BOOX nova air」について、 使ってみた感想やわたし流の使い方などを まとめてみました ✍︎ ( 宣伝ではありません笑 ) 電子書籍をとりいれたきっかけ先日、ふいに「もっと本を読まなければ…!」と つよく感じる出来事がありました。 きっかけはさざなみさんというかたの 本に

          ちいさな図書館を持ちあるく|シンプル派なわたしの読書習慣

          いつもnoteがそばにある、夫婦ふたり休日ルーティン

          夫婦そろってnoteにお世話になっています。 わたし自身でいうと、 noteで書くことをはじめて5ヶ月が経ちました。 ほかのかたのnoteを読むことも増えてきて、 みなさん忙しい生活のなかで いつ書いているんだろう?と考えることも。 わたしと夫は働きかたが異なり、 さいきんは日曜日だけ休みが重なります。 そんな週に1日の貴重なふたりの休日でも、 noteの存在は共通の趣味として いつも生活のそばにあるような気がします。 今回は、noteだいすき夫婦のわたしたちが 休

          いつもnoteがそばにある、夫婦ふたり休日ルーティン

          持たない暮らしの、雨の日でも心が軽くなるモノ選び

          さいきん、雨の日が前より好きになりました。 紫陽花の花を見にいくなど、 このときしか味わえない季節のものを感じながら のんびり散歩をするのもいいなあと思います。 雨の日は濡れたり汚れたりするのを気にせずに お出かけを楽しめるアイテムがあるといいですが、 できるだけ少ないモノで暮らすために 「〇〇専用のもの」を買わないようにしています。 そこで、普段からモノを買うときに 防水機能のあるものや汚れにくいものなど 雨でも使えるという視点で選ぶようにしています。 今回は少ない

          持たない暮らしの、雨の日でも心が軽くなるモノ選び

          がんだった私に周りの人が贈ってくれた「前向きことば語録」

          13歳でがん( 骨肉腫 )になり、ぶじに完治。 片腕不自由ながらも今日も元気に生きています。 がんについて発信をはじめると、 なぜ病気になっても前向きに過ごせたのかと 聞かれることがあります。 自分なりにいろいろと思い返してみたところ、 「あの人に言われたこんな言葉が  いまでもこころに残っているなあ」 というエピソードがいくつか出てきたので、 “前向きことば語録”としてまとめてみました。 ①「ぼくらみたいなおじさんは 髪が抜けたらもう生えないけど、 ユキちゃんはすぐ生

          がんだった私に周りの人が贈ってくれた「前向きことば語録」

          文具の博覧会で買ったもの|文房具、沼落ちnote

          ひそかにずっと憧れていた、 #沼落ちnote という何ともわくわくするタグ。 きっと、マニアックな趣味をもつ方々や 愛に溢れたnoteに出会えるんだろうなあと ときどきこっそりながめていました。 ということで、今回は文具の博覧会に参戦して 文房具の世界を堪能したよというレポートです。 買ったものを並べてみるまず、今回の購入品をすべて集めてみました。 ( こうやって机に並べて物撮りするのがすきです ) 正直、予想よりだいぶ買ってしまいました。笑 でも後悔はしていません…

          文具の博覧会で買ったもの|文房具、沼落ちnote

          年間20着のミニマルワードローブ|'24夏

          服を買うとき、 すべての服を一軍として稼働させるために “あまり着ない服”を作らない選びかたを 意識するようにしています。 オールシーズン20着というのは はっきりそう決めたわけではありませんが、 数は多くはないけど「好き」もあきらめない という選びかたを探っていったところ このくらいの量に自然と落ちつきました。 今回は、私の服に対する考えかたと いま持っている服についてまとめてみました。 ◌ 服について考えていること冒頭でも述べたとおり、 「この服あまり着られていな

          年間20着のミニマルワードローブ|'24夏

          生活リズムが異なる夫婦の、ふたり時間をふやす5つの習慣

          この春、夫が転職しました。 現在私たちはこのような生活をしています。 夫の転職先は塾でした。 仕事のメインは夜なので、 どうしても生活にすれちがいが出てきます。 あたらしい生活が始まって2ヶ月。 できるだけ一緒に過ごせる時間を増やそうと こころがけているふたり時間の工夫について、 お題「#日々の大切な習慣」に合わせて まとめてみました 𓂃✍︎ ( 余談ですが、今回のお題 「日々の“大切な”習慣」というのが素敵です* ) ① 朝ごはんを一緒に食べる夫が仕事の日、夜はま

          生活リズムが異なる夫婦の、ふたり時間をふやす5つの習慣

          もじフェチな私が旅先で撮ったもの

          なぜだかわかりませんが、 物心ついたときから文字が好きです。 達筆な手書きの文字にも憧れますし、 ちょっと癖のあるフォントも素敵だなと思います。 意識して撮り溜めているわけではないのですが、 旅先で心惹かれる看板文字などに出会うと ついつい写真に残してきました。 「ちょっと変わった蒐集エピソード」を募る #私のコレクション企画に便乗しまして、 文字にまつわる旅の写真たちを集めてみました。 ①「脱帽」 高野山のお寺で。 たった2文字の放つ存在感で、 ここから先が厳格な

          もじフェチな私が旅先で撮ったもの

          さりげなく纏う、ミニマルアクセサリーの魅力

          いつもの装いにアクセサリーを加えるのは、 たいせつな友達に会うときや ちょっと特別なお出かけのときなど。 さいきんはさりげなく輝きを添えてくれる ミニマルで張り切りすぎないデザインのものが お気に入りです。 お洋服とおなじで、アクセサリーも 一軍だけを持つようにしたいなと思います。 (といっても特別高級なものではなく、 普段からここちよく使えるものが好きです。) 今回は、私がだいすきな3つのブランドさんと 最近お迎えしたアクセサリーの開封の儀の様子 についてまとめてみ

          さりげなく纏う、ミニマルアクセサリーの魅力

          つい集めてしまうアレを本の栞にする|シンプリストの蒐集事情

          最初にふと考えたのは、 ミニマリストやシンプリストの人に 収集癖ってあるのかな?ということでした。 noteお題企画、今回は #私のコレクション 。 後援の國學院大学さんのコメントにあった 「 《 収集 》 を超えた《蒐集 》癖 」 ということばが印象的です。 ( ちなみに私が蒐集家という表現に出会ったのは 森見登美彦さんの「夜は短し歩けよ乙女」の一節 ) 今回は、シンプルな暮らしを心がける私の モノを集めることに対する自己流ルールと ささやかな私のコレクションにつ

          つい集めてしまうアレを本の栞にする|シンプリストの蒐集事情

          がん、ロリィタ、ミニマリスト。|わたしが私を好きになるまでに出会ったもの

          現在、私は1年を通しておよそ20着の服で シンプルに暮らす生活をしています。 そんな私ですが、実はもともと カラコンにウィッグを装着し、全身を着飾る ロリィタファッションがだいすきでした。 「過剰装飾なロリィタ → シンプリスト」と いわば両極端な道をたどってきた私ですが、 そこには自分のルーツとなった病気の経験、 そして自分に自信がなかった私が 自分のことを好きだと思えるようになるまでの さまざまな気持ちの変容がありました。 今回は、病気になって変わったこと、 ま

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          旅のもちものをミニマルに。|What's in my bag?旅行編

          ゴールデンウィークが終わってしまいました。 わたしたち夫婦はというと、 以前住んでいた大好きな町・京都に 泊まりで出かけていました 𓅯 ( 京都で訪れた大好きな場所などについては また記事にしたいと思っています…!) 今回は、シンプルで身軽な旅にするための 私のもちもの選びについて書いてみました。 ◌今回の旅について まず、前提として今回の旅行の詳細を。 新幹線での移動だったため、 もちあるいても苦にならない量のものだけ 持っていくように心がけました。 今回

          旅のもちものをミニマルに。|What's in my bag?旅行編