51冊目「水中の哲学者たち」永井玲衣📖永井玲衣さんは「学生時代クラスにこんな子がいたらな」と思える存在感のある「考える人」。「なんで?」からはじまる哲学、日常は生活感溢れる哲学にみちている。小学生を対象とした哲学対話の描写が楽しい。玲衣さんと同じ時代を日常を、今日も「考える」。
人間はなぜ争いをするのだろう。平和ってなんだろう。「平和だと感じるのはどんな時ですか?」「こうやってみんなでおしゃべりをしている時」「便利を追い求めることで排除してきたものがあるのではないか」便利を答えのない時をぐるぐるして、共有した。迷いながら考えながらみんなとモヤモヤしたい。