鈴麻呂

50代サラリーマン。妻と、19歳の息子、16歳の娘、3歳のマルチーズと一緒に暮らしてま…

鈴麻呂

50代サラリーマン。妻と、19歳の息子、16歳の娘、3歳のマルチーズと一緒に暮らしてます。 大阪府吹田市在住。出身は愛媛(松山)です。

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全女時代を知ってるなら観たほうがいい:ドラマ評「極悪女王」

脚本・鈴木おさむ、監督・白石和彌のNetflixオリジナルドラマ。 「地面師たち」に続いて、日本のNetflixがやってくれたな〜ってとこでしょうか。 全5話、1話1時間って感じですが、一気に見ちゃいました。 物語としては「ダンプ松本」が全女に入門してから引退するまでをカバーしています。 頭から丁寧にフォローしてて、 1話:松本香の入門。55年組(特に長与千種)との出会い。 2話:クラッシュギャルズの誕生 3話:「ダンプ松本」の誕生 4話:レスラーたちの軋轢と混乱 5話:

    • #光る君へ第三十七回

      藤壺の女房総出での同人誌作り。 彰子様自ら手を動かしておられます。 筆写は藤原行成も参加。 現存してたら国宝間違いなしですなw。 33帖と言えば「藤裏葉」まで。 源氏物語3部作説に沿えば、「光源氏が栄華を極めるまで」となります。 2部となる「若紫」から「雲隠」(「幻」)までは、その栄華に翳りがさし、最愛の人(紫の上)を喪い、出家するまで。 ドラマの現実パートでは、紫式部自身の娘との軋轢が描かれ、道長の「野心」が垣間見えています。 倫子・清少納言との関係も緊張感が高まってます

      • 再生

        2024年9月のこふく

        ストーリーズのハイライト

        • +18

          sasa20240930

        全女時代を知ってるなら観たほうがいい:ドラマ評「極悪女王」

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          呪いに関しては、まあ自業自得と言うか…:映画評「マレフィセント」

          妻が何かの都合で観たいと言うので、一緒にDisney+で視聴。 結構ヒットしたんですよね。 もう基本的なネタは知っちゃってたんで、そこまで面白いとは思えなかったかも。 「アンジェリーナ・ジョリー、痩せすぎちゃう?」 くらい?w。 邪悪な妖精マレフィセント なぜ彼女は“呪い”をかけたのか? 誰も知らない「眠れる森の美女」 が、いま目覚める。 ある王国で、念願のロイヤル・ベビー、 オーロラ姫の誕生を祝うパーティーが開かれ、招待客たちが見守る中、3人の妖精たちが次々に幸運の魔法

          呪いに関しては、まあ自業自得と言うか…:映画評「マレフィセント」

          詳しいコトはようわからんが、なぜかワクワクしながら読み終えました:読書録「一億年のテレスコープ

          ・一億年のテレスコープ 著者:春暮康一 出版:早川書房(Kindle版) 学生時代の友人、2人と宇宙への夢をはぐくみ、アップロードして情報体となって、不死に近い状態になって、宇宙探索を開始し、数々の異星人と遭遇をし、やがて宇宙の深遠な謎に迫っていく …まぁ、大枠を言えば、こういう話なんですけど、技術的なところはほとんどわからなかったですw。 宇宙探索の基本的な技術になるVLBIネットワークとか 量子化学何かを活用したアップローディとか 全く環境も文化も違う異星人の生態系とか

          詳しいコトはようわからんが、なぜかワクワクしながら読み終えました:読書録「一億年のテレスコープ

          # 虎に翼# 最終週

          終わったね〜。 まあ、もう一週欲しかったですかね。 主人公たち以外のみんなの「その後」も見てたかった。 ただ最後に尊属殺人と美雪の話、少年法改正を詰め込んだのは、物語のドライブ感が強く出て良かったと思います。 「どうして人を殺してはいけないのか?」 あの戦争を知らない世代から出てくる言葉、親子関係の呪縛、法や社会の限界、そして社会と法の関係 整理もつかないほど情報が押し寄せてきたけど、なんか「らしくて」良かったかな、と。 よねさんの力強い弁論。 法とは何か? を強く訴えて

          # 虎に翼# 最終週

          もう安定のマンネリ感が定着しています:読書録「新謎解きはディナーのあとで2」

          ・新謎解きはディナーのあとで2 著者:東川篤哉 出版:小学館 国立署の女刑事、実は大富豪の娘が殺人事件に遭遇し、ピントのずれた勘違いエリート(?)刑事とKY新米女刑事と一緒に事件を捜査するも解決できず、結局は慇懃無礼な執事に相談をし、暴言を吐かれながらもスッキリ推理してもらう …というのがまぁ基本的なパターン。 収録された5つの短編のうち、1つだけはこのパターンを外していますが、ヒロインがピントはずれな推理をして、執事が呆れながらもスッキリ解決すると言う点は変わりありません

          もう安定のマンネリ感が定着しています:読書録「新謎解きはディナーのあとで2」

          #虎に翼#クロ現

          脚本家・吉田恵里香さんのインタビュー。 いやぁ、見どころ満載だったなぁ。 穂高先生との一連の流れは、ホント素晴らしい。 まあ、賛否両論らしいけどw。 言葉という呪い マジョリティーである以上、必ず誰かを傷つける <意外と物分かりのいい人に優しい社会じゃない。割と搾取される。 平気で搾取側の人って絶対本当は分かっているのに 「だって言わなかったじゃん」 とか 「嫌だったの?言ってよ〜」 みたいなこと言うじゃないですか。 言えなくて黙って耐えてに耐えてここなのに> 首がもげ

          #虎に翼#クロ現

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          愛光学園20240923

          愛光学園20240923

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          不在の忠敬さんが主人公かな:映画評「大河への道」

          先日行った「志の輔らくご」で触れられてて、 「見なきゃな」 と思ってたもんで。 同窓会に出た帰りにスマホにDLして見ました。 普通に面白かったです。 千葉県香取市の市役所に勤める1人の男性。 彼は、ひょんなことから郷土の偉人 伊能忠敬の大河ドラマ化プロジェクトを任されることになる。 地図完成前に伊能は亡くなっていたという事実に翻弄されながらも、 彼は大河ドラマの実現を目指して奮闘する。 (Googleより) 伊能忠敬の日本図が完成したのが、彼の死後3年だったのは史実。 そ

          不在の忠敬さんが主人公かな:映画評「大河への道」

          #光る君へ第三十六回

          中宮彰子様の出産。 「紫式部日記」は、この出産の様子を記録するように、道長に言われて書かれたものが核になっていると言う説がありますが、それをそのまま映像化すると言う、なかなか贅沢な回。 出産に際して怨霊が邪魔をしようと登場…と言うのは、葵の上の出産シーンのモデルに史実でもされたんでしょうかね。 そう考えるとなかなか大胆ですな。紫式部。 公任に戯れかかられた藤式部に(嫉妬してw)道長が助けを…ってのはドラマ上の解釈。 倫子さまの退場は書かれてる通りのようですが、動機が違う…っ

          #光る君へ第三十六回

          The Intelligence Age:サム・アルトマンのブログ

          「超知能(スーパーインテリジェンス)」の可能性についてのサム・アルトマンのブログ(「知性の時代」)。 ここまで書くってことはかなりの手応えを感じてるんでしょうね。 僕個人としてはお喋りの相手が出来ればいいくらいなんですけどw。 <GTP4oによる翻訳> 次の数十年間で、私たちは祖父母にとって魔法のように思えたことができるようになるでしょう。この現象は新しいものではありませんが、これからはさらに加速します。人々は時間とともに劇的に能力を向上させてきました。すでに私たちは、先

          The Intelligence Age:サム・アルトマンのブログ

          落としドコロはどうなるのやら:読書録「愚王 勘定侍(八)」

          愚王 勘定侍柳生真剣勝負(八) 著者:上田秀人 出版:小学館文庫 前作で、将軍家光の命を受け、謹慎を自ら解いた柳生左門。 この間では、その暴れっぷりと、柳生十兵衛との対決がメインになります 三代将軍徳川家光から柳生左門に届けられた密書。 その恐るべき中身は、「柳生を滅ぼせ」。父・柳生宗矩の策により、愛する家光から引き剥がされ、江戸から遠い柳生の庄に押し込められていた左門は快哉を叫ぶ。 ようやく公方さまの元に帰れると。歓喜のあまりについに乱心、御家の藩士に牙を剥いた左門は悪

          落としドコロはどうなるのやら:読書録「愚王 勘定侍(八)」

          ビル・ゲイツがたじろぐトコが面白い:ドキュメンタリー「WHAT'S NEXT? ビル・ゲイツと考える未来の展望」

          Netflixオリジナル・ドキュメンタリーシリーズ。 数年前にもゲイツのドキュメンタリーはありましたが、あちらがビル・ゲイツのパーソナリティに焦点を当ててたのに対して、こちらは彼が現在興味を持っている分野についてのドキュメンタリーになってます。 ゲイツ財団の宣伝? まあ、そう言う側面も無きにしも非ずでしょうがw、テーマとして興味深いのを取り上げてるのも確かです。 AIに関しては、ChatGPT4が出た位のタイミングでの収録なんですかね? そこから既にいろいろな機能の向上が

          ビル・ゲイツがたじろぐトコが面白い:ドキュメンタリー「WHAT'S NEXT? ビル・ゲイツと考える未来の展望」

          #虎に翼

          #第25週 #米津玄師スペシャル 密度の高い1週間。 今週もダイジェストじゃなく、放送の方を見ちゃいました。 基本的には「法の独立」の堅持に苦心する桂馬がブルーパージを実行し、尊属殺人の見直しを時期尚早とするのに対し、「弱いもの、見捨てられたもの守る」法の精神を胸にして主張する寅子・よね・航一たちが描かれてるんですが、そこに涼子さまの決意やら、ついには「美佐江」まで… 「もう一週欲しかった」 みたいなことを脚本の吉田さんがどっかで言ってらっしゃいましたが、「確かにな〜」と