鈴麻呂

50代サラリーマン。妻と、19歳の息子、16歳の娘、3歳のマルチーズと一緒に暮らしてま…

鈴麻呂

50代サラリーマン。妻と、19歳の息子、16歳の娘、3歳のマルチーズと一緒に暮らしてます。 大阪府吹田市在住。出身は愛媛(松山)です。

マガジン

記事一覧

いやー、かなりレベル高いです:ドラマ評「寄生獣 ザ・グレイ」

「新感染ファイナル・エクスプレス」のヨン・サンホ監督による「寄生獣」のスピンオフというか、アナザーストーリーというか… 日本に寄生獣が登場している間に、韓国にも…

鈴麻呂
18時間前
1

僕のなかの「こじらせたボク」が呼応するw:yama:the meaning of life TOUR2024

2024.04.17 COOL JAPAN PARK OSAKA WWホール ニューアルバム発表後のyamaのツアー参戦。 22年の10月にzepp osaka baysideに参戦以来ですね。 ツアー中なので、セットリス…

鈴麻呂
1日前
3

いやぁ、そういう見方、確かにな〜:読書録「ミライの源氏物語」

・ミライの源氏物語 著者:山崎ナオコーラ 出版:淡交社 大河ドラマ(光る君へ)の便乗本 …じゃないかな?出版は23年3月だし。 その頃には決まってたから、「狙った」っ…

鈴麻呂
2日前
10

連作短編ミステリーは大好物:読書録「ヒポクラテスの悔恨」

・ヒポクラテスの悔恨 著者:中山七里 出版:祥伝社文庫 法医学者・光崎教授シリーズ第4作。 前作は「パンデミック」をテーマにした長編仕立ての作品でしたが、本作は連作…

鈴麻呂
3日前
5

#光る君へ第十五回
最大の見どころは、「推し」にハマった清少納言。
ファーストサマーウイカ最高w。
一条天皇ー定子の関係は理想的ではあったけれども、彼らのを支える政治基盤(道隆)は盤石ではなかった。
そこを道兼ー道長が突く…。
道綱の母をここまで引っ張るとは思いませんでした。

鈴麻呂
4日前
2
+29

舞洲ネモフィラ祭り20240413

鈴麻呂
5日前
1

あの髪型は劇中じゃさほど気にはなりませんw:映画評「ARGYLLE/アーガイル」

「キングスマン」シリーズのマシュー・ヴォーン監督による新スパイ映画。 劇場公開は見逃して、AppleTV+で観ました。 エリーはスパイ小説シリーズ「アーガイル」の著者。…

鈴麻呂
5日前
5

「乱歩」の世界が楽しめます:読書録「乱歩殺人事件ー「悪霊」ふたたび」

・乱歩殺人事件ー「悪霊」ふたたび 著者:芦辺拓 江戸川乱歩 出版:KADOKAWA(Kindle版) 江戸川乱歩の未完の長編「悪霊」を、パスティーシュものの名手・芦辺拓が完成さ…

鈴麻呂
6日前
6

僕はいったい何を読まされてるんだろう…:読書録「ありえない仕事術 正しい“正義“の使い方」

・ありえない仕事術 正しい“正義”の使い方 著者:上出遼平 出版:徳間書店 ドキュメンタリー「ハイパーハードボイルドグルメリポート」で有名なプロデューサー上出遼平…

鈴麻呂
7日前
7
+6

喜庵20240411

鈴麻呂
7日前
2
+21

造幣局通り抜け20240411

鈴麻呂
7日前
3

原作改変されてるが、ドラマとして良くできています:ドラマ評「三体シーズン1」

あの壮大なドラマをどう実写化するのか? Netflixってことで、期待と不安が相半ば。 …個人的には満足できる内容でした。 いやぁ、シーズン2、早よ。 壮大でありながら、…

鈴麻呂
8日前
4

これは小説なのか、エッセイなのか…:読書録「水 本の小説」

・水 本の小説 著者:北村薫 出版:新潮社 北村薫さんはものすごく好きな小説家なんですけど、あまり電子書籍はお好きじゃないようで、作品のほとんどがリアル本だけでの…

鈴麻呂
9日前
11

文章でコンテンポラリーバレエを描く挑戦:読書録「spring」

・spring 著者:恩田陸 出版:筑摩書房 「蜜蜂と遠雷」でピアノ演奏の高みを文章で描いた作者が、バレエ、しかもコンテンポラリーを中心に描いた意欲作品。 クラシックな…

鈴麻呂
10日前
2

#光る君へ第十四回
兼家、堕つ。
栄華も冷酷も情愛も恨みも一身に受けつつ。
道隆の独裁が始まる…が、父ほどの凄みを出すことができるのか。
そして道長は兼家をどう超えていくのか。
それにしても桔梗(清少納言)の暴走っぷりがお見事でした。

鈴麻呂
11日前
1

笑って、ほっこりして、:春風亭一之輔 第7回春爛漫京都独演会

2024.04.06京都市呉竹文化センター 昼の部にお邪魔しました。 コロナ禍での連続オンライン配信以来のファンの妻と同行。 「丹波橋駅」すぐの呉竹文化センターは住宅街の真…

鈴麻呂
12日前
5
いやー、かなりレベル高いです:ドラマ評「寄生獣 ザ・グレイ」

いやー、かなりレベル高いです:ドラマ評「寄生獣 ザ・グレイ」

「新感染ファイナル・エクスプレス」のヨン・サンホ監督による「寄生獣」のスピンオフというか、アナザーストーリーというか…
日本に寄生獣が登場している間に、韓国にもまた…っ設定ですかね。

それにしても、まあレベルが高い
この監督ですから、アクションシーンの出来が良いのは予想がつくんですけど、人間ドラマとしてもなかなかのものです。

寄生獣に寄生されたクラブの客が惨劇を犯したことで、韓国では寄生獣対策

もっとみる
僕のなかの「こじらせたボク」が呼応するw:yama:the meaning of life TOUR2024

僕のなかの「こじらせたボク」が呼応するw:yama:the meaning of life TOUR2024

2024.04.17 COOL JAPAN PARK OSAKA WWホール

ニューアルバム発表後のyamaのツアー参戦。
22年の10月にzepp osaka baysideに参戦以来ですね。

ツアー中なので、セットリストは自粛。
基本的にはニューアルバムを軸にした構成になってます。
このアルバム、僕はかなり好きなんですよ。

なんだろ〜な〜。
「こじらせちゃったボク」が、40年ぶりに胸の奥

もっとみる
いやぁ、そういう見方、確かにな〜:読書録「ミライの源氏物語」

いやぁ、そういう見方、確かにな〜:読書録「ミライの源氏物語」

・ミライの源氏物語
著者:山崎ナオコーラ
出版:淡交社

大河ドラマ(光る君へ)の便乗本
…じゃないかな?出版は23年3月だし。
その頃には決まってたから、「狙った」って可能性もなきにしも…?
どっちでもいいんですが、僕が大河の「副読本」として読んだのは確かですw。

「千年も前の作品なんだし、そのころ書いた人/読んだ人の考え方や常識は今と違う。それを今の視点から批判するのは無意味」
…ってのは当

もっとみる
連作短編ミステリーは大好物:読書録「ヒポクラテスの悔恨」

連作短編ミステリーは大好物:読書録「ヒポクラテスの悔恨」

・ヒポクラテスの悔恨
著者:中山七里
出版:祥伝社文庫

法医学者・光崎教授シリーズ第4作。
前作は「パンデミック」をテーマにした長編仕立ての作品でしたが、本作は連作短編集。
僕はやっぱり好きなんですよね、ミステリーの連作短編。
堪能させてもらいました。

テレビ番組に出演した光崎教授は
「遺体解剖に必要なのはカネ」
と言い切り、視聴者の反感を買う。
番組HPに
「1人だけ殺す。絶対に自然死にしか

もっとみる

#光る君へ第十五回
最大の見どころは、「推し」にハマった清少納言。
ファーストサマーウイカ最高w。
一条天皇ー定子の関係は理想的ではあったけれども、彼らのを支える政治基盤(道隆)は盤石ではなかった。
そこを道兼ー道長が突く…。
道綱の母をここまで引っ張るとは思いませんでした。

あの髪型は劇中じゃさほど気にはなりませんw:映画評「ARGYLLE/アーガイル」

あの髪型は劇中じゃさほど気にはなりませんw:映画評「ARGYLLE/アーガイル」

「キングスマン」シリーズのマシュー・ヴォーン監督による新スパイ映画。
劇場公開は見逃して、AppleTV+で観ました。

エリーはスパイ小説シリーズ「アーガイル」の著者。
作品の展開に悩み、実家への帰省途中の列車で殺し屋に襲われ、エイダンという本物のスパイに助けられる。
彼女が書く「アーガイル」は現実のスパイ活動を<予言>する内容になっていると言うのだ。
なぜ彼女が書く小説は現実のスパイ活動に繋が

もっとみる
「乱歩」の世界が楽しめます:読書録「乱歩殺人事件ー「悪霊」ふたたび」

「乱歩」の世界が楽しめます:読書録「乱歩殺人事件ー「悪霊」ふたたび」

・乱歩殺人事件ー「悪霊」ふたたび
著者:芦辺拓 江戸川乱歩
出版:KADOKAWA(Kindle版)

江戸川乱歩の未完の長編「悪霊」を、パスティーシュものの名手・芦辺拓が完成させた作品。
「未完の小説」というと、作者が死去して…みたいなケースが多いんでしょうが、「悪霊」は1933年(昭和8年)、乱歩が40歳くらいの時に発表され、中断されたままになった作品です。
明智小五郎ものでは人気絶頂…だけど

もっとみる
僕はいったい何を読まされてるんだろう…:読書録「ありえない仕事術 正しい“正義“の使い方」

僕はいったい何を読まされてるんだろう…:読書録「ありえない仕事術 正しい“正義“の使い方」

・ありえない仕事術 正しい“正義”の使い方
著者:上出遼平
出版:徳間書店

ドキュメンタリー「ハイパーハードボイルドグルメリポート」で有名なプロデューサー上出遼平さんの<仕事術>本。
僕自身は存じ上げてはいたものの、「ハイパーハードボイルドグルメリポート」は見てないし、著作も読んでいないんですが、ネットで評判になってたので(星野源さんも褒めてた)、読んでみました。
「この歳で<仕事術>もねぇ〜」

もっとみる
原作改変されてるが、ドラマとして良くできています:ドラマ評「三体シーズン1」

原作改変されてるが、ドラマとして良くできています:ドラマ評「三体シーズン1」

あの壮大なドラマをどう実写化するのか?
Netflixってことで、期待と不安が相半ば。
…個人的には満足できる内容でした。
いやぁ、シーズン2、早よ。

壮大でありながら、心揺さぶられる原作
…なんですが、結構難しいとこもあって(僕の理解力の問題ですが)、詳細なところはどうも…。
でもザクっとした概要の記憶はあって、それを引っ張り出してくると、3部作はこんな感じです。

第一部:三体が地球を侵略し

もっとみる
これは小説なのか、エッセイなのか…:読書録「水 本の小説」

これは小説なのか、エッセイなのか…:読書録「水 本の小説」

・水 本の小説
著者:北村薫
出版:新潮社

北村薫さんはものすごく好きな小説家なんですけど、あまり電子書籍はお好きじゃないようで、作品のほとんどがリアル本だけでの出版になっています。
なかなか本の整理が大変になってきて、できる限り本は持たないようにとここ数年はしているので、なんとなく北村薫さんの作品は買わなくなってしまっていました。
まぁ、ミステリーについては家族も読むので、引き続き買ってるんで

もっとみる
文章でコンテンポラリーバレエを描く挑戦:読書録「spring」

文章でコンテンポラリーバレエを描く挑戦:読書録「spring」

・spring
著者:恩田陸
出版:筑摩書房

「蜜蜂と遠雷」でピアノ演奏の高みを文章で描いた作者が、バレエ、しかもコンテンポラリーを中心に描いた意欲作品。
クラシックならまだしも、コンテンポラリーの創作バレエを文章でどう表現すれば…ってところを力技で押し切ってる一作ですw。
日曜日の午後、一人(と一匹)で留守番する時間があって、午後いっぱいで読み上げてしまいました。
面白かったです。

構成とし

もっとみる

#光る君へ第十四回
兼家、堕つ。
栄華も冷酷も情愛も恨みも一身に受けつつ。
道隆の独裁が始まる…が、父ほどの凄みを出すことができるのか。
そして道長は兼家をどう超えていくのか。
それにしても桔梗(清少納言)の暴走っぷりがお見事でした。

笑って、ほっこりして、:春風亭一之輔 第7回春爛漫京都独演会

笑って、ほっこりして、:春風亭一之輔 第7回春爛漫京都独演会

2024.04.06京都市呉竹文化センター

昼の部にお邪魔しました。
コロナ禍での連続オンライン配信以来のファンの妻と同行。
「丹波橋駅」すぐの呉竹文化センターは住宅街の真ん中にあって、
「え?ここ?」
って感じでしたが、以前に演ってた会館が改修になってこちらで…と言うことのようです。
600名入れるようなので、結構立派なホールなんですけどね。
(ロケーションのことは枕で一之輔さんもネタにしてま

もっとみる