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「神秘学遊戯団」は1991年スタート。シュタイナーのほか、諸テーマを横断。
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田中泯「時代と添い寝しないカラダ」(現代思想 2013年6月号 特集「フェリックス・ガタリ」)/フェリックス・ガタリ+田中泯『光速と禅炎』
☆mediopos3592(2024.9.19) これまではドゥルーズ=ガタリの ドゥルーズのほうに関心をもってきたが mediopos3585(2024.9.12)でとりあげた 『異界の歩き方』を読んで以来 精神分析家のガタリに注目するようになった そのなかで偶然のように 現代思想 2013年6月号の 特集「フェリックス・ガタリ」に掲載されている ガタリについての田中泯へのインタビューを見つけた (2013年4月19日、中野風月堂で収録) すでに40年ほどまえのこと
バーツラフ・シュミル『SIZE(サイズ) 世界の真実は「大きさ」でわかる』/『老子道徳経』/本川達雄『ゾウの時間ネズミの時間 サイズの生物学』
☆mediopos3591(2024.9.18) 日常生活において サイズは重要な意味をもっている 服のサイズや道具や機械のサイズなど 意識的に選択されているサイズもあれば 実際に使ってみて あるいはその場所に行ってはじめて そのサイズが半ば無意識に予想していたものと 異なっていることに気づくサイズもある 「好むと好まざるとにかかわらず、 私たちは細かくサイズが定められた空間を動きまわっている」 バーツラフ・シュミル 『SIZE(サイズ) 世界の真実は「大きさ」でわか
武田砂鉄「誰もわかってくれない—なぜ書くのか 第8回ハウ・ツー」/保坂和志「鉄の胡蝶は歳月は夢は記憶に彫るか 連載小説74」 (群像2024年10月号)
☆mediopos3590(2024.9.17) 「群像」で連載されている 武田砂鉄「誰もわかってくれない」 保坂和志「鉄の胡蝶は歳月は夢は記憶に彫るか」 その二〇二四年一〇月号の記事をガイドに (二つの記事は直接関係してはいないが) 「書く」ことと「考える」こと そしてその背景にたしかにあるにもかかわらず 見えなくさせられている いってみれば半ば無意識なまでに働いている 「自動化」あるいは「洗脳」ともいえる機構について まず武田砂鉄「誰もわかってくれない——なぜ書くの