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ステキノート

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noteに溢れる沢山の素敵。 その中に埋もれてしまわないように。 何度でも読み返せるように。 他の方の記事をまとめています。
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#小説

つながる読書:『名場面でわかる 刺さる小説の技術』

つながる読書:『名場面でわかる 刺さる小説の技術』

つながる読書、第2回。
第1回からだいぶ間が空いてしまいましたが、まだやります。
今回の本は、前回の『夜は短し歩けよ乙女』から京都つながりで、京大出身の三宅香帆さんの本をチョイスしました。

前回はこちら↓

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いつか書いてみたいもの。それが小説。
読むのは好きだけれど、書くのはなかなか手を出せていない。それには理由がある。

実は、小学生の

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「こんなにたくさん本があるのに自分が書く意味ある?」と思ってしまったら

「こんなにたくさん本があるのに自分が書く意味ある?」と思ってしまったら

本屋に行くと無数に本があるので、げんなりしていたことがあります。

「こんなにたくさんの本があるのに、自分が書く意味ってあるんだろうか?」
「私の本なんていらないんじゃない?」

作家志望者だったころは、よくそんな風に考えて落ち込んでいたものです。

今回は、そんな風に思ってしまった人向けのちょっとした考え方のご紹介です。

悩み始める時期誰しも、小説を書き始めたころは意欲に満ちあふれています。

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古代史ファン必読! 実力派作家・周防柳による新連載「小説で読み解く古代史」第1回

古代史ファン必読! 実力派作家・周防柳による新連載「小説で読み解く古代史」第1回

「邪馬台国はどこか?」に代表されるように、日本の古代史はいまだ解明されない謎ばかり。そのため、吉川英治や松本清張をはじめ、たくさんの作家がインスピレーションを掻き立てられては物語を書き、あるいは持論を展開してきた。本連載では、日本史を舞台にした作品を多く手掛ける著者が、明治・大正・昭和の文豪から平成・令和の小説家まで、彼らが描いた「歴史的なあの場面」に焦点をあて、諸説を紹介しながら、自身もその事

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これから書き手をめざす人へのメッセージ(小説家・藤野可織)―文芸領域リレーエッセイ①

これから書き手をめざす人へのメッセージ(小説家・藤野可織)―文芸領域リレーエッセイ①

2023年度に新設する文芸領域への入学を検討する「作家志望者」「制作志望者」へのエールとして、作家、編集者、評論家の方がリレーエッセイとしてお届けします。

今回は文芸領域の教員で小説家の藤野可織さんのエッセイをご紹介します。

藤野 可織(ふじの・かおり)

京都市生まれ。同志社大学大学院修士課程修了。2006年「いやしい鳥」(『いやしい鳥』河出文庫)で第103回文學界新人賞を受賞し、作家デビュ

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【アーカイブ公開中】〈#ミステリー小説が好き〉ベストレビュアーは…! 結果発表会

【アーカイブ公開中】〈#ミステリー小説が好き〉ベストレビュアーは…! 結果発表会

 2022年4月から5月にかけて実施致しました note×「WEB別冊文藝春秋」のコラボレーションお題企画「#ミステリー小説が好き」。
 実に500件を超える投稿を拝見し、編集部一同、大盛り上がりでした! 

★結果発表★ 拝読した感想を、7/1(金)20:00よりYouTubeライブでご報告。心惹かれた点を話し出したら止まらなくなってしまったわれわれ……

※アーカイブがご覧になれます

 この

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酔っ払ってBOOKOFFで本を爆買いしてみた

酔っ払ってBOOKOFFで本を爆買いしてみた

わたしは本と酒が大好きだ。

この2つは凄く相性がいい。

「ハイボール」と「からあげ」くらい相性がいい。

ここに音楽を付け足したら最強だ。

お酒の種類は何でもいい。

カラフルなカクテルでも、お洒落とは無縁のアルコール度15紙パックの「鬼ころし」でもいい。

とにかく酔えればいいのだ。

最近は、たった2時間半の映画を観れなくなった。

昔は週末になればTSUTAYAに駈け込み新作の映画を借

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はじめまして!「日刊アカネ」へようこそ!

はじめまして!「日刊アカネ」へようこそ!

こんにちは、高塚アカネ(たかつかあかね 旧名称:ヒトヒラアカネ)と申します。

2020年6月29日より、本noteをはじめました。

紆余曲折あり、現在「暮らしにまじめなミニマリスト」をかかげ、40代を目前にして終活なども意識し始めた、老成した中年です(笑)。

このnoteで、40代を楽しく暮らすべく掲げた「暮らし」「お金」「美活」「筋トレ(運動)」を中心にエッセイを展開する・「日刊アカネ」を

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【ひっそり募集】もしよかったらショートショート書いてくれませんか。

どうも。noteにショートショートの投稿を始めて1ヶ月半が過ぎました、たいらです。

いきなりですが、ちょっと思いついた企画っぽいこと提案してもいいですか。

ショートショートの、最初の一文と最後の一文だけ決まっていて、残りを自由に書くという形式があったら面白いんじゃないか?

というわけで、ショートショートをひっそり募集します。

……既出の企画かもしれません。

でもちょっとやってみたいんです

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『小説家になろう』でいくら頑張ってもウェブライターが利益を得られない3つの理由

『小説家になろう』でいくら頑張ってもウェブライターが利益を得られない3つの理由

 書籍化、同人、電子書籍化など色々な方法がありますが、ウェブで小説を書いたことがある方なら、自分の作品が世に出回る光景を夢想したことが、多かれ少なかれあるのではないでしょうか。

 たしかに、小説やシナリオで食べていくことは難しいかもしれません。
 しかし、いくらかでも利益が得られるなら、もっと創作を楽しく有意義なものにできるはずです。

 そして、ITの発達で現代ではそのハードルは下がっているは

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【#爪毛の挑戦状】理由があって書けなかったタイトル【書いてみて】

【#爪毛の挑戦状】理由があって書けなかったタイトル【書いてみて】

ショートショートのタイトルを作成したはいいものの、いいお話が浮かばなかったので皆さんにシェアして代わりに書いてもらおうという企画。つまり、「タイトルだけ決まっているお話を書いてください」ってことです。

基本的には『ショートショートnote』を利用したお題ですが、オリジナルもありますのでご了承ください。期限や制約など設けていませんのでご自由に使っていただけたらと思います。

【追記】
リンク先が違

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『特別な時を届ける定期便』 ものがたり珈琲

『特別な時を届ける定期便』 ものがたり珈琲

寝不足のまま慌てて家を出て職場に向かい、仕事に追われて夜になる。
少しの時間だけでもぼーっとしていたいのに、あれもしなきゃこれもしなきゃと、やるべきことが頭を支配する。

どうしていつもこんなに時間に追われているんだろう。
どうして自分が本当にやりたいことから目を背けてしまうのだろう。

そんな、急かされるように日々を過ごしてしまっていることに、もどかしさを感じている人は多いのではないだろうか。

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小説新人賞の攻略法〜総合ガイド〜

小説新人賞の攻略法〜総合ガイド〜

崖っぷち作家のニジマルカです。

「新人賞の攻略法」25回目。

今回は最終回「総合ガイド」です。

セクションごとに「まとめ」を紹介してあります。

読んで興味が出たら、「まとめ」内にあるリンクから、個別のnoteを見てみてください。

新人賞に出してみようかなと思っているならまずは「基礎知識まとめ」で新人賞の概要をつかんでみてください。

世の中にはかなりの数の新人賞があります。

自分に合っ

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Nola4歳の誕生日を迎えてのご報告

Nola4歳の誕生日を迎えてのご報告

いつもNolaをご利用くださりありがとうございます。
もともと仕事が休みの日に個人開発をしながら運営を行なっていたNolaではありますが、作家の皆さまのご意見やアイデアなどもいただきながら日々開発を進め、ついに本日6月17日に4回目の誕生日を迎えることができました。
ここまで開発や運営を続けられたのは、日頃よりNolaをご利用くださり、温かくお声がけくださる皆さまのおかげかと思っております。
改め

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結論、雨の日は読書デートが最高という話。

結論、雨の日は読書デートが最高という話。

読書デートってなんぞや読書デートとは、究極に自由なデートです。
つまり、相手を選ぶのも、本を選ぶのも、場所を選ぶのも、あなたの自由。
あなたが心の底から癒されるデートです。

雨ばかりの鬱々した時期にぜひおすすめしたい「読書デート」
一度ハマったら抜け出せないかも…しれません。

読書デートのやり方3ステップ
〜SREP1:相手を選ぶ〜

大好きなパートナー。
気の置けない友人。
大切な家族。

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