雑談meetsシネマ〈20:時計じかけ〉

SF映画を観ながら謎を解く、映画雑学フィクション劇場。第20回を迎え、第一部完結です! ラストの映画は何か。そして、ストーリーの行方は…。 今日の映画は何ですか? ショウコ 兄にデボチカがいたなんて。ガリバーをトルチョックされた気分です。 クマ 俺らドルーグだぞ。 カントク ぼ、僕も…

食慾 第4話

女……明良(アキラ)の家は、電車を10分乗った先の街だった。 「うーんまぁまぁ広いんですね良かった。狭すぎるのも困りますからね」 と湯浅はどかっとソファに座った。 「そういえばあなたは食事どうするんですか?」 と明良が湯浅に尋ねた。 「あー、ちゃんと血を持ってきたので、ご飯に関してはお…

【No.8】水の声 水泳部員をぶっち抜く帰宅部員の奇跡の物語

別世界 大会前々日。 その日はプールの水を新しくする為に練習はなしだったらしい。 だが俺は、老人プールで練習をしていた。 いつも以上に疲れて、帰る時だった。 いつも通る道沿いに高級そうな服屋があった。 会津のド田舎には似合わない、それはそれは高価なつくりの服屋だった。 その窓ガラス越…

ふたつの眠りに、ふたりの愛に。/短編

先日、妹は永遠の眠りについた。 僕を含め家族もみな 気が付いてはいた。 もうきっと長くはないのだろうと。 すでに何かを悟った妹は、 襲いかかるその黒き影を必死に隠し 病室では天使のような笑顔で振る舞っていた。 しかし、 それは突然訪れた。 いつかある日 そうなってしまっても 僕が受け入…

ランドマーク(72)

「海良ってさ、暗いよね」  中学の時に仲がよかった友達の言葉。たしか帰りの通学路。わたしはクラスの中で目立つ方だった。成績はいいし、まあ人当たりも悪くなかった。ときどき口を滑らせて他人を傷つけてしまうことはあったけど、それはたまの癇癪みたいなものだった。今からしてみれば、もっと上…

ペンギンに花束を 第1章 1話

第1章 1話  私は昔から子どもを産み育てることに憧れがあった。だから一度は結婚したいと思っていた。たとえその後別れることになりシングルマザーになったとしても。そんな私が旦那と出会ったのは友人の紹介だった。その友人は月下かおりという名前で、私が子どもを産み育てることが憧れだと言うと…

自称・仁のこれから について

「22歳男」を書き終えて次はどうしようかと思う今日この頃。 そう考えていると、あの22歳男が音声配信アプリでラジオするって言い出した。「素人による素人のための素人・仁のラジオ」っていう番組名らしい。面白いかどうかは想像できるけど、彼も彼なりに面白くなるように努力はすると思うのでぜひ聴…

一つ一つ、解く呪い

Twitterを見ていると、いろんなことを考えさせられる。 いわゆる、裏垢と呼ばれるような、匿名性を果てしなく駆使したアカウントに顕著だが、年齢を書いて、肌をさらしている投稿もたくさん見る。驚くような性的な投稿をしている人も見るし、そういった類の業者は、排除しようとしても、ドンドンわい…

サイエンス・フィクションを模倣した、セオロジカル・フィクションって、こんな感じ?

いよいよ明日、アメリカ国防総省が「UFO 報告書」を米議会に提出する。 内容がすでにリークされていて、UFO(報告書では未確認航空現象 UAP)は「ロシアや中国のものではない」「米軍の技術の1000年先を行く」みたいなことが書かれているらしい。 1000年先の技術って、どんな理論や法則で作られた…

セレンディピティの感情

女に疎いゾーロンセではない。逆であり、知った上で抱きしめてやって問題はない。他の男どもはそうして浅はかな彼女の上辺に酔った優男のふりをして下心をたぎらせるのが常であり、またセレンディピティもそうしたひっくるめた男の中に宿るどろっとした不透明な感情までも彼女自身が求めて浸かる快楽の…