【奈良紀行③】 天皇陵といえども、人様のお墓なり

奈良に上がる日輪は東京で望むものとは少し異なる気がします。太陽が限りなく近いような、かといって決して手の届かない遠くにあるような。東京では気にも留めない太陽系の主を、この奈良という場所では強く意識してしまいます。

2000年前も同じ輝きが降り注いでいたと思うと、踏み締める大地の草花でさえ愛しく感じてきました。

今までは畝傍山を目印として、神武天皇陵、綏靖天皇陵、そして安寧天皇陵を巡ってきました

もっとみる

(190)音韻からも「アヘ」説に一票

退陣を発表した安倍晋三首相(8月28日:TBS「Nスタ」から)

 筑紫磐井の王統=倭國王家の姓が「アヘ」または「アベ」だったのではないか、という傍証は、福岡県福津市、安曇一族の墳墓がある奴山の南約1kmにある宮地嶽神社の所伝です。

 同社のホームページによると、祭神は息長足比売命、勝村大神、勝頼大神の3柱となっていて、勝村と勝頼は磐井の跡を継いだ葛子の息子(磐井の孫)だというのです。

 宮地

もっとみる
ありがとうございます。今後ともよろしくお願いします。
3

新原奴山30号墳 現地説明会

【活動報告】

午後の部、滑り込みで行ってきました。
コダイのブカツメンバーに伝えられるように、古墳の築造方法についてがっつり学んだ!と思っていたけれど、まとめてみると頭の中抜け抜けだということに気づきました…

しかし、現地でばったり石人先生にお逢いしたので一人で見学するよりも100倍知識が入っているはず!!!調べ直しながら古代press記事を完成させます。

もっとみる
わっしょいわっしょい!はにわっしょい!
4

Googleは古墳の入り口を教えてくれない。

「朝8時にみんなで家を出て、各々勝手に走りましょう」
調子に乗ったイベントを立ててしまった。朝8時なんて、我が家のロボット掃除機が起きるよりも早い時間だ。
言い出しっぺであることと、部長を名乗っている責任感から、何とか起床して、Zoomに集った今日走るメンバーに挨拶をする。全国的に雨模様で、すでに走り出して外の景色を映している人もいれば、チャットだけで参加する人もいれば、映像も音声もオフで全く応答

もっとみる

【奈良紀行②】 天皇陵は歴史のスクランブル交差点なのかもしれない

奈良県橿原市の周辺は日本初の本格的な「古都」とも言えるかもしれません。初代天皇とされる神武天皇はこの地に宮居を築き、即位を果たしました。神話及び古代の天皇は「穢れ」の観念などから一代ごとに宮居を新築していきますが、その第一号がこの場所にあたるとされているのです。

大和三山の一つに数えられている畝傍山の周辺には数々の古墳が存在しています。ここで一つ確認事項。「天皇陵」と「古墳」とは必ずしもその定義

もっとみる

【奈良紀行①】 創出された神武天皇陵と誕生の周辺について

大和盆地には目に見て分かるほどの三つの山がそれぞれ島のようにして存在しています。すなわちこれが名に負う「大和三山」でしょう。名古屋駅から乗り継いできた近鉄線も、畝傍御陵前駅で降りれば、神武天皇陵は目と鼻の先です。

この地の雰囲気はどこか「古」を感じざるを得ません。京都のような人混みもなければ目立つような寺院もない。ただ荒寥とした風景がどこまでも続き、そのかしこには車の列が続いていました。今、私は

もっとみる

古(いにしえ)の遺跡と部活のルーティン

走る人となってから走ってみようと思っていたルートがある。
中学の公式マラソンコース。
田圃の中にポツンとある黒いこんもりとした山。学校からこの山を回って田圃用の農道を通って学校へ戻るとちょうど3キロ。
体育系の部活は例外なくこのコース。放課後ともなれば色んなユニホームの生徒たちがぐるぐる回っていた。
体操部だった私たちも毎日ではないが月イチくらいで走っていた。
当然みんなダラダラしてた。
山の裏側

もっとみる
((✧σ‪ωσ)ありがとうございます
17

古代沼のつくりかた【1】

口を開けば古墳、石室、埴輪。古代のことばかり。
ついにオットから言われた言葉は…
「また古代ッッ!!!」

えええー。
大学で歴史を学んだオットに言われる言葉じゃないやろ。
ちなみに、私は国文科だし、大阪に住んでいるころは古墳の横を素通りしていました。今思うと大変勿体ないことをした。

好きになるタイミングは人それぞれで、沼に入り込むのも出て行くのも自由なのに、一緒にたのしく沼に入ってくれる仲間が

もっとみる
石人のようにロックだね!
5

『集めてまわろう「御陵印」』を持って、古墳めぐりの旅へ出よう!

2020年9月10日に、小学館から『集めてまわろう御陵印 ~百舌鳥・古市古墳群めぐりや京都旅行の記念に!~』が発売されました!!

\ご購入はこちらから!全国の書店さんでもご購入いただけます!/

『御陵印(ごりょういん)』とは?

歴代の天皇の御陵(お墓)の参拝記念に頂く96個の印です! 印は、大阪府・京都府(2か所)・奈良県・東京都にある計5か所の陵墓監区事務所に置かれています。参拝者が自分で

もっとみる